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2025年に排ガス規制で現行の原付が無くなりそうだという話があります。
それについて調べると、125ccの出力制限の記事が多く記載されています。
しかし、具体的にどのような規制なのかがわかりません。

なので、質問としては以下のいずれかの答えを教えてください。

A:2025年の排ガス規制の具体的な内容
 ※例えば、一酸化炭素の排出量を、ガソリン1Lあたり1g以下とする等
B:125ccを出力制限した場合、排ガスに含まれる有害物質の量は、50ccよりも多いのか少ないのか


Bについて詳細を記載します。

例えば、50ccのスーパーカブの燃費は105.0 km/Lです。
125ccのアクシスZの燃費は68.0km/Lです。
https://bike-parking.jp/blog/936899/

これはつまり、同じ量のガソリンだと、50ccのほうが1.5倍走れるということです。
例えば、「ガソリン1Lあたりの一酸化炭素排出量を1g以下とする」という規制だったとします。
これが50ccだと達成できず、1.5gになるので製造中止とするとします。

しかし、よく考えるとバイクは移動手段なのですから、ガソリンの量なんて実はどうでもいいのです。
なので、1ヶ月に500km走行することを考えます。
50ccだとガソリン使用量が4.76Lとなり、一酸化炭素の排出量はリッター1.5gなので、7.14gです。
125ccだとガソリン使用量が7.35Lとなり、一酸化炭素の排出量はリッター1gなので、7.35gです。

これでは50ccの排出規制をする意味がありません。
このようなことが起きるのかどうかが知りたいです。


ただの妄想は不要です。
嘘か本当かを判断するために必要なので、回答する際には必ずソース(引っ張ってきた値が記載された文献)を記載してください。

A 回答 (1件)

A:2025年の排ガス規制の具体的な内容



これですね。
https://car.motor-fan.jp/article/10014599

具体的な数値はこちら
https://www.mlit.go.jp/common/001273200.pdf

B:125ccを出力制限した場合、排ガスに含まれる有害物質の量は、50ccよりも多いのか少ないのか

今回の規制になぜ50ccが対応できないのか?という点を理解されていないように思います。

問題なのは「50ccの排気量では、キャタライザー(排ガス浄化装置)に装備すべき機能が上手く機能しない」という点にあります。

そもそも質問者様のいう数値規制については、50ccも含めてキャタライザーを利用すればクリアできるんです。

しかし、50ccだとキャタライザーの中にある触媒が「浄化機能を発揮させるまでの時間がかかりすぎる」という問題があって、機能を発揮するまでのしばらくの間規制値を超えた排ガスが出てしまう、という問題が主体です。

それを解消する方法はあるのですが、それをやると50ccの値段が高くなる、という問題が発生します。ただでさえ販売価格が高い50ccバイクがさらに高くなると「売れない」のが問題なのです。

蛇足
ご存じかどうか分からないので書いておきますが、世界的には100ccバイク(日本の原付2種のカテゴリー)が主流で販売量が50cc(原付1種)とは桁違い、50ccは日本でしか需要がないガラパゴス状態なのです。

世界のバイク需要の中で日本の比率はわずか1%、その上で50ccが売れる特殊市場なので、メーカーから見ると「お荷物」でしかないです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
規制の数値が記載された資料により、1km走行した際に出る排ガスの量が規制されているということが分かりました。


ちなみに、50ccに浄化装置をつけると高くなることと、日本以外の国では125ccが基準だということは承知してます。

前者について
単純に規制強化により50ccの原付きが生産されなくなった場合、2輪免許を持っている原付ユーザーは少ないと考えられますので、自転車か自動車に乗り換えることになります。
リッター100kmの原付きから、リッター30kmの自動車に乗り換えた場合、実は50ccの方が環境に優しいという可能性があります。
また、規制緩和で125ccに乗り換えた場合も同様のことが起こる可能性があります。
そこが知りたかった点です。
頂いた資料から、何g/リッターではなく、何g/kmであることが分かりましたので、原付きの燃費がもっと良くなければ難しそうだなと言うことは分かりました。

後者について
大企業からするとただのお荷物ならば、50ccから撤退すれば良いだけの話です。
ちなみに、2021年の原付き一種の販売台数は年間12万8千台で、1台16万くらいから買えますから、年間200億円規模の市場ということになります。
ホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハが撤退して空白の市場となれば、新たな原付き製造業者が出て来ることとなります。
そうすれば、原付きから成長して、いずれは世界と戦える新たなバイクメーカーとなる可能性もあるでしょう。
故に、第三者がどうやってバイクメーカーを儲けさせてあげようかと考える必要はありません。


また、浄化装置をつけたら125ccよりも高くなると50ccは今よりも売れなくなるかもしれませんが、「高いと売れない」なんてことは無いと思います。
原付免許は16歳から取得できたり、取得費用が1万円以下だったり、小型二輪免許よりも簡単に取得できたり、普通免許があれば乗れる原付という区分は非常に特殊で魅力的です。
125ccよりも高くても、小型二輪の免許を取るくらいなら50ccの方が良いと考える人は少なくないのではないでしょうか。

お礼日時:2023/10/05 10:47

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