電子書籍の厳選無料作品が豊富!

明治期以降から日本語における文言一致の動きがあったらしいですが、大昔、例えば奈良時代などでは書き言葉と話し言葉はどれほどかけ離れていたのでしょうか?

A 回答 (6件)

https://v.ouj.ac.jp/view/ouj/#/navi/vod?ca=30012
放送大学 日本語学の講義によれば、母音があ・い・う・え・おの
他に、わ行の Wa,Wi,Wu,We,Wo,と、や行Ya,Yi,Yu,Ye,Yoが母音として
使われていた事が解って来ました。
「い、ゐ」「え、ゑ」は現代では同じ発音ですが、大和言葉では、
発音が違っていました、更に、万葉集では「妻」が「妹」と書かれてい
ますので、表現自体が現在とは違うので、話し言葉となると??でしょう。
----------------------------------------------------------------------------
戦国時代に訪れた宣教師のフロイスなどが本国に送った報告書の
ローマ字の綴りから母音の数が解ったと、放送大学で講義してます。
    • good
    • 1

現代に於いても、話し言葉と書き言葉は完全に一致していません。

奈良時代というのが具体的にいつ頃かは知りませんが、多分その当時も事情は同じだったと思います。
    • good
    • 0

漢字は奈良時代ころに日本にやってきて~ってことに成っていますwが、おおよそこの頃に畿内ヤマト王権が漢字を使いだしたってことです。

これは仏教と関係していて、仏典が中国に伝わって漢訳されていたので、これを読むために漢字を勉強するようになったってことですね。
で、この漢字を使って日本語も書きあらわそうってのが、万葉集でも有名な万葉仮名でひらがなの元です。
なのでこの頃は、日本語の発音と漢字の発音が一致していました。というか同じ発音だったから、その漢字で日本語を表記したわけです。ちなみにこのころの日本語の母音は8音あったことが知られていて、平安中期ころに今とおなじ5音に収束したようです。こういうのも残っている漢字の使われ方(グループ)から分かるんですね。

しかし室町・江戸と時代を経るうちに日本語の発音も変わってきました。例えば有名な蝶ですが、この漢字が入ってきた頃の発音はデップのようなものでした。濁音、半濁音、促音の表記がなかったことを考えると、これがテフと表記されたのは分かると思います。その後、ご存じのようにデップの発音は日本においてチョウに変わります。しかし明治時代まで表記はテフのままだったのです。

このように歴史的仮名遣いは大元の発音を残したものであり、歴史的経緯を知る上でも、これを使い続けるべきだ、という学者の意見が多くあったのですが、一部の見識者から話し言葉と書き言葉の不一致は多く国民に不便を強いるものであって、その見返りが一部の学者の研究のためでしかないというのは不合理であり、今はその表記に違和感を感じるとしても(当時は蝶を「てふ」と書かずに「ちょう」と書くのに違和感を感じていたのです)、最初から話し言葉と一致した表記(「ちょう」と書く)を学習した者が多くなれば、その違和感も無くなるはずだ、という非常に先見性の高い意見が採用され、今のような表記(現在仮名遣い)になっています。

今でも「こんにちは」が「わ」と書かれたり、「おお」と「おう」の違い、「じ」「づ」と「ぢ」「ず」など、一部の歴史的仮名遣いは残っていたりしますね。
    • good
    • 1

不明です。


漢文か万葉仮名で記された文字しか残っていませんので、書き言葉しか分かっていないからです。当時は録音技術もありませんし。
それに、奈良時代に文言一致の動きがあったという記録もありません。
    • good
    • 0

これはかなりむずかしい問題です



なにしろ
当時の記録は
ほとんどが文字としてしか
残っていなかったので
それでは話し言葉はどうであったかは
かなりの専門家でないと
詳しくはわからない

お母さんはもともと「おかかさま」または「かかさま」
そこから「おかあさま」「おかあさん」になった

お父さんも元は「ととさま」から転じたものですね

でも
もしかしたら
実際の生活では
「おかあさん」「おとうさん」と言っていたのかもしれない
文字の記録で知るしかないですから
むずかしいところですね

ただ
たとえば「母」は「はは」ではなく
話し言葉では
「ふぁーふぁー」であるというのはわかっているようです
    • good
    • 0

書き言葉は漢文(シナ語)で話し言葉は日本語(やまとことば)だから全く違うと言うことになるでしょうね。

    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!