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名詞 「the」か「a」または「an」の区別が分かりません
めちゃくちゃ簡単に教えてください

A 回答 (18件中1~10件)

簡単に言いますと



a an は、どれでもいいから どれか1つ
the は、例のアレ
です

a は世の中にたくさんあるものの、どれか1つ。とくに、これ! という指定がないときにつかいます。

anは、そのものの名前のスペルがa i u e o で始まる場合に使います。(例外もありますは基本的にはそう思っておけばいい)

the は、「 アレが」というだけでなんのことが分かるような、特定できるものにつかいます。

たとえば、たくさんボールがあって、どれか1つボールを取って欲しいときは、a ball,たくさんある中からイチローのサインボールを取って欲しいときは、the Ichiro`s sign ball です。

たとえばオレンジを食べていて、最初どれか1つ取って欲しいときは、an orange,最後に一つ残ったものは、the last orangeです。

たとえば店でペンを買うとき、たくさんある中のどのペンでもいいので、
I bought a pen. 私はペンを買った
買ったあとは、
I use the pen. 私はそのペンを使う
買う前は店に並んでいるペンのどれめもいいので、a
買ったあとは自分のペンといえびそのペンのとこですので、the pen
となります。
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aとanの区別はもうお分かりだと思いますが、一応書いておきます。



aは、子音で始まる言葉の前に付けます。
anは、母音で始まる言葉の前に付けます。
※1. 母音(ぼいん)とは、あ、い、う、え、おの音です。
※2. 子音(しいん)とは、あ、い、う、え、お以外の音です。

例1
a book(1さつの本)(ブックのブは子音なのでa)
an apple(1個のリンゴ)(アップルのアは母音なのでan)

例2
an hour(1時間)(アウアーのアは母音なのでan)
an SOS(1つのSOS信号)(エスオーエスのエは母音なのでan)
※3. aとanのどちらを使うかは、文字ではなく、音で決まります。
※4. hもSも「あ、い、う、え、お」を表す文字ではありません。
※5. aとanのどちらを使うかは、「あ、い、う、え、お」を表す文字かどうかではなく、「あ、い、う、え、お」の音かどうかで決まります。

例3
a uniform(1着のユニフォーム)(ユニフォームのユは子音なのでa)
an uncle(1人のおじ)(アンクルのアは母音なのでan)
※6. どちらもunという文字で始まりますが、uniformにはaを付けてuncleにはanを付けます。
※7. aとanのどちらを使うかは、文字ではなく音で決まります。

例4
a man(1人の男)(マンのマは子音なのでa)
a young man(1人の若い男)(ヤングのヤは子音なのでa)
an old man(1人の年老いた男)(オウルドのオは母音なのでan)
a very old man(1人のとても年老いた男)(ベリーのベは子音なのでa)
※8. young manにaを付けるのは、マンのマが子音だからではありません。ヤングのヤが子音だからです。
※9. old manにanを付けるのは、オウルドのオが母音だからです。マンのマが子音でもanを付けます。
※10. very old manにaを付けるのは、ベリーのベが子音だからです。オウルドのオが母音であるからでもマンのマが子音であるからでもありません。
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定冠詞不定冠詞の使い分けは日本語にないので日本人には理解できないのは当たり前です。

かなり長く英語を勉強して英語の堪能な人でもnativeの感覚で冠詞を使い分けるのは難しいのです。

学校の帰りにぶらっと本屋に入ったと想像してください。

偶然にはじめて見かけた、知らないタイトルの興味ない本 a book
ずっと前から気になって探してたタイトルの本 the book

a 思い入れなし、そのへんにあるただの本のひとつ
the 自分にとって特別な本、なんらなの形ですでに知ってる本
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No.14ですけど、冠詞というのは実に馬鹿げた言葉の部品ですね、特定のものでなければ、冠詞などつけない、あの、その、とか言いたければ、そのまま、あの、その、と言えばいいでしょう。

