
高軸圧を受ける鉄骨柱の漸増崩壊現象
参考文献
神戸大学大学院工学研究科修士論文
「繰返し荷重を受けるH形鋼柱の塑性崩壊挙動に関する研究」
昭和58年2月18日
山田稔、辻文三、竹下勝弘
全世界で、超高層ビルが建設されていますが、低層部では鉄骨柱にかなりの高軸圧が作用していると考えられます。この高軸圧を受ける鉄骨柱に長周期地震動などが影響して繰り返し曲げを受けると、不安定現象が発生してが「S字型」モ-ドや「くの字型」モ-ドの左右非対称の変形が蓄積され漸増崩壊します。
この現象は建築学会の規準に記載されていますか?
A 回答 (2件)
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No.2
- 回答日時:
>この現象は建築学会の規準に記載されていますか
記載なしです。
理由。
その手の解決方法は、「許容応力の低減」「限界状態設計法の安全率の上昇」という、数値の操作だけで実現可能。
許容応力の低減理由は、いちいち書いていません。設計者から見れば自明。
で、建築物って、繰返し荷重を受けるの?というそもそもの問題があります。
自重などは、繰返し荷重ではなくて一定荷重。よって、許容応力の低減もデカい。だから、高々、長周期地震動なぞ、繰返し荷重のうちにカウントしません。
繰返し荷重は、たとえば橋梁やカルバート(土被りなし)における自動車荷重など。地震力よりデカいし、頻度も無茶苦茶に多い。
こういう場合に適用するのであって、たとえば、
道路土工-カルバート:強制的に土被り50cm。
土地改良 :鉄筋の許容応力が割引きされる。
建築系の基準 :そのような場合が存在しないので条文が無い。
No.1
- 回答日時:
建物をどのようにつくるかは建築基準法,建築基準法施行例,建設省告示などによって定められています。
学会は基準を作るのではなく基準のための基礎研究の積み上げの場。役割が違います。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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