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野村進「コリアン世界の旅」を読んでいたら済州島四・三事件の起きた1948年4月3日の段階では朝鮮人は日本人扱いされていたので日本人だったと書いてありました。
しかし、実際は在日朝鮮人は実質的に1945年に日本国籍を喪失しており、法的には1947年の外国人登録令により日本人ではなくて『外国人』として登録されました。
当然済州島四・三事件の起きた1948年4月3日の段階では日本人ではなくて『外国人』です。

野村進さんに限りませんが、
1952年9/8のサンフランシスコ講和条約以前は朝鮮人は日本人だったというような説明する人が知識人に限らずけっこういます。
これは何故このような誤解が蔓延してしまったのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    日本で国籍法が制定されて朝鮮台湾の外地籍は日本国籍から除外しました。
    ですから済州島虐殺事件時点で朝鮮人を日本人扱いするのは、時系列のズレを利用した嘘です。
    特別在留許可者(主に在日朝鮮人)の要件は「1945.9.2時点で国籍有し後に離脱した人とその子孫亅が対象です。
    明確に法律で明文化されています。1945,9,3以降は外国人です。

      補足日時:2023/10/06 21:04

A 回答 (7件)

正式に在日朝鮮人が日本国籍を喪失したのが講和発効時だから。


添付画像は1951年12月23日(東京)朝日新聞。

「講和発効時に喪失 在留朝鮮人の日本国籍」 日韓会談
 在日朝鮮人の国籍問題に関する日韓会談は、国籍、永住権、
 日本における待遇、引揚げの際携行する荷物と本国送金
 などの点について原則的に意見の一致を見たので
 二十二日の会談でひとまず切上げ未解決の細部の点については
 両国代表がそれゞゝ両国政府と打合せの上、明年一月十日ごろ
 会談を再開することになった。

 日韓間で原則的に意見が一致したところつぎのとおり。
 一、終戦前から日本に引続き在留する朝鮮人は対日講和条約
   発効と同時に日本国籍を失う
(以下略)

厳密には、在日朝鮮人は韓国が正式に独立(注:韓国の
独立宣言ではなく講和発効によって国が成立)するまで
無国籍を避けて「日本国籍を有するとみなす」という扱いで、
日本国籍を有するけど外国人扱いもされるという立場です。
例えば、密入国者と区別するため1946年11月には大阪などで
居住登録(事実上の外国人登録)が行われたりしていました。
「在日朝鮮人」の回答画像5
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>サンフランシスコ講和条約以前は朝鮮人は日本人だった



主権が無い日本が、敗戦にともない手放した領土の出身者を日本人と看做すのは相当に無理があります。主権がないというのはそういうことです。

>済州島四・三事件の起きた1948年4月3日の段階では朝鮮人は日本人扱いされていたので日本人だったと書いてありました。

そう思いたい人は朝鮮人の中にも日本人の中にも居たでしょう。それが多数派かと問われればそうではないでしょうけど。

今は特別永住者と呼んでますけど、昔は4-1-16-2 法126号第2条第6項の該当者の子(平和条約関連国籍離脱者の子)でした。
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このQ&Aサイトは、事実と異なる自説を無理やり主張する場ではないゆえ、質問は早く締め切ったほうがいいよ。

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No.3 回答者: kantansiさんの仰るとおりですね。


もう一つ、理由を挙げるとすると
済州島四・三事件も、保導連盟事件も、言うまでもなく当時の日本政府とは無関係で韓国に責任のある大虐殺事件ですね。

ただ、韓国の歴史の暗部を語るとき、韓国人の責任がうやむやにされる傾向があって、たいていの場合、日本とこじつけて、日本に問題があるかのようなすり替えが行われることが多いです。

質問者さんが疑問を感じるのもその点じゃないですか。日本に関わりのない韓国人自身が自らの民族を大虐殺した事件なのに、説明に唐突に日本が出てくる……ということですね。
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大韓民国樹立宣言(アメリカ軍政の終了)は、1948年8月15日です。

 よって、1948年4月3日には韓国と言う国は存在していなかったゆえ、当時は便宜的に韓国人は日本人扱いをされていました。 そして、国際的に正式に韓国が日本より分離されたのは、1952年4月28日の、サンフランシスコ講和条約の発効によってであり、それまでは、便宜的な韓国人の日本人扱いは続いていました。 因みに、サンフランシスコ講和条約調印は、1952年ではなくて、1951年9月8日です。
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作家さんは、概ね頭脳明晰な方々が多く入念に下調べをしてから


発表しますが、中には碌に調べずに出版する、お馬鹿さんがいます。

小説ならば、大きな問題となりませんが、事件を取り扱った書籍では
事実誤認は許されません、作家生命の終焉です。

テレビで何とかの評論家さんが話す事の90%は信用出来ませんね。
誤解が蔓延する大きな要因は、ニュース報道にありで無いでしょうか。
大本営発表をそのまま流し戦争遂行に協力した事を反省して再出発すると
発表した日本の報道機関は一社も有りませんから。
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そもそもの話「日本人扱いされていた」と言う事は裏を返せば「日本人とは思われていなかった」と言う事に他なりません。

端的に言えば「日本人扱い」についての誤解ないし錯覚が原因ではないかと思います。
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