そういうふうに進化すべきだと思います。まあ、日本語でも、高校の国語で、「この場合の、そのは 何をさしているか述べよ」、みたいな設問には悩まされましたけど。何か、そういう分かりにくい文章を書く人が偉い作家みたいだし。工学系の頭はしょうがないですね。
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Theは語り掛ける相手が知ってて当たり前の名詞に冠して、日本語の、あの、その、みたいな意味を持たせるのに使うようです。

thisとかthatの省略形というのが私の理解です。
a は、[thisでもthatでもなく、なんでもよいけど一つという意味合いでしょう。aは母音で始まる単語につけると、聞き取りにくくなるので anとして聞き取りやすくなるのでしょう。この母音で始まるというのが曲者で綴りには hとか付いてるけど発音されなくて、事実上は母音で始まる場合は anになりますね。an honest man, an earnestとか。とにかく綴りではなくて音としてア アーと発音されると聞き取りづらい場合にanとして次の母音との間に間を取るのでしょう。
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基本的には「the」=「その」で、


「a」「an」=「とある」です。

また、「a」と「an」の違いですが、
「an」は「あ/い/う/え/お」の5つの音のいずれかで始まる単語の頭に付けて、その他の単語の頭には「a」を付けます。

でも、「the」「a」「an」は、英語を母語としない人だと、ヨーロッパ人ですら正確には使えません。なので、ここでつまづいたからといって、英語が苦手に感じる必要はありません。肝心なのは、ここがわからなくても、ずんずん進むことです。
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(No.11からの続きです)



問題3
太陽について説明する人が説明のしょっぱなの開口一番、次の(1)のように言ったとします。(1)の英訳としては(a)、(b)のどちらが正しいですか。
(1)これは太陽です。(又は、これが太陽です。)
(a) This is the sun.
(b) This is a sun.
正解 (a)が正しいです。(b)は間違いです。

(ア)(a)が正しい理由
(a)が正しい理由は、sunは世界に1つしかない(つまり、sunは特定のものである)ことが分かりきっていて、もちろん話し手もそのことを知っているので、話し手は「この「sun」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
そのため、【A】、(1)により、theを付けるのが正しいからです。

(イ)(b)が間違いである理由
(b)が間違いである理由も、(ア)とまったく同じです。

(ウ)話し手の気持ち
(a)を言うときの話し手の気持ちは、次の『』内のとおりです。
『皆さん、私は今「the」を付けて言いましたよね。
ということは、「このsunは特定のsunだ」と私は言っているのですよ。
つまり、「このsunは毎朝昇ってくるあのsunのことだ」と私は言っているのですよ。
それは分かりますよね。』

(エ)(a)の意味
(a)の意味は(1)です。
でも、(a)の本当の詳しい意味は(ウ)の『』内のとおりです。

(オ)日本語との関係
(1)では「太陽」には「その」は付いていませんが、「sun」には「the」を付けなければなりません。(1)は、日本語では「その」が付いてなくても英語ではtheを付けなければならない例の1つです。

問題4
ドアを閉めないで部屋の中に入ってきた息子に、その部屋にいたお母さんが、開口一番次の(1)のように言います。(1)の英訳としては(a)、(b)のどちらが正しいですか。
(1)ドアを閉めなさい。
(a) Shut the door.
(b) Shut a door.
正解 (a)が正しいです。(b)は間違いです。

(ア)(a)が正しい理由
(a)が正しい理由は、話し手(お母さん)は「私が言っている「door」は、今あなたが開けっぱなしで入ってきたドアのことよ。」と言いたいからです。
つまり、「この「door」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
そのため、【A】、(1)により、theを付けるのが正しいからです。

(イ)(b)が間違いである理由
(b)が間違いである理由も、(ア)とまったく同じです。

(ウ)話し手の気持ち
(a)を言うときの話し手の気持ちは、次の『』内のとおりです。
『息子よ、私は今「the」を付けて言ったよね。
ということは、「このdoorは特定のdoorだ」と私は言っているのだよ。
つまり、「特定のdoorを閉めろ」と私は言っているのだよ。
今この瞬間にこの場面で「特定のdoorを閉めろ」と言ったら、当然、「今おまえが開けっぱなしで入ってきたdoorを閉めろ」という意味だよね。
それは分かるよね。』

(エ)(a)の意味
(a)の意味は(1)です。
でも、(a)の本当の詳しい意味は(ウ)の『』内のとおりです。

(オ)日本語との関係
(1)では「ドア」には「その」が付いていませんが、英語では必ずtheを付けます。付けるのは、話し手が「この「door」は「特定のもの」である」と言いたいからです。(1)は、日本語で「その」が付いていなくても英語ではtheを付けなければならない例の1つです。

