誕生日にもらった意外なもの

最近ニュースでよく中国の反日デモの様子を目にします。詳しくはないのですが、過去の戦争の実態について日本と中国の歴史教科書の内容が違い過ぎること(お互いに都合良く書かれている)などが背景にあるようです。そこで質問なんですが、こういった内容の相違は例えば日本とアメリカの教科書でもあったりするんでしょうか?だいたい、戦争で負けたから被害者ってのも納得できません。喧嘩両成敗じゃないんですか?

A 回答 (8件)

どこの国でも、教育は政府がコントロールしています。


その教育の中で、例えば「科学」の分野は、世界共通知識と言えますので、基本は国による考え方の違いは出にくいでしょう。

しかし、「歴史観」「宗教」「道徳」「思想」といった、定量的に量れない分野は、例え事実が共通であっても、そのことに対する解釈は千差万別であり、極論すれば「如何様にも解釈できる」とさえいえるでしょう。

そこに、国策が入り込む余地があるわけですね。

アメリカでも、原爆投下については日本とは全く異なる解釈(早期に戦争を終わらせ、被害を少なく食い止められた)がされていますね。

ですから、学校で教えられることが、世界共通の考え方とはいえないし、後世になって否定されることかもしれないということで、「盲目的に信ずる」ことに常に疑いを持ち、自分で考えてみるという姿勢が大切でしょう。

尚、「戦争の勝敗」と、「喧嘩両成敗」とは、根本的に異なる点があります。

「喧嘩両成敗」というのは、成敗する人(例えば、子供の喧嘩での親、市民の喧嘩での警察など)がいてこそ、成り立ちます。
「戦争」は、ジャッジする立場の人がいませんので、勝者が勝者の都合で裁くわけです。
国連がある、といっても、現在でさえアメリカの言うことに実力で反対などできていませんしね。

だから、「戦争」は、始めてしまったら「正義」もなにもありません。始めないように努力することが、解決の全てですよ。
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NO,6の方が書かれておられるように、人それぞれ認識の相違点があっても当然のことだと思います。

日常生活でも、例えばAさんという人がいて、自分はAさんのことをいい人だと思っていても、別の人から見てみれば感じの悪い人だという印象を持つ場合もあります。
国や立場が違えば、そういった考えや意識、印象の相違は大きいものになりますよね。

ですが自己防衛といいますか、自分可愛さといいますか、どこの国でも、戦争をして自国が悪かった、と明記されている教科書などまずないでしょう。
しかし相手側からすれば、やはりこちらが悪いとされています。
そういった認識、意識の統一化は以前ナチスでも行われていましたが、恐ろしいことですね。戦時中の日本でも同じことです。「鬼畜米兵」など、言わば洗脳して同じ考えしか持たせないのですから。
ですので、教科書で書かれていることを鵜呑みにするのは危険なことでしょうね。

大事なのは、第三者を含め、両方の視点から見ることでしょう。戦争が始まってしまった原因は何か。
一方的に侵攻するのは当然悪いことですよね。昔の日本も、アジアに対してそういうことをしていました。(植民地扱いですね)
その点に関して、中国の方たちが反日感情を持ってしまうのは仕方ないことかもしれません。

確かに「勝てば官軍」という考え方は、ある意味正しいものだと思います。
勝った側がそれからのルールを決められるのですから。

歴史を大局から見てみて、様々な意見などを知ることが大切だと思います。
田中芳樹さんという作家の方がいますが、その人の歴史観などは納得出来る部分がとてもありますよ。
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 戦争は両成敗か?



 日本とアメリカの戦争は、双方が仮想的国として相手にバランスする軍備を整えようとしました。この場合、喧嘩両成敗も分かります。

 日本と中国では、中国側に日本と戦争しようという意思がなく、(戦えば負けるからです。)今でいう、専守防衛の戦争でした。

 イラクがクウェートに侵攻したとき、世界中の国が反対し、軍を派遣し(日本も1兆円以上の戦費を負担しました。)イラクをクウェートから追い出しました。 世界中の国が、喧嘩両成敗とは考えておりません。
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国同士にしろ個々の人同士にしろ、認識の相違はあって当然です。

皆で同じ価値観しかもっていなかったら却って不気味です。

日本とアメリカの歴史的認識の違い、例えば原爆なんかそうみたいですね。

あと喧嘩両成敗は仲裁役、双方に信用されてて争いがこじれた時に力づくで引き分ける腕力を持った存在がいないと無理です。「どっちも悪いでしょ」って諭そうとしてもどっちかが「いやでもアイツのほうが!」とか言って戦争止めなかったら意味無いから。
今の世界には自称・仲裁役はいても信用されているとはいえません。よって戦争は“勝てば官軍”なのです。
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歴史は国と国で異なるのは当然ですが、国の中でも異なる見解が生じるものです。


それぞれ自分の見解が正しいと主張しますから複数の見解など普通のことです。

そのどれが科学的に正しいかはそれを読み、学ぶ側の知識、見解によって分かれるのが常といえるでしょう。
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>喧嘩両成敗じゃないんですか?



戦争は勝った方が正しいことになるのです。
関が原の戦いにおいては勝った徳川側が正しいことになりその後家康は幕府を開いたのです。
また、明治維新においては薩長連合が勝ったために正しいことになり新政府ができました。
いわゆる勝てば官軍なのです。
他の方が述べられていたように歴史は勝者のものなのです。

現実に未だに国連の敵国条項では日本、ドイツ、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、フィンランドは敵国なのです。
国連でさえ未だにこうして日本は敵国扱いになっている現状ですから、各国における歴史の見解っていうのは自国に都合の良いようになっていると思った方が間違いないのではないでしょうか。
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中国の反日デモは、日本の国連の常任理事国入り反対から歴史教科書問題、靖国参拝など過去の戦争に関連した要素が詰まっているような気もしますし、その反面、反日デモはカモフラージュで実はその怒りは中国政府に向けて発せられているものなのではないか…と個人的には思っています。



教科書問題に限って言えば、日本を批判している中国でさえ、チベット侵攻については一切教科書には書かれていないそうですよ^^; だからconejo42さんのおっしゃるようにお互いに都合良く書いているのだと思います。

ただ、私がカナダに留学していたときに学校で使っていた教科書には、戦時中のカナダ在住の日本人が収容所に送られたとか、そこでどういう扱いをされていたかについても詳しく書かれていました。(しかも写真付き) 私の学校に限ってですけれど、その教科書を選んで使っているということは、割りと公平な立場で見ているのかなぁ…という印象を受けたことを覚えています。

日本とアメリカの教科書の相違については、たしかにあるでしょうね。参考URLに記載されている教授のコメント「アメリカが戦争に勝って幸せ」や映画などからも分かるように「勝者であるアメリカは素晴らしい」と相当擦り込まれているのでは?^^;

確かに、喧嘩両成敗…と言いたくなるもの分かりますが、戦時中ってとにかくフツーではないですからね…

参考URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000 …
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歴史というのは、評価して編纂するものですから、国の数だけあるものです。

相違があるのは当然です。

歴史は、ある意味、勝者のものなのですよ。今、独立国として存在する国、あるいは民族は、それぞれ歴史を持っています。その影には歴史を失った民族が多数いるわけです。アメリカでも、数多くのインディアンの歴史が葬りされれました。

日本人も、歴史を持つ民族としての誇りを持つべきです。同じく民族の国語、民族の音楽など、文化を維持する必要があります。
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