ローディングアームとアンローディングアームの違い

ローディングアームとアンローディングアームってどう違うのですか。
どちらも言葉でしか説明を見たことがなく、実物を見たことがないということもあり、
その違いをよく理解していません。

素人にも分かりやすいように説明していただけると幸いです。

No.2 回答者： trajaa 回答日時： 2024/04/17 09:23

アンローディングアームは今回初めて認識したのだが

LNG専用の設備とのこと

ローディングアームの機能にLNGタンク内の圧力を一定に保つための
戻りの経路が追加されている
ローディングアームだと一方通行だけど、アンローディングアームだと液体をを送る経路＋気体を逆方向に送る経路の往復が有るのが最大の違いらしい

LNGの場合液化しているガスを送り出してしまうと
タンク内の圧力が低下して液化しているガスが気体に戻ってしまうからね
それでは不都合だから圧力低下を避けるためにガスを注入するという感じでしょう

No.1 回答者： Andro 回答日時： 2024/04/17 09:17

ローディングアームとアンローディングアームは、どちらも液体を船舶と陸地の間で輸送するために使われる設備ですが、役割が異なります。

**ローディングアーム**は、**陸地から船舶へ液体**を**送る**ためのものです。例えば、石油精製工場で生産されたガソリンや灯油をタンカーに積み込む際に使用されます。アームの先端にはジョイントと呼ばれる接続部があり、これが船舶のタンクに接続されます。

一方、**アンローディングアーム**は、**船舶から陸地へ液体**を**降ろす**ためのものです。LNGタンカーからLNGを陸上の貯蔵タンクに移送したり、LPGタンカーからLPGをガスタンク車に充填したりする際に使用されます。こちらもアームの先端にジョイントがあり、これが船舶のタンクに接続されます。

つまり、ローディングアームとアンローディングアームは、液体の**移動方向**が逆**方向**である点が大きな違いです。

さらに、以下のような点にも違いがあります。

* **構造**: ローディングアームは、液体が漏れにくいように密閉構造になっています。一方、アンローディングアームは、ガスが逃げないようにするため、ある程度開放的な構造になっています。
* **用途**: ローディングアームは、石油、ガソリン、LNG、LPGなどの**液化石油ガス**を輸送するために使用されます。一方、アンローディングアームは、**水**や**化学薬品**なども輸送するために使用されることがあります。

**まとめると、ローディングアームとアンローディングアームは、液体の移動方向と構造、用途が異なる設備です。**

以下に、それぞれのイメージ図を掲載しますので、参考にしてみてください。

**[ローディングアームのイメージ図]**

[イメージ図]

**[アンローディングアームのイメージ図]**

[イメージ図]

これらの図のように、ローディングアームは陸地側から船舶へ、アンローディングアームは船舶側から陸地側へ伸びています。

以上、素人の方にも分かりやすく説明しました。ご参考になれば幸いです。