※3. 言葉の意味
「初出(はつで(又は、しょしゅつ))」とは、その場面の会話の中で、その名詞が初めて(つまり、1回目に)出てきたという意味です。
「既出(きしゅつ)」とは、その場面の会話の中で、その名詞が2回目、3回目、4回目、‥‥に出てきたという意味です。つまり、初出ではないという意味です。

※4. 「初出の名詞にはa/anを付けて、既出の名詞にはtheを付ける」とする文法書もあります。しかし、これは明らかに誤りです。そのような規則は英語にはありません。
これは、例えば例2の「本」は初出ですが、その初出のbookにtheが付いていることからも明らかです。また、例3の「太陽」は初出ですが、その初出のsunにtheが付いていることからも明らかです。また、例4の「ドア」は初出ですが、その初出のdoorにtheが付いていることからも明らかです。

※5. (1)~(4)では全部「しょっぱな」、「開口一番」の例をあげました。そのような例だけをあげたのは、ただ単に分かりやすくするためです。だから、話の「しょっぱな」、「開口一番」ではなくて話の途中や最後で(1)~(4)を言ったとしても、(1)~(4)のとおりです。

◆◆◆【F】まとめ◆◆◆
以上をまとめると、「the」、「a/an」の使い方は、「特定のものである」と話し手が言いたい名詞にはtheを付ける、「不特定のもの」であると話し手が言いたい名詞にはa/anを付ける、ということです。これ以外には規則はありません。めちゃくちゃ簡単です。

a/anの区別についてはお分かりだと思ったので省きました。もしa/anの区別についてもおたずねになりたいのであればお知らせください。
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一部変更しました。


こちらの方がわかりやすいと思います。

◆◆◆【A】the、a/anの使い方◆◆◆

(1) theは、「「これは特定のものである」とその文の話し手が言いたい名詞」に付けます。
(2) a/anは、「「これは不特定のものである」とその文の話し手が言いたい名詞」に付けます。
※1. 「話し手」とは、その文を言った人です。
※2. 話した文ではなく書いた文の場合は、「話し手」ではなく「書き手」と言います。「書き手」とは、その文を書いた人です。

theとa/anのどちらを用いるかの規則は(1)、(2)ですべてです。これ以外にはありません。
これさえ覚えておけば、東京大学の入試問題でも英国へ留学したときに使う英語でも、向かうところ敵なしです。
めちゃくちゃ簡単です。
ご質問への回答は以上で終わりです。



ですので、もう少し補足説明が欲しいと思った場合だけ、次の【B】~【F】をお読みください。

◆◆◆【B】the、a/anの意味◆◆◆

(1)「the」は、「その」(つまり、特定の)という意味です。
(2)「a/an」は、「ある1つの」(つまり、不特定の1つの)という意味です。

(a)学校で習うa/anの意味
学校では「a/an」は「1つの」という意味だと習ったと思います。しかし、それだけでは半分しか習ってないことになります。
なぜなら、「a/an」には「ある」(つまり、不特定の)という意味がいつも必ず入っているからです。つまり、「a/an」は、「ある1つの」(つまり、不特定の1つの)という意味だからです。
そのことを習って初めて、「a/an」の意味の全体を習ったことになります。

(b)辞書に書いてあるa/anの意味
そのことを、辞書などでは、a/anに「1つの」と「ある」の2つの意味があると書くことによって示しています。例えばこちらです。https://eow.alc.co.jp/search?q=a

(c) a/anの本当の意味
しかし、本当は、a/anには2つの意味があるのではなくて、(2)の1つの意味があるだけです。
それが証拠に、英米人はa/anに「1つの」と「ある」の2つの意味があるとは感じません。英米人はa/anを聞くと「1つの」と「ある」とを同時に感じます。つまり、a/anは「ある1つの」、「不特定の1つの」という意味だと感じます。

◆◆◆【C】「特定のもの」、「不特定のもの」の意味◆◆◆

(1)「特定のもの」とは、世界に1つしかないものです。
(2)「不特定のもの」とは、世界に2つ以上あるもの(つまり、「特定のもの」以外のもの)です。

◆◆◆【D】「特定のもの」、「不特定のもの」の例◆◆◆

例1
花‥‥‥不特定のもの
あの花‥‥‥特定のもの
「花」は、世界に2つ以上(たぶん、数え切れないくらいたくさん)あるので、【C】、(2)により、不特定のものです。
「あの花」は、世界に1つしかないので、【C】、(1)により、特定のものです。

