プロが教えるわが家の防犯対策術!

老後資金準備を目的とした外貨建一時払い終身保険について質問したく投稿しました。
30代会社員です。
現在勤めている会社に退職金・年金積立制度が一切ないためiDeCoに加入予定ですが、
それだけでは心もとないため外貨建一時払い終身保険(最低200万)も検討しております。

現在加入を検討しているのが利率変動型一時払終身保険で、基準利率4.9%(基準利率保証期間20年)円払い込み保険になります。
年収1.5年程度の預金を手元に残しつつ上記の保険への加入を検討していますが、
為替相場の変動リスク以外に何か留意すべき点がないか気になっています。
また、もし上記よりも良い老後資金準備があればぜひ知りたいと考えています。

目標貯金額としては、65歳までに2000万円貯めたいと考えています。
(そのため、残された時間はあと30年程度になります)
未婚・子なしで、現在のところ結婚などの予定はありません。
貯金しなければならないにも関わらずこういった知識に明るくないため、
気を付けるべきリスクや他に良い資産の貯蓄方法などあれば教えて頂けると嬉しいです。

つたない文章になってしまい申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

丁寧な【お礼】をいただきありがとうございました。


そして、またご質問をいただいたようですので、あらためて追加で回答いたしますと、

●「為替リスクのない通常の個人年金保険」というのはどういったものでしょうか?

⇒いわゆる、保険会社が取り扱っている【個人年金保険】です。

ちなみに、わたくしが加入しているのは、保険会社の【10年確定年金定額型個人年金保険】というもので、約30年ぐらいまえ、バブル経済末期に20代のうちに加入いたしました。
いわゆる、国民年金や厚生年金(共済年金)を補完する商品なのです。
なお、外貨建ての商品ではないので、為替リスクがなく、比較的安全性が高い貯蓄型の保険商品となっております。

なお、平成初期の日本においては、いまとちがい金融市場の環境は超低金利というわけでもありませんでした。
こうした中、当時、わたくしが加入したものは、運用予定利回りが5%超のもので、【60歳になると、70歳までの10年間にわたり確定した金額が受け取れる】というものでありました。

まあ、いまは日銀の超低金利政策の影響もあり、予定運用利回りがかなり低く、正直あまりお勧めというわけでもありませんけど・・・。
あえて申し上げれば、【為替リスクがあり、リスキーな外貨建ての保険商品よりは、安全性の観点からお勧めできる】といった程度ですね。

わたくしとしては、
やはり、老後に備えるのであれば、金融や経済のことを多少勉強しつつ、ある程度一定の余裕資金を、投信、ETF(上場投信)、株などで運用した方がベターであると思っております。

(なお、これらについても、リスクはそれなりにありますので、あくまでも【余裕資金の一部を振り向ける】といった程度ですけどね。)

以上、多少なりともご参考になれば幸いです。

●ご参考
【第一生命、個人年金保険】
https://www.dai-ichi-life.co.jp/promotion/shiawa …
    • good
    • 4
この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます!!
こちらこそ丁寧かつ分かりやすい解説を下さり感謝に堪えません。
巷では「外貨建て保険は絶対に駄目」「円建ての保険は将来的に損をする」等どの保険でもデメリットが大きく取り上げられることが多く、
私自身不勉強だったこともありそういった情報に混乱してしまっているところがありました…
必ず儲かる・メリットしかない保険商品などなく、いずれの商品を選ぶとしても何らかのリスクは負わなければならないという基本的な心構えを忘れてしまっていたことに気づきました。

確かに、安全性を重視するなら個人年金保険は利回りは低いとはいえ安心してお金を預けられますね!
生活資金ではなく余剰資金から出すとはいえ、元本割れは正直嫌だな…と感じていたので安全性が高いのはありがたいです。
投信、ETF(上場投信)、株などで運用する手もあるのですね…本当に勉強になり、ありがたいです。
教えて頂いた事柄について調べ、自分自身でもメリット・デメリットを考えながら自分で決断し、納得する形で運用していきたいと考えております。
今回の外貨建一時払い終身保険もまだクーリングオフ期間であるため想定しうるリスクなどくまなく分析し、そのうえで加入した方が良いと考えれば加入しメリットが無いようであればキャンセルしたいと思います。

いずれにせよ、自分自身で学び考えて選ぶことの大切さを改めて感じました。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2023/12/20 22:48

【外貨建一時払い終身保険】について、為替リスクがあることはご存じでしょうか。



すなわち、受取る際に、いまよりも円安になっていればいいのですが、逆に円高になった場合には円に換算した後の受取額が減少しますので、最悪の場合には元本割れするリスクがあるのですが・・・。

