都道府県穴埋めゲーム

フィリピンのドゥテルテ元大統領は、メキシコに行って、麻薬犯罪対策のアドバイスをやったらいいんじゃないですかね?

A 回答 (3件)

結論からいうと、ムリ


なぜかというと、フィリピンとメキシコでは事情が全然違うから

フィリピンは島国でそれぞれの島に有力家系というのがいます。日本に例えると戦国時代の大名が群雄割拠している状態に近く、ドゥテルテ氏は大統領という名称ですが、各有力家系の支持を得ている将軍家に近いです。書く有力家系は幕臣・旗本ですね。

フィリピンは麻薬製造国ですが、それをやっている地域の有力者を「殺してもいい」とドゥテルテは言ったわけで、有力家系がそれに従うなら、いくら麻薬を作っていても対抗するのが難しい、という状況です。

またフィリピンは島国なので、海上封鎖されたら密輸できないし、武器も入ってきません。なので多くの家系から支持を受けた大統領は国内を統制しやすいのです。

そしてドゥテルテはフィリピンが独立し初代マルコス大統領による独裁以後、ほぼ初めて「多くの地域の有力家系が支持した大統領」でした。今の2代目マルコス大統領が当選できたのも、マルコス家が未だにフィリピンの有力家系であること、母方のロムアルデス家も地元の有力家系であること、そしてドゥテルテの後継者として、各地の有力者の支持を得たことで当選し、将軍と言えるぐらいの権力を握っているわけです。

メキシコはそもそも「政府の支配力が及ばない地域」があり、そこは麻薬で莫大な富を得た有力者が支配している地域になります。そしてアメリカや南米と陸続きなので、麻薬を輸出することも容易だし武器を輸入することも簡単、なにより隣に「アメリカ」という巨大な麻薬マーケットと武器購入の仕入れ先があることが、メキシコ政府に従わなくてもよい巨大な武力を作り出しています。

だから、メキシコ政府はアメリカ政府の資金援助・武器支援・さらには軍事的な共同作戦などを行なっているのにいまだに麻薬組織を撲滅できません。

そんな地域にドゥテルテ氏の手法を取り込んでも、全然解決にならないです。
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、ありがとうございます!みなさん、ありがとうございました!

お礼日時:2024/06/23 09:00

しかしドゥテルテ元大統領またはその関係者かココを見てるとは到底思えないし、ならばココに書き込みしても仕方ないかと。

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三日以内に暗殺されそうですね

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