例2
1本のバラ‥‥‥不特定のもの
その1本のバラ‥‥‥特定のもの

例3
2冊の本‥‥‥不特定のもの
これらの2冊の本‥‥‥特定のもの

例4
3匹の犬‥‥‥不特定のもの
僕がかっている3匹の犬‥‥‥特定のもの

例5
恒星‥‥‥不特定のもの
あの恒星‥‥‥特定のもの
太陽‥‥‥特定のもの
あの太陽‥‥‥特定のもの
「恒星」は、世界に2つ以上(たぶん、数え切れないくらいたくさん)あるので、【C】、(2)により、不特定のものです。
「あの恒星」は、世界に1つしかないので、【C】、(1)により、特定のものです。
「太陽」は、世界に1つしかないので、【C】、(1)により、特定のものです。
「あの太陽」は、世界に1つしかないので、【C】、(1)により、特定のものです。

例1~例5に示すように、「花」、「バラ」、「本」、「犬」、「恒星」のようなふつうの名詞は、どのようなかざり言葉が付くかによって、不特定のものにもなるし特定のものにもなります。ほとんどの名詞はこのような名詞です。

しかし、例5に示すように、「太陽」のようなだれがどう見ても「世界に1つしかない」ことが明らかである物を表す名詞は、当然ですが、どのようなかざり言葉が付くかに関係なく、いつも常に特定のものです。ほかには、「空気(air)」、「空(sky)」、「月(moon)」、「宇宙(universe)」などもそうです。このような名詞は数はわずかです。

「特定のもの」、「不特定のもの」という考え方は、the、a/an以外の英文法を理解するためにも、とても大切です。

◆◆◆【E】応用問題◆◆◆

問題1
演説のしょっぱなの開口一番、話し手が次の(1)のように言ったとします。(1)の英訳としては(a)、(b)のどちらが正しいですか。
(1)これは本です。(又は、これが本です。)
(a) This is a book.
(b) This is the book.
正解 (a)が正しいです。(b)は間違いです。

(ア)(a)が正しい理由
(a)が正しい理由は、(1)の話し手は「これは本だ」と言いたいだけだからです。
つまり、「これは「その本」である」とは言いたくないからです。
つまり、「これは「特定の本」である」とは言いたくないからです。
つまり、「これは「不特定の本」である」と言いたいからです。
そのため、【A】、(2)により、aを付けるのが正しいからです。

(イ)(b)が間違いである理由
(b)が間違いである理由も、(ア)とまったく同じです。

(ウ)話し手の気持ち
(a)を言うときの話し手の気持ちは、次の『』内のとおりです。
『皆さん、私は今「a」を付けて言いましたよね。
ということは、「これは不特定の本だ」と言っているのですよ。
つまり、「これは、どこにでもあるただのふつうの本だ」と言っているのですよ。
つまり、「これは、その本とか、あの本とか、ぼくの本とか、そんな特別の本では全然ない」と言っているのですよ。
つまり、「これは、花でも、金づちでも、ネコでもない。これは本だ。」と言っているのですよ。
それは分かりますよね。』

(エ)(a)の意味
(a)の意味は(1)です。
でも、(a)の本当の詳しい意味は(ウ)の『』内のとおりです。

問題2
演説のしょっぱなの開口一番、話し手が次の(1)のように言ったとします。(1)の英訳としては(a)、(b)のどちらが正しいですか。
(1)これはその本です。(又は、これがその本です。)
(a) This is the book.
(b) This is a book.
正解 (a)が正しいです。(b)は間違いです。

(ア)(a)が正しい理由
(a)が正しい理由は、話し手は「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
「話し手は「この「book」は「特定のもの」である」と言いたい」ということがなぜ分かるのかというと、日本語が「その本」となっているからです。
そのため、当然、話し手は「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
そのため、【A】、(1)により、theを付けるのが正しいからです。

