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人間原理は、宇宙が物理法則や物理定数を含めて、観測されているような構造、性質を持つ根拠として(人間という知的生命体が存在するのに都合の良い値になっているのは何故か)、人間が存在して宇宙を観測していることにその根拠を求める仮説と言えるかと思います。宇宙は、観測されるために人間という観測者を必要とした。
人間原理にも弱い原理と、強い原理があるそうですが、宇宙の状況というか環境に合わせて進化してきた知性体が人間であるという弱いものから、宇宙を、そして物理法則や定数の値を定めたのは、人間の観測によるものだとする強い、というより超強い人間原理もあるようです。つまり、ビッグバン理論モデルを持つ人間が宇宙を観測するから、ビッグバンの証拠とされる諸々の現象、銀河の後退や宇宙背景放射などが観測されるし、宇宙の構造や性質もそれに合わせたものになるということ。
しかし、そんなことがあるでしょうか?例えば、宇宙は無限の過去からその大体の姿は不変で続いてきたとする定常宇宙論者が宇宙を観測したらどうなるのか?という疑問が出ます。だから、弱い方ならともかく超強い人間原理はおかしいと思ってきたのですが…。ところが、宇宙の年齢より古いのではないかと疑われる星が発見されたり、宇宙創始からの時間では足りない短期間で形成されたのではないかと疑われる銀河らしき天体や、超大規模構造の発見が相次いでいます。まるで、ビッグバン理論に対抗するために定常宇宙論モデルが反撃を始めたかのように。
定常宇宙論モデルとビッグバン宇宙モデルが、宇宙の姿を決めようと、覇を競い合っている?
まさか!でも…ひょっとしたら?
ここで、二つ、超人間原理に対するパラドックスともいえる論を紹介します。
・宇宙にいる知性体は地球種知性体だけとは限らない。地球外知性体、それも炭素型に限定されず、ケイ素型やフッ素型生命体もいるとすると、どんな宇宙モデルで宇宙を観測しているか分かったものではない。とすると、超人間原理が正しいなら、宇宙は全くのカオス状態にならないか?
・超人間原理が正しいとして、人間原理に基づかない、むしろ原理を排除した宇宙モデル論者が宇宙を観測するとしたらどうなるのか?

果たして事実は如何に?

質問者からの補足コメント

  • 人間原理を正しいとできるかもしれないメカニズム(実際はそれほどでもないかもしれませんが)として、量子力学における観測効果(正式な名称ではないかもしれませんが)がありますね。量子波動を粒子として収束させるのは観測者による観測だというものです。

      補足日時:2023/11/19 16:47

A 回答 (2件)

量子力学では、実際に「観測したことにより物性が変わる」ということはある。


たとえば、二重スリットを通り抜けた光子はスクリーンに干渉縞を作るが、1個1個の光子がどちらのスリットを通り抜けたかを観測すると、干渉縞はけてしまう。
観測者が物質のふるまいを変える例である。

しかし、人間原理はそういうものではない。
「我々がここにいる。それ自体が宇宙の在り方の限定要因になる」
ということである。
たとえば炭素がない宇宙には炭素型の生物は生まれない。
しかし炭素の生成には微妙なエネルギーバランスが必要である。
複数の宇宙があるとして、すべての宇宙が炭素の生成に必要な物理定数を有しているとは限らない。
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人間原理って、そんな話じゃないです。

科学の話でさえない。むしろ哲学です。

人間が考えている限り、人間が見えるもの、観察できるものの中で、辻褄が合うよう、理論や原理を考えるものだ。

ってだけのことです。当然のことを、難しく言っただけのことです。
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