友人が軽く叩く程度なら暴行になる訳ないと言っていたのですが、証拠が揃っていれば暴行罪としては成立しま

友人が軽く叩く程度なら暴行になる訳ないと言っていたのですが、証拠が揃っていれば暴行罪としては成立しますよね？

No.1 回答者： tanzou2 回答日時： 2024/01/09 05:19

暴行罪における暴行とは、身体に対する

有形力の行使をいいます。

軽くであっても、叩いたのであれば
暴行罪の構成要件に該当します。

しかし、友人同士が、ふざけて軽く
叩く程度であれば
違法性が阻却され、犯罪にならない可能性が
あります。

また、叩く行為が非常に軽いときは、暴行罪の
構成要件該当性が認められないことも
あり得ます。
（一厘事件参照）



解りにくいかと思いますので
少し解説します。

犯罪てのは、
構成要件に該当する
違法
かつ有責の行為、と定義されます。

１，構成要件に該当する、てのは
　要するに、法で、これが犯罪だよ、という
　ことが予め明記されていなければ
　どんな悪辣な行為でも、犯罪にはなりません
　ということです。

２，違法性てのは、例えばボクシングの試合です。
　殴っていますから、暴行罪の構成要件に該当
　しますが、
　スポーツとして、一般に認められているので
　違法性が無く、犯罪にはならない、という事です。

３，責任てのは、故意過失があったか否か
　責任能力があったか
　という問題になります。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
例えば、前にいる人が友人だと思い冗談で強めに叩いたが、振り返ったら全く知らない他人だった場合はどうなるのでしょうか

お礼日時：2024/01/10 09:55