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リチウムとナトリウムでは、なぜナトリウムのが陽イオンになりやすいのですか?

A 回答 (2件)

リチウムは原子番号3なので、3個の電子を持っています。


そのうち「2個」が内側の軌道を、1個が内側から2番目の軌道にあります。

ナトリウムは原子番号11なので、11個の電子を持っています。
そのうち「2個」が内側の軌道を、8個が内側から2番目の軌道に、そして1個が内側から3番目の軌道にあります。

このように、ナトリウムの「一番外側の電子」の方が、リチウムの「一番外側の電子」よりも「より外側」にあります。
「プラス」の電荷をもった原子核と、「マイナス」の電荷をもった電子は、「静電力」で結びついているので、外側の軌道ほど距離が長い分静電力が弱くなります。
従って、リチウムよりもナトリウムの方が「一番外側の電子を持ち去りやすい」(取り去るのに必要なエネルギーが小さい)ことになり、陽イオンになりやすいのです。

(注:これは分かりやすく単純化した説明なので、これですべてが説明できるわけではありませんが、「だいたいこんな感じ」と考えてください)
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そもそも、あなたはどういう根拠で、「ナトリウムのが陽イオンになりやすい」と考えるのですか?


イオン化エネルギーの値からそう考えるのであれば、そのイオン化エネルギーの値からそうれがわかるという説明になりますし、電気陰性度からそう考えたのであれば、電気陰性度からそれがわかるという説明になりますけど。
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