なので、顧客から保険会社等に対する苦情が多く寄せられており、監督官庁(金融庁)もきちんとリスクを認識した上で申し込みを行うよう警告しているところではあるのですが・・・。

ちなみに、
わたくしは、金融関係者でありますが、このような元本割れリスク、為替リスクを抱えた外貨建ての保険商品に関しては全く興味がなく、こうした事情を踏まえたうえで、【為替リスクのない通常の個人年金保険】などに申し込んだりしているところです。


●ご参考
【金融庁公式HPより、一部抜粋】
1.外貨建保険について
〇外貨建保険は、円建ての貯蓄性保険と比べ、顧客に為替リスクを負わせているという特性がある。
顧客がその為替リスクをはじめとする商品内容を理解した上で、自らのニーズに合致した商品と考えて選んでいるのかとの問題意識を有しているところ。

○ 例えば、苦情の内容をみると、為替リスクや元本割れの説明を受けなかったという苦情が多数寄せられていることからも、顧客がそのような商品内容を十分に理解した上で選んだとは必ずしもいえないケースもあるのではないか。
https://www.fsa.go.jp/common/ronten/201902/07.pdf


【外貨建て商品のリスクに関する関連記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/abb66c4013522d …

https://www.sankei.com/article/20230630-XEYX45L2 …
    • good
    • 6
この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます!
なるほど…為替相場の変動リスクもあるのですね…!
私も調べたところ、世のため人のため様がおっしゃって下さったように為替リスクや市場価格調整もあるようでした…
為替リスクの件は計算したところ、満期(20年後)で1ドル70円程度にならなければ手数料や税金(今後大きな変動が無ければおそらく10万~15万程度)含めても元本割れはなさそうでした。
ただ、仰って下さったようにリスクも大きいようなので加入はよく吟味したうえで決めたいと思います。
金融庁のページも添付くださり助かりました。ありがとうございます!

ちなみに話がそれますが、(質問を拝見し気になったのですが、)「為替リスクのない通常の個人年金保険」というのはどういったものでしょうか?
恐らく外貨ではなく円で積み立てる形式の保険でiDeCoとも違うものなのかなと思いますが、こちらも元本割れのリスクやインフレの影響などはあまりないのでしょうか。
こういった知識に明るくなく、調べても分からなかったため教えて頂けますと幸いです…!
(もちろんできれば、で構いません!)
丁寧にお答えくださりありがとうございました!!

お礼日時:2023/12/19 22:29

あぁ、そうだ。


来年からは新NiSAが始まるので、それだったら新NiSAの枠内で米国債権系のETFなどの方が良いのではないでしょうか? 税金ゼロだし。
SBI証券では為替手数料ゼロにしたりしてるので要チェックです。
米ドルMMFでも4.5%ぐらいじゃないかなぁ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとう

なるほど!新NISAもよさそうですね!
米国債権系のETFだと税金が掛からないのですね…初耳です。
まずは老後資金をということでiDeCoの開始と金利が下がる前に外貨建て保険を、とばかり考えていました。
NISAもやった方がよさそうですね…!
色々と不勉強なところが多いのでしっかり仕組みを理解した上で検討し、始めたいと思います。
ためになる知識をありがとうございました!!

お礼日時:2023/12/19 22:13

色々言われてるけど悪くないと思います。

特に利率。
今後の円高については誰も分からないと思いますが・・・
自分は80円ぐらいの時に契約しなかったのを後悔してますのでw
ただ受け取る時の税金などについて良く確認される事をお勧めします。
意外と増える事ばかりに注意がいって受け取り時の税金には無関心です。
iDecoも退職金控除は使えますが年金受取だと税金がかかるので。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます!良かったです、安心しました。
外貨建保険はリスクなどデメリットが大きいと言われることが多いので、
そこまでではないと知れて安心しました!
将来のことは分かりませんが、日本が円高になるかは皆目見当がつかないですね…

計算したところ、満期(20年後)で1ドル70円程度にならなければ手数料や税金(今後大きな変動が無ければおそらく10万~15万程度)含めても元本割れはなさそうでした。
(仮にそうなった場合も解約・受け取りをペンディングできるようなので、
良きタイミングで引き出しを検討したいと思います)
iDeCoも年金受け取りだとやはり税金が掛かるのですね…!
今後手続きを進める前に開始時だけでなく受け取り時も含めて検討したいと思います。

ありがとうございました!!

お礼日時:2023/12/19 22:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A