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「若干」は「少ない」という意味だとずっと思っていました。ところが「そこばく」とフリガナがされて、意味的に「多い」と読み取るしかない文に出会いました。漢和辞典で調べたところ、「若干は不定数を示すことば」と書いてあるのですが、「若」と「干」で成り立っている語が不定数を表すことになる理由を教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

古文に於いては、



「若干」を、「幾多」(そこばく)とか「許多」(そこばく)とも書いたようです。

現代は、若干は通常の使いから「少ない」の意味ですが
古文では、この三つは同じように使われていたようですよ。


まぎらわしいですよね、現在では。
漢和辞典などは、その漢字の持つ、本来の事とか
元は・・と言う事までが詳しく解説されているので

現代に於いては
混乱する。

尚、若と干で、成立しているのは、

「干」を、「十」と「一」に分解し、「一の若く(ごとく)、十の若し」としたからだそうです。

つまり、「一のようであり、十のようでもある」という意味になることから、はっきりしないが、あまり多くない数を表すようになった。

私も、調べて
勉強になりましたm(_ _)m
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>意味的に「多い」と読み取るしかない文に出会いました。


それをそのままそっくりここに提示すれば?。
例 このタンクに入れるには若干こぼれるかもしれない。
タンクに入れるには多すぎる、ということですね。
でも、こぼれる量の修飾語なので、こぼれる量が多いわけではありません。
文の理解能力の問題が先にある可能性が想像されます
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「干」を分解して、「一」と「十」に分け、一の若(ごと)く、十の若(ごと)しの意から、数量ははっきりしないが、さほど多くない、少しばかりの意を表す。

<以下略>
山口佳紀『新語源辞典』(講談社、2008年)


「若干」「ちょっと」「わずかに」「少し」「多少」…
ほぼ同じ意味ですね。

単独の値として、「若干名募集=あまり多くない(少ない)が特定はしない」などと言います。

また、何かの基準になる値と対比して「若干少ない/若干多い」=「ちょっと少ない/ちょっと多い」などと言うのはふつうです。

「少し少ない/少し多い」「多少少ない/多少多い」と言うのは、言葉としてちょっとややこしい。
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若干に少ない、多いという意味はありません、そういうイメージを持つことはありません。


基準と比較して、完全に一致はしないが、大勢に影響がない、やむをえない当然の増減、等で誤差範囲として容認可能な、相違を表します。
若くて、ピチピチの個体も干からびると、まったく同じ個体であるにも関わらずどうなる。
状況にもよりますがクレームの対象になりません。
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若干は少しと言う意味でしょう。


若干少ないもあるし、若干多いもあります。

平均の温度では20度ですが、今日は若干寒く19度です。
平均の温度では20度ですが、今日は若干暑く21度です。

環境省でも、---------
https://www.wbgt.env.go.jp › wbgt_data
ここに掲載されている暑さ指数(WBGT)の予測値と現在の暑さ指数の推計値( ... また、住宅やオフィス街等立地条件によっても値は若干異なると考えられます
---------
ここでも、若干は少し下だけでなく、少し上回るかもという意味です。

若干の語源は 若干 語源グーグル検索ですぐ出ます。
若干は、「干」の字を「十」と「一」に分解し、「一の若く(ごとく)、十の若し」とした語。 つまり、「一のようであり、十のようでもある」という意味になることから、はっきりしないが、あまり多くない数を表すようになった。
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若干は、「干」の字を「十」と「一」に分解し、「一の若く(ごとく)、十の若し」とした語。

つまり、「一のようであり、十のようでもある」という意味になることから、はっきりしないが、あまり多くない数を表すようになった。……とさ!
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若干を数は不明だけど沢山の量(その人の主観)で、という場合には若干(そこばく)という意味で使う。


若干を数は不明だけど少ない(その人の主観)で使う場合には若干(じゃっかん)という意味で使う。
干は一と十が合わさった言葉で数が不明瞭な意味も持つ

主観が多い話になるけど主観で正確な数は分からないけど多いなと思ったらそこばくと呼んで主観で正確な数は分からないけど少ないなと思ったらじゃっかんで使えばよい
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a little という英語も「少しの」ということですが、quite a little と言えば "a fairly large amount of" つまり「かなりたくさんの」という意味になります。

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「若干」は、やはり元々は「少ない」という意味であるはずなんですが、日本でも諸外国でも、「少し」とか「少しばかり」と言えば「けっこうな数や量の」という意味で使われることがあるのだろうと思います。



「少しばかり飲もうか」と言いながらも、けっこうたくさん酒を飲んだり、「少しばかり金を用意している」と言えば、それなりの多額のお金を持っていたりします。「少しばかり本を読んできたからね」と言えば、けっこうたくさんの本を読んでいたりします。

英語でも a few と言えば、本来は「少しの」ということですが、quite a few と言えば many というような意味になります。

人間の使う言葉においては understatement つまり「実際よりも少なめに(低めに)ものを表現すること」がときどき行われます。
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「そこばく」も「いくらか」なので多いではないですよ。

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