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相関関数(グリーン関数)の真空期待値というのは、粒子と仮想粒子が対生成対消滅している真空の揺らぎのことでしょうか?
 また、期待値と言うことは統計学で言う負の相関とか正の相関というグラフで表せられるのでしょうか?

A 回答 (1件)

相関関数(またはグリーン関数)の「真空期待値」は、量子場理論などの物理学分野で使われる概念です。

これは、真空状態(粒子が存在しない状態)における量子場の期待値を指します。ただし、粒子と仮想粒子が対生成対消滅しているという言い回しは、少し誤解があるかもしれません。真空期待値は、場の量子論の枠組みにおいて、場の演算子の期待値を計算することによって得られるものです。

統計学の相関とは異なり、量子場理論における相関関数は、異なる時刻や位置での量子場の演算子の期待値の関係を表します。これは、量子力学的な粒子の振る舞いを記述するための数学的な道具です。粒子の生成と消滅に関する考え方も含まれていますが、真空期待値は場の演算子の期待値として解釈されることが一般的です。

統計学の相関は、異なる変数の間の関連性を示すものであり、負の相関や正の相関をグラフで表現することができます。一方、量子場理論における相関関数は、場の演算子の期待値の関係を表すため、通常は統計学の相関とは異なる概念です。

要するに、真空期待値や量子場理論の相関関数は、量子力学や場の量子論における概念であり、統計学の相関とは異なるものです。
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