金属元素について質問です。 塩基性酸化物の方が酸性酸化物より多い理由を 教えてください。

金属元素について質問です。
塩基性酸化物の方が酸性酸化物より多い理由を
教えてください。

No.1 回答者： kantansi 回答日時： 2023/05/08 11:09

金属元素が形成する塩基性酸化物と酸性酸化物は、その性質が化学元素の周期表上の位置によって異なります。

塩基性酸化物は、周期表の左側に位置する金属元素が形成する酸化物で、水と反応すると水酸化物を生成します。水酸化物は弱塩基であり、水溶液中でアルカリ性を示します。このため、塩基性酸化物は、水に溶かしてアルカリ性の溶液を生成します。

一方、酸性酸化物は、周期表の右側に位置する金属元素が形成する酸化物で、水と反応すると酸を生成します。このため、酸性酸化物は、水に溶かして酸性の溶液を生成します。

塩基性酸化物の方が酸性酸化物より多い理由は、周期表の左側に位置する金属元素が、周期表の右側に位置する金属元素よりも電気陰性度が低く、酸化状態も低いためです。そのため、塩基性酸化物は、水と反応して水酸化物を生成しやすく、アルカリ性の溶液を生成する傾向があると言えます。一方、酸性酸化物は、水と反応して酸を生成しやすく、酸性の溶液を生成する傾向があると言えます。