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15世紀半ばにドイツで活版印刷術を発明した人物はだれですか。

A 回答 (2件)

グーテンベルクと云われている。


しかし、この問題はすべてをグーテンベルクひとりが発明したのではなく、実は、活版印刷を実用化した一番の貢献者は誰かという問題なので、当時の記録が乏しいこともあってそう簡単な話ではない。

世界最古の活版印刷の記録は、中国の11世紀宋の時代の「畢昇」で、その技術を使った現存する世界最古の印刷物が12世紀に印刷された『観無量寿経』。
その後中国では14世紀元の時代に「王禎」が3万字の活字と回転活字台を作り、活版印刷を行っている。

ただし、これらの活字はモルタルや木を素材としており、耐久性に問題があった。それと中国のような漢字文化圏は文字数が非常に多いので、当時の活版印刷はコスパが悪く、昔からある木版印刷にとって代わることはなかった。
14世紀には高麗で金属製の活字を使った印刷が行われたらしいが、単発で終わったようだ。

そして15世紀のドイツで金属製の活字製造技術が完成し、それに合わせて印刷機と印刷用の油性インクが開発されることで、一気に大量印刷が実用化された。
何といっても欧州ではアルファベット26文字しかないので、耐久力のある金属製活字の製作が漢字文化圏よりかなり簡単だった点が非常に大きい。

以上のように、一言でドイツで発明された活版印刷技術と云っても、主なものでも活字・印刷機・インクなどの開発と製造など、多くの技術が組み合わさっているなど関係者が多いうえ、記録も乏しいので、実際には誰がどのような貢献をしたのかという点を明確にすることが出来なかった。
一番重要なのは、印刷に関する個々の技術を組み合わせて、それらの改良を通じて最適化したのは誰かという点になるが、その最有力候補がグーテンベルグとされている。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2023/01/23 19:09

ヨハネス・グーテンベルク

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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2023/01/23 19:09

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