海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

単にタイムスリップものというわけではなくて、
いくつか条件があるんですが・・
自分の身内と出会ってしまう、というやつが読みたいです(笑)
特に恋愛関係になってしまう話が好きなのですが。
そういう話は大抵ラストがせつない感じですが、そこがまたすごく好き。
例を挙げると(漫画ですが)
「スロップマンションにおかえり」、「純粋培養閲覧図」など。
簡単に言うと、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を
恋愛や感情重視にした感じです;;

それから、SFが苦手なのでなるべく「SFっぽくないもの」!
電子回路とか思考を感知して動くオートマチックカーとか(笑)が
がんがん出てくると駄目です。
ブラッドベリの「ウは宇宙船のウ」が読みたくて、
先日借りてみたのですがこの短編すら読めませんでした;
あとなるべく国内ものだと嬉しいです。
駄目元で言えば中心人物が若い(学生とか)方がいいんですけど・・
わがままですみませんが条件にあった本をご存知の方は教えて下さい。

A 回答 (22件中1~10件)

いまさらですが・・・。


今日突然この質問に出会ってしまったので。

マンガでもいいですか?
大島弓子の”つるばら つるばら”です。
こう唱えるだけでもせつなくて胸がきゅ~んとなります。

子供の頃から“夢に出てくるばらの垣根のある家”をずっと探し続けている男の子がいて、
何故かどうしても、ひらひらしたスカートに憧れて、
ある時、夢で前世自分が死ぬ瞬間を思い出して、
確信を持って、きっとあると信じて、その家を探しつづけるのですが・・・。

条件通りだと思いますので全部は書かないです。
是非、読んでください。
大島弓子はいつもそうなんですけど、なんでこんな作品が描けるのでしょう・・・。
ああ、思い出してまた胸が苦しい・・・。
大好きな作品の内の1つです。
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この回答へのお礼

こんにちは、大変お礼が遅くなってしまい申し訳無いです。
大島弓子私も大好きです!しかも一番初めに読んだのが、
タイトルに惹かれた「つるばら つるばら」でした。
でもこのお話、私の中ではテンポのいいサバサバした話というか・・;;
私がおかしいのでしょうか・・(涙)
ちなみに大島さんの作品で好きなのは「いちご物語」
「七月七日に」「全て緑になる日まで」「いたい棘いたくない棘」「夏の夜の獏」などです。どれも好きなんですが・・
ほんとに、なんであんな作品が書けるのか不思議でたまらないですよね。
でも実は、初めてこの方の漫画を読んだとき、あまりのスローテンポさに閉口した記憶があります;
どこがいいんだろうと思いましたし・・
漫画にはそれぞれいい読み方というものがあると教えられました。
今じゃ好きで好きでたまらないので、私も成長したんだなあと思う次第です・・
長くなりましたがご回答頂けてとても嬉しかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/22 13:38

既出ですが、私も「夏への扉」「リプレイ」「戦う天気予報」の「不安定なまゆみ」を推します。


「ネプチューン」も女の子に○○○名前は可笑しいですが、新井素子独自の世界観が面白く読めます。新井素子はSF色が強くないんで、抵抗なく読めるのは保証できます。
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■ネプチューン(新井素子・ハヤカワ文庫『今はもういないあたしへ…』に収録)



恋愛ものとしては、これですね。身内どころか、もう。
ちなみに表題作の方は、とにかく凄まじいです。こちらもぜひ読んでみてください。

■時尼に関する覚え書(梶尾真治・ハヤカワ文庫『恐竜ラウレンティスの幻視』に収録)

これもいいです。時間を逆行する女性との恋愛のせつなさが描かれています。

梶尾真治さんの短編には、せつないものが多くあります。氏の作品で、身内に会う云々にこだわらなければ、

■美亜へ贈る真珠(ハヤカワ文庫『地球はプレイン・ヨーグルト』に収録)
■メモリアル・スター(ハヤカワ文庫『泣き婆伝説』に収録)

これらも切なくていいですよ。

それと、SFを読む際のコツを1つ。それは、
『よく判らない技術の解説や描写などは斜め読みする』
ことです。それそのものがテーマである作品でない限り、十分に有効です。
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あれ、大原まり子の「タイム・リーパー」はまだ出ていないですね。


「SFっぽくないもの」という条件で、他の人は外したのかな^^;
自分の身内と出会って、恋愛関係になってしまう、という条件には合っているんですが・・・

主人公のトオル(23歳の銀行員)が、事故にあう直前、無意識に30年の時間を未来へ跳んで(タイムリープ)してしまいます。
過去に残してきた恋人、友人、2018年で知り合った女性、トオルを追う組織、更に未来から時のほころびをなおしに来たチーム・・・
・・・今、あらすじを書こうとしたんですが、やっぱりSFっぽいかも^^;
恋愛の要素は、ちゃんとあるし、大原まり子としては、とっつきやすい小説なのですが。
ハヤカワ文庫から出ていますので、図書館にあれば、どうぞ。
ラストは、せつなくて泣けました。
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この回答へのお礼

こんにちは。
レスありがとうございます。
SFはほんと苦手なんですが、
あんまり機械とか出てこなければ平気かもしれません(笑)
折角お薦めしてくださったのでチェックしてみますね。
大原まり子さんもお名前だけはよく知ってますし。
ありがとうございました!

お礼日時:2001/10/27 10:13

それならロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」でしょう。


文春文庫のアンソロジー、「奇妙なはなし」に収録されている短編です。
海外物ですが、甘さ、切なさは保証します。
たった一人で避暑に出かけた中年男性が未来から来たと自称する
不思議な少女に逢うお話です。

あとはこれまでに出ていないところだと、
フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」(岩波少年文庫)
 イギリスの古い屋敷で少年が毎夜、数十年にこの屋敷に住んでいた少女に逢う話。
 児童書ながら恋愛小説としても読めるタイムスリップ物です

梶尾真治「時尼に関する覚書」
 短編集「恐竜ラウレンティスの幻視」(早川文庫)に収録されています。
 タイムスリップはしていませんが、それ以外の条件は満たしていると思います。
 これにはまったら同じ作者の「百光年ハネムーン」(出版芸術社)もどうぞ。
 こっちは時間系のSF短編が多い短編集です。
 どれもかなり切な目です。

というところでしょうか?

あと漫画だと柳原望「時間旋律」(白泉社)なんか好きですね。
こっちは大正時代のお嬢様と現代高校生の恋愛物です。
でももう見つけにくくなっているかも。
では健闘を祈ります。
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この回答へのお礼

こんにちは。
レスありがとうございます。
なんか色々おすすめして頂いて・・嬉しいです。
特にピアスの「トムは真夜中の庭で」とか・・これずっと読みたい本なんです。
参考にさせていただきますね。
結構前の質問なのに見つけてくださって有難うