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No.23
- 回答日時:
生命の起源や「意識がどうして存在するのか」については科学的には解明されていません。
そのため「死」については「生きている側からの見え方」でしかなく、意識としての主観が本当に消えるのか否かについては二説あると思います。以下は長いのでお暇なときにでもどうぞ。
・別世界から仮想世界であるこの世界へログインしているだけ
・本世界での活動が観察できないので論じても意味がない
前者は死後の世界があると考えています。今風に言うと「現実が仮想現実」という説であり科学を信じる人であってもその様に唱える人もいます。後者は死後の世界は「生きている人にとっては無に等しい」と言う話であって「死後の世界の有無を言及している」わけではないです。議論をしたくないというスタンスでしょう。
「思い直して復活できたという事例が無い」
という事は死後の世界があろうとなかろうと「この現実」に愛着を持つ人にとっては衝撃的な話です。
例えばネットワーク・ゲームなど(MMOなど)で友人を作りキャラを育て「やりがいを感じていた人」がいたとします。しかしうっかりと死亡判定をされてしまい「アカウントを削除」されたとしましょう。
「そのゲーム内の人はそのプレイヤーには二度とあえない。
またアカウントを消されたプレイヤーは二度とゲーム世界
の人と交流できない」
となるわけです。
この時に「また会えるかもしれない」と考えても良いのですが「諦める」人の方が多いと思います。それが故に「死亡判定」を怖がるという文化が根差すと思います。
今現在私たちが捉える「死」とは上記の様な例えに近く「死後の世界があろうとも」実際的には意味が無く、救いには成らないと(多くの人が)認知しているのです。二度と出会えないからです。
「いったりきたり出来ないというのが本当の問題。不可逆な
ものであるというのが人間のストレスとなっている」
死と同じ状態になったあと再度復活する事が出来ると成ったら「寝ているのと同じ」と捉えて「死後の世界があるか否か」について論じる人は居なくなると思いますよ。恐らく「夢の世界」と同等の扱いに成るはずです。
「本当は生き返る事を望んでいるのであり、その妥協案とし
て死後の世界を定義して誤魔化している。本当望みが叶う
となったとき死後の世界に興味を持つ人はいないだろう」
この点が分かって居るため「輪廻転生」と言う概念が次の妥協案として魅力的に成るのです。
しかし生き返るだけが望みかと言うとそうではなく「さっきの続きが出来る」のが本当の望みなのです。なので記憶がまっさらな状態で別人として生まれ変わる事は救いには成りません。つまり「輪廻転生」ですら救いに成らないのです。
「生き返ったら何百年も経っていた。家族や友人はもう生き
ていないよ。どうすりゃいい」
この様に記憶を引き継いだとしても「やり残した事」「継続したかった事」があり「これを二度と取り返せない」となればやはり救いに成らないのです。
「セーブデータが消えちゃった。初めからやり直しとか・・
しかもあの世界は二度と再現できないとか。俺は何を失っ
たんだろう」
自分が自分として復活するだけでは「死」がもたらす恐怖は消えないという事です。今現在続けている事を継続できなければならず、意識を取り戻した後に「変わり過ぎている」ようでは救われないのです。適応できたとしても「あの後どうなったのか?」試すことは二度と出来ないんです。この不可逆については死と同等の衝撃があるという事です。
死に対する恐怖が本当は何であるのか「自分の思考によって」導くことが出来ないと行けません。ここに至った人は「今思い残すことがあっては意味がない」とし一生懸命に生きるという答えに達します。しかし「今現在に絶望し死後の世界に期待する」人もいるでしょう。
そういう人に対して「(死後の世界があろうとなかろうと)どちらにしても今を一生懸命に生きる方がベストである」と説いても意味がありません。また「無いと否定する根拠」もないと気が付きます。
しかし心配になるのは、
「あんたは転生しても同じ結果になりませんかね?」
と言う疑いです。
死後の世界の方がもっと酷いかもしれないと怯える人であれば「用心深い」と思えて心配をしません。しかし今が苦しいので新しい世界に期待する人は「自分が適応できていない」という意識が低く「死後の世界でも適応できず失敗が続く」可能性は高く成りますよね。
「死後の世界に期待をする考え方が原因かもしれないよ?」
このあたりは回答している方々も薄々感じているでしょう。もし本当に死後の世界があったとしても「だから今は適当でも大丈夫」とやってしまえば他の人より不幸に成りそうですよね。
そしてもし死後の世界が実際にあったとしても結局は昔の仲間が皆で移住をしてきて「適応力で負けてしまい、相対的に不幸なポジション」に落ち着き「死後死後の世界」を求めるようになると思えます。
「いまここで解決していなければまた繰り返すと思わない
かい?」
結局のところ「生き返っても生前の記憶が無い」「自分らしく復活しても死ぬ前の続きができない」「自分らしさの中に適応できないという本質的問題がある」という要素があれば「死後の世界」には意味が無いと成ります。
「私は死後の世界に意味が無いという事まで結論付けました。
しかし死後の世界に期待する他の人について心配です。
もし本当にそういうものがあっても彼は再度苦しむだけに
思えます。この世界の残りの人生で彼の問題を彼が解決で
きる様に指導します」
宗教が目指しているのは上の様な趣旨に思えます。
「自分を反省して進歩しない人にとっては残りの人生も死後
の世界も何の意味も無いのだ」
という事だけは(死後の世界の発見できずとも)分かるというわけです。なので宗教は「死後の世界を話題にしたとき特別に興味を持つ人」を対象に指導(カウンセリング)を繰り返しているのでしょう。
「あなたはカメを信じますか?」
「なにそれ?」
「死後の世界を保証する海生生物です」
「おおお、キター。そこんとこ詳しく」
「カメを信じる人は俗世界を捨てて私たちの教育施設で修行
をすることになります。それでも良いですか?」
「おおお。転生できるなら何でもしますよ」
「はい。おひとり様ご案内~」
自分の進歩無しに世界を変えても「幸せに成れるイメージが湧かない」のは当たり前です。世界の何を変えたらよいのか妄想することは出来ます。しかし現実感が無くなるだけで「やりがいも達成感も感じない」世界になるでしょう。
私たちが「死」を恐れるのは不可逆であるからとしました。その上で「継続できない事態に陥る不可逆」が恐怖の本質であるとしました。更にこの継続には「困難を乗り越えて適応する」という欲求が含まれており、世界の改変による困難の排除を望むと「生」その物の意味が薄れるとお話ししました。
「断念せずに適応し続ける自分を感じ続けたい」
というのが私たちが生死を問う時の本質的な欲求であるということです。死後の世界を望む気持ちが「まだまだ楽しみたい」と言う話であれば誰もが「肝要に肯定(天国について話す)」します。しかし逆に「今の世界から逃げたい」という話であれば「そんな旨い話はないと否定(地獄について話して脅す)」するわけです。
「死後の世界の有無については、死後の世界を望む人の
理由についても考えて答えるのが人である」
自分が「本当は何を望んでいるのか?」について、ストレートに辿り着けることが大事だと思います。そういう訓練は生きているうちにやって置けば「もし本当に死後の世界があった場合にはスタートダッシュ」が出来るでしょう。もう一度、他人から出遅れる経験をしたくないなら「いま生きているうち」に練習をしておくべきです。
「死後の世界があったとしても今抱える問題と同じ問題
に苦しめば、死後の世界と言う実感が湧かないだろう。
そういう人にとって死後の世界は無いのと同じである」
私たちは「睡眠時に毎日死んでいる」とし「起床と共に生き返っている」とすればよいわけです。この形は理想的な死後の世界なのです(記憶を伴う復活であり、世界は激変しておらず、やり残したことを継続できる)。これ以上に都合の良い死後の世界は無いでしょう。
それ以外の死後の世界があると「孤独感」や「適応の難しさ」が増し精神的に追い詰められるでしょう。人は環境が変わっただけでうつ病になるわけです。世界を都合よく変えても、実際は精神が参ってしまうのだと思います。だとすると寝て起きる程度の変化が死後の世界の限界と言えます。
「あまりにも理想的な死後の世界なので自分がずっと生
きているように錯覚していました。実は毎日死んで復
活していただけなんですね・・・」
という分けで私たちは既に最も理想に近い死後の世界を毎日体験しています。人は死ぬまで3万回以上も理想的な死後の世界を体験することになっております。
好きなところで「ここは死後の世界だ」と思えば宜しいと思います。その世界が自分にとって好きか嫌いかは関係ありません。「死後の世界」があるとしても自分の好き嫌いとは関係ないのです。
「自分の好き嫌いに気を使う世界は生前だろうと死後だ
ろうとないのだ」
以上、ご参考になれば。
No.21
- 回答日時:
死後の世界=無というのは大変危険でよくない考え方です
第一見た事もないものを端から否定するのもどうかと思います
あるかも知れないし ないかも知れない
これが健全な考え方だと思います
何故「死後の世界=無」が危険かと言いますと
この世でどんな悪事を働いてもどーせあの世はない
んだから何したって構わない バレなければ完全犯罪
となってしまうからです そうなるとこの世はワルが
やり放題の地獄絵図です それがいいと思いますか?