(イ)(b)が間違いである理由
(b)が間違いである理由も、(ア)とまったく同じです。

(ウ)話し手の気持ち
(a)を言うときの話し手の気持ちは、次の『』内のとおりです。
『皆さん、私は今「the」を付けて言いましたよね。
ということは、「これは特定の本だ」と私は言っているのですよ。
つまり、「これは、世界に1冊しかない本だ」と言っているのですよ。
つまり、「これは、ここにも、あそこにも、どこにでもあるというような、ただのふつうの本ではない」と言っているのですよ。
それは分かりますよね。』

(エ)(a)の意味
(a)の意味は(1)です。
でも、(a)の本当の詳しい意味は(ウ)の『』内のとおりです。

(オ)かんたんに言うと
これを一言でかんたんに言えば、「日本語で「その」が付いている場合はtheを付ける」とも言えます。
でも、なぜ「日本語で「その」が付いている場合はtheを付ける」のかと言うと、その理由は(ア)~(エ)のとおりです。

(カ)ねらい
もちろん、開口一番(1)(つまり(a))のように言われた聞き手は、「え? 何のこと? しょっぱなにいきなり「その本」と言われてもどの本のことか分からない。説明してよ。」と思います。(1)(つまり(a))は聞き手にそう思わせることをねらった言い方です。

(教えて!goo の字数制限のため、つづきはNo.12に書きます。)
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No.9の説明は少し分かりにくいので、書き直しました。


こちらの方がわかりやすいと思います。こちらを読んでください。

【A】特定のもの/不特定のもの

ご質問の回答を理解するためには、「特定のもの」、「不特定のもの」という考え方を理解しなければなりません。
特定のもの‥‥‥世界に1つしかないもの。
不特定のもの‥‥‥世界に2つ以上あるもの(つまり、「特定のもの」以外のもの)。

花‥‥‥不特定のもの
あの花‥‥‥特定のもの

1本のバラ‥‥‥不特定のもの
その1本のバラ‥‥‥特定のもの

2冊の本‥‥‥不特定のもの
これらの2冊の本‥‥‥特定のもの

3匹の犬‥‥‥不特定のもの
僕がかっている3匹の犬‥‥‥特定のもの

恒星‥‥‥不特定のもの
太陽‥‥‥特定のもの
※1. 「恒星」は、宇宙(つまり、世界)には数え切れないくらいたくさんあるので、不特定のものです。「太陽」は、恒星の1つですが、宇宙(つまり、世界)に1つしかないので、特定のものです。
 同じ考え方で、「地球」、「月」も特定のものです。

ガス‥‥‥不特定のもの
空気‥‥‥特定のもの
※2. 「ガス」は、水素ガス、酸素ガスなどたくさんあるので、不特定のものです。「空気」は、ガスの1つですが、現在の天文学で知られている限りではどの惑星、衛星にもなくもちろん恒星にもありません。つまり、「空気」は地球にしかありません。だから、「空気」は宇宙(つまり、世界)に1つしかありません。だから、「空気」は特定のものです。

「特定のもの」、「不特定のもの」という考え方は、the/a/an以外の文法を理解するためにも、とても大切です。よく理解しましょう。

【B】用い方

(A) a/anは、話し手が「これは不特定のものである」と言いたい名詞に付けます。
(B) theは、話し手が「これは特定のものである」と言いたい名詞に付けます。

※3. 「話し手」とは、その文を言った人です。
※4. 話した文ではなく書いた文の場合は、「話し手」ではなく「書き手」と言います。「書き手」とは、その文を書いた人です。
※5. theとa/anのどちらを用いるかの規則は上に書いた(A)、(B)だけです。これ以外にはありません。

【C】例

(1)演説のしょっぱなの開口一番、話し手が次の(a)のように言ったとします。(a)は(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)これが本です。
 (ア) This is a book.
 (イ) This is the book.

(ア)が正しいのは、話し手が「自分が手に持っているものは、花でも、金づちでも、ネコでもない。本だ。」と言いたいからです。つまり、「これは、本であるか本でないかと言えば、本である」と言いたいからです。つまり、「これは「特定の本」である」とは言いたくないからです。つまり、「この「book」は「不特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

(2)演説のしょっぱなの開口一番、話し手が次の(a)のように言ったとします。(a)は(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)これがその本です。
 (ア) This is the book.
 (イ) This is a book.

