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カツレツとか西洋にもフライ料理はありますが、エビフライとか牡蠣フライとかイカフライとか何故ないのでしょうか(なぜ日本だけで食べられているのでしょうか)。

A 回答 (7件)

〇〇カツ及び「パン粉をつけて揚げる」フライが日本料理だからではないでしょうか。


いわゆる「知らんけど。」の精神で回答しますが…。

トンカツや〇〇カツ、フライものは全部洋食ですよね。
洋食は日本料理の一種です。
まだ本場の食材が十二分に手に入らない時代に、あるいは本場の料理がよく知られていないうちに、日本で主に欧州の料理を模倣したため日本独自の発展を遂げたジャンルです。
だから海外では見られません。

英語でいうdeep fryは世界のあちこちにありますが、パン粉をつけて揚げるフライは非常に珍しいように思います。パンが身近な国は全世界ではないですしね。

カツの起源になったと言われる料理があるフランス、ドイツ、オーストリア、イタリア北部ぐらいではないでしょうか。
仰るトンカツはフランスのコートレットが起源と言われます。
ドイツやオーストリアのシュニッツェルが起源という説があるのは、フランスのコートレットがもう廃れており、フランスでは珍しい料理になってしまっているからだと思います。
あとはイタリアのミラノにも似たような料理があります。この3つの地域は非常に近いため、一つの料理がそれぞれに広まったのでしょうね。
いずれも「子牛肉の薄切りにパン粉をつけてフライパンで揚げ焼きする」というものです。だからdeep fryとはちょっと違う料理でもあります。

これらの地域に共通するのは肉の消費が主な地域だという点です。
ドイツやオーストリアは説明が不要ですよね。
イタリアは、日本人には海鮮が豊富なイメージがありますが、実際にはミラノが位置する北部は海鮮より肉の消費のほうがはるかに盛んです。
だから海産物を使った展開がなかった。

一方、江戸時代後期から明治にコートレットが入ってきた日本では、海産物の利用が盛んだったためにそのうちカツレツから身近ないろんな食材にパン粉をつけた〇〇カツの展開を始めました。
新しいものだったから変化させることに抵抗がなかったとも言えるでしょう。

伝統的な食事でも大転換が訪れることはあります。
たとえば日本人にとって寿司といえば、現代では生の魚介を酢飯に載せた握りずしでしょう。でも100年前の日本人の大半が寿司と言われたら、間違いなく現代人とは違うものを想像したはずです。冷蔵庫がない時代に生の魚を乗せた寿司をたべた人は極めて稀です。

しかし、伝統的な食事だとイメージが固定もされていて、商業上の動機があってもなかなか変わったものは作り出せません。
日本人がカリフォルニアロールを生み出さなかったのはそのためだとは思いませんか。いまでも日本で「巻きずしの天ぷらやフライ」は見ませんよね。海外にはありますが。

これと同じことが、ドイツのシュニッツェルやミラノのコトレッタ・アッラ・ミラネーゼにもあったのではないでしょうか。伝統的にこうと決まっていたから変えなかった。
しかもこれらの地域は「商業上の動機」が乏しいです。こういうものと決まっていたら、なかなか変えたがりません。客のほうが保守的なので新しいものがなかなか定着しないんですよ。
ドイツはジャガイモ、イタリアと言えばトマト、そういうイメージがありますが、それぞれ頑強な抵抗に遭い、定着するには1、200年かそこいらはかかった食材でもあります。

美味しい物を追及していろんな食材をアレンジしてみる、というのは、宗教的な禁忌に触れないとか、食文化が破壊されている国だとか、そういう条件が揃っているときに限ります。
そのうえでその地域にない珍しい食材を使える国というのはさらに数少ないです。
日本は明治時代に宗教上の禁忌を捨て、1世紀に渡る和食から洋食への転換と都市部の発展に伴い食文化の継承が途切れ、さらに経済的に豊かになったので日本各地の食材を大都市に集めて消費しだした。
こういう条件は他の国にはなかなか見られません。

最近では日本風のパン粉をつけて揚げるカツが海外でも見られるようになりました。
(そのうちの一つが上で書いた日本の何かをとりあえずフライにするものです。巻きずしのフライもその一つ。海外だと"日本料理店"で「海老の天ぷら」を頼んでもエビフライが出てくることがありますよ。彼らにとってはパン粉をつけた揚げ物はオリエンタルでエキゾチックなもののようです。)
牡蠣自体は北半球の多くの国で好まれていますから、そのうち「カキフライ」も広まるかもしれません。
今でも「deep fry oysters」で検索してみるといろいろ出てきます。
ただ、「エビフライとか牡蠣フライとかイカフライ」などで検索するとその検索結果の多くに「Japanese」の文字があるのもおわかりになると思います。

〇〇フライは日本の料理なんですよ。
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この回答へのお礼

大変よくわかりました。有難うございます。

お礼日時:2022/09/13 20:14

西洋とか東洋とか、いろいろな料理が日本に入ったからです。



アメリカならフライドポテトとか、フライドチキンとか。

エビフライは日本の煉瓦亭が作った料理です。

フライドポテトは、ベルギーかフランスが発祥と言われています。
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この回答へのお礼

有難うございます

お礼日時:2022/09/13 20:12

フライって言ったら、アジフライとか、魚が定番です。



フライドポテトも定番です。
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この回答へのお礼

魚なんですね

お礼日時:2022/09/13 20:12

フライではなく,から揚げ(フライしてある)ですが,ギリシャ料理のカラマリというのはイカのから揚げです。

地中海周辺は生ガキも食べるなど,海産物の料理は多彩なんじゃなかったでしょうか? 探せばあるのでは?
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この回答へのお礼

有難うございます

お礼日時:2022/09/13 12:08

今はいっしょくたく

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まず、フライは日本発祥だったりします。

海外だと名称はフライでないものの似たような調理方法はあったりもしますが、西洋では宗教上エビやイカが食べられないってこともあり食の文化があまり盛んに行われなかったんでしょうね。
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この回答へのお礼

そうなんですね。有難うございます。

お礼日時:2022/09/13 12:08

欧米の国々は食に保守的な国が多く、そもそも日本のように食のバリエーションの幅広くないです。



揚げ物も日本には膨大な種類や食材がありますが、例えばイギリスであれば有名なフィッシュ&チップス…タラとジャガイモくらいですし(海洋国なのになんであんなに食べる魚介の種類少ないのか謎)、それ以外の国でもケンタッキーが広めたフライドチキンと、フライドポテトに、オニオンフライくらいしかありません。カツレツもルーツはともかく、欧米で日常的に食べられてる国はそう多くはないと思いますよ。

あ、でも「イカリングは知ってるよー」って国は結構聞きましたよ。どっかのファストフードチェーンにあるメニューなんじゃないかと思います。欧米は、ファストフード依存が強い国も非常に多いです。(そういう国はたぶん美味しい物があんまり無いんだと思う。)
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この回答へのお礼

有難うございます

お礼日時:2022/09/13 12:08

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