No.19
- 回答日時:
臨死体験の多くが下記のステップをふみます
自分自身を見る
↓
周りを見る
↓
暗いトンネルを通り抜ける
↓
死後の世界にたどり着く?
あえて上記を天文物理学で検証すると
暗いトンネルは空間に存在するとされるワームホール
死後の世界はパラレルワールド
である可能性があります
No.18
- 回答日時:
無はない。
あの世は証明できないのと同じに
あの世が無いと証明できませんよ、ね
しかし
科学の原因と結果の法則、物質不滅の法則
質量不滅の法則、エネルギー不滅の法則からすると、
死んでも無にはならない、チャラにならないのです
生命だけ例外、といえません。
科学的に あるものが無くなる事はありません
変化するのです 古典物理学の範囲ですが
誰も体験したことはないが、確実に体験する。
生の対極に死があるのなら、生を極めれば、
死が分かるのではないでしょうか。
いかにして生命が誕生したか、いまだに不明です
であるならば、何故生命が誕生したか、を
解明する事が大事ですね
ノンレム睡眠時でも精神や記憶は無にならない。
朝起きると、昨日の続きを演ずるのですから
でも、死は眠っている状態とも表現できます
更に死は
沈んでいる、宇宙に溶け込んでいる、潜在している状態、
情報だけ、更に空の状態。
有るとか無いとか、一方に決められない状態。
更に、量子脳理論とかあります、
しかし
仏教の解く生と死の理論は深い。論理的にも整合性がある。
No.17
- 回答日時:
なぜ地球に生命が存在するのか?
高名な物理学者は言います
「たまたま生命が生まれる状態に
宇宙定数が落ち着き地球に生命が生まれる
位置に地球があったからだと」
その発言を聞いてわたくしは思った
物理学者の知性も低いものだと
なぜなら月が無くても地球に生命は
誕生していたからです
なぜ月があるのか?しかも
ダイヤモンドリング出来るほどに
太陽と地球の見かけの大きさが
全く同じである事の
ありえない確率と奇跡をはらんで
つまりこの宇宙は何者かによって
デザインされていると言う事です
自分がこの宇宙をデザインする者として
考えてみてください
自発的対称性の破れ(偶然)が用意されている
つまり命も宇宙もシミュレーションなのです
生命が発生したものならば現時点では
死後の世界を確認できていないのだから
有るとも無いとも言えない
しかしまもなく迎えるシンギュラリティで
この宇宙のデザインの核心に辿り着き
有る無しを超えて宇宙をハッキングし
永遠の命を手にすることは確定でしょう
その時点で死後の世界の有無なんて
どうでもいい設問に成り下がるのです
No.16
- 回答日時:
絶対に有ると言う人も、絶対に無いと言う人も、死んでから数日間そのままでそれから生き返った人は居ないと思われるので、その絶対的根拠は無いわけですから、今のところはその証明のしようもないですよね。
皆、個人個人でどう感じているかの論争をしてみたところで無駄な気がしますし、自分だけはこう思う……けど……。で良いのだと思います。
ちなみに私は宗教嫌いの不思議好きなので、無宗教者ですが、死後の世界はあると思っているお婆さんです。( ◠‿◠ )
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No.15
- 回答日時:
死後の世界を科学的に考察し結論を出すことはできません。
宗教の教義を信ずることによって、その人が死後の世界観を持つことができるのです。
それを、科学的に肯定することも否定することもできません。
ただ、聖書の世界観はそのままの解釈だとするなら、非科学的であり科学的に否定できる部分はありますし、大乗仏教の世界観は大変科学的だと思いますが、問題は「空」です。「空」が認知されれば一気に認められるかもしれないと思います。
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