(ア)が正しいのは、話し手が「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいからです。話し手が「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいということがなぜ分かるかというと、日本語が「その本」となっているからです。したがって、当然、話し手は「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

これを一言でかんたんに言えば、「日本語で「その」が付いている場合はtheを付ける」とも言えます。
でも、なぜ「日本語で「その」が付いている場合はtheを付ける」のかと言うと、その理由は上のとおりです。

もちろん、開口一番(a)(つまり(ア))のように言われた聞き手は、「え? 何のこと? 「その本」と言われてもどの本のことか分からない。説明してよ。」と思います。(a)(つまり(ア))は聞き手にそう思わせることをねらった言い方です。

(3)太陽について説明する人が説明のしょっぱなの開口一番、次の(a)のように言ったとします。(a)は次の(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)これが太陽です。
 (ア) This is the sun.
 (イ) This is a sun.

別の言い方をすると、(ア)を言った話し手は「聞き手の皆さん、私は今theを付けて言いましたよね。ということは、「このsunは特定のsunだ」と私は言っているのですよ。つまり、「このsunは毎朝昇ってくるあのsunのことだ」と私は言っているのですよ。それは分かりますね。」と思っているということです。

(ア)が正しいのは、sunは世界に1つしかない(つまり、sunは特定のものである)ので、話し手が「この「sun」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

(a)では「太陽」には「その」は付いていませんが、「sun」には「the」を付けなければなりません。(a)は日本語で「その」が付いてなくても英語ではtheを付けなければならない例の1つです。

(4)ドアを閉めないで部屋の中に入ってきた息子に、その部屋にいたお母さんが、開口一番次の(a)のように言ったとします。これは、(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)ドアを閉めなさい。
 (ア) Shut the door.
 (イ) Shut a door.

(ア)が正しいのは、話し手(お母さん)は「私が言っている「door」は、今あなたが開けっぱなしで入ってきたドアのことよ。」と思っているからです。つまり、話し手が「この「door」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

別の言い方をすると、(ア)を言った話し手(お母さん)は「息子よ、私は今theを付けて言ったよね。ということは、「このdoorは特定のdoorだ」と私は言っているのだよ。つまり、「このdoorはおまえが今開けっぱなしで入ってきたそのdoorのことだ」と私は言っているのだよ。つまり、ほかのdoorのことを言っているのではないと言っているのだよ。それは分かるね。」と思っているということです。

(a)の「ドア」には「その」が付いていませんが、英語では必ずtheを付けます。付けるのは、話し手が「この「door」は「特定のもの」である」と言いたいからです。日本語で「その」が付いていなくてもtheを付けなければならない例の1つです。

※8. 「初出の名詞にはa/anを付けて、既出の名詞にはtheを付ける」とする文法書もあります。しかし、これは明らかに誤りです。そのような規則は英語にはありません。
「初出(はつで)」とは、その場面の会話の中で初めて(つまり、1回目に)出てきたという意味です。
「既出(きしゅつ)」とは、その場面の会話の中で2回目、3回目、4回目、‥‥に出てきたという意味です。つまり、初出ではないという意味です。
※9. 例えば、(2)の「本」は初出ですがtheを付けます。(3)の「太陽」は初出ですがtheを付けます。(4)の「ドア」は初出ですがtheを付けます。

※10. (1)~(4)では全部「しょっぱな」、「開口一番」の例をあげました。そのような例だけをあげたのは、ただ単に分かりやすくするためです。だから、話の「しょっぱな」、「開口一番」ではなくて話の途中や最後で(1)~(4)を言ったとしても、(1)~(4)のとおりです。

【D】まとめ
以上をまとめると、話し手が「特定のものである」と言いたければtheを付ける、「不特定のもの」であると言いたければa/anを付ける、ということです。これ以外には規則はありません。とても簡単です。

a/anの区別についてはお分かりだと思ったので省きました。もしa/anの区別についてもおたずねになりたいのであればお知らせください。
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【A】特定のもの/不特定のもの



御質問の回答を理解するためには、「特定のもの」、「不特定のもの」という考え方を理解しなければなりません。
特定のもの‥‥‥世界に1つしかないもの。
不特定のもの‥‥‥世界に2つ以上あるもの。「特定のもの」以外のもの。

花‥‥‥不特定のもの
あの花‥‥‥特定のもの

1本のバラ‥‥‥不特定のもの
その1本のバラ‥‥‥特定のもの

2冊の本‥‥‥不特定のもの
これらの2冊の本‥‥‥特定のもの

3匹の犬‥‥‥不特定のもの
僕が飼っている3匹の犬‥‥‥特定のもの

恒星‥‥‥不特定のもの
太陽‥‥‥特定のもの

ガス‥‥‥不特定のもの
空気‥‥‥特定のもの

「特定のもの」、「不特定のもの」という考え方は、the/a/an以外の文法を理解するためにも、とても大切です。よく理解しましょう。

【B】用い方
a/anは、話し手が「これは不特定のものである」と言いたい名詞に付けます。
theは、話し手が「これは特定のものである」と言いたい名詞に付けます。
※「話し手」とは、その文を言った人です。書いた文の場合は「書き手」のことです。

その名詞が初出(はつで。その場面では初めて出てきた名詞。)であるか、それとも既出(きしゅつ。その場面では2度目かそれよりも後に出てきた名詞。)であるかには、何の関係もありません。

日本語で名詞の前に「その」が付いている場合にはtheを付けますが、付いていない場合にも付けなければならないことがあります。

【C】例
(1)演説のしょっぱなの開口一番、話し手が次の(a)のように言います。(a)は(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)これが本です。
 (ア) This is a book.
 (イ) This is the book.

(ア)が正しいのは、話し手が「自分が手に持っているものは、花でも、金づちでも、ネコでもない。本だ。」と言いたいからです。つまり、「これは、本であるか本でないかと言えば、本である」と言いたいからです。つまり、「これは「特定の本」である」とは言いたくないからです。つまり、「この「book」は「不特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

(2)演説のしょっぱなの開口一番、話し手が次の(a)のように言います。(a)は(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)これがその本です。
 (ア) This is the book.
 (イ) This is a book.

(ア)が正しいのは、話し手が「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいからです。話し手が「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいということがなぜ分かるかというと、日本語が「その本」となっているからです。したがって、当然、話し手は「この「book」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

これを一言で簡単に言えば、「日本語で「その」が付いている場合はtheを付ける」とも言えます。
でも、なぜ「日本語で「その」が付いている場合はtheを付ける」のかと言うと、その理由は上のとおりです。

演説のしょっぱなの開口一番ですから、この「本」は初出です。初出でも必要であればtheを付けます。つまり、初出か既出かとtheを付けるかどうかとは何の関係もありません。

もちろん、開口一番(a)(つまり(ア))のように言われた聞き手は、「え? 何のこと? 「その本」と言われてもどの本のことか分からない。説明してよ。」と思います。(a)(つまり(ア))は聞き手にそう思わせることをねらった言い方です。

(3)太陽について説明する人が(a)のように言います。これは、次の(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(b)これが太陽です。
 (ア) This is the sun.
 (イ) This is a sun.

(ア)が正しいのは、sunは世界に1つしかない(つまり、sunは特定のものである)ので、話し手が「この「sun」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

(a)では「太陽」には「その」は付いていませんが、「sun」には「the」を付けなければなりません。

(4)ドアを閉めないで部屋の中に入ってきた息子に、その部屋にいたお母さんが、開口一番次の(a)のように言います。これは、(ア)のように訳します。(イ)のように訳すと間違いです。
(a)ドアを閉めなさい。
 (ア) Shut the door.
 (イ) Shut a door.

(ア)が正しいのは、話し手(お母さん)は「私が言っている「door」は、今あなたが開けっぱなして入ってきたドアのことよ。」と思っているからです。つまり、話し手が「この「door」は「特定のもの」である」と言いたいからです。
(イ)が間違いなのも、全く同じ理由です。

この場面ではdoorは初出です。既出ではありません。既出ではありませんがtheを付けて言います。なぜなら、初出であるか既出であるかは、theを付けるかどうかには何の関係もないからです。

(a)の「ドア」には「その」が付いていませんが、英語では必ずtheを付けます。付けるのは、話し手が「このdoorは特定のものだ」と言いたいからです。日本語で「その」が付いていなくてもtheを付けなければなりません。

a/anの区別についてはお分かりだと思ったので省きました。もしa/anの区別についてもお尋ねになりたいのであればお知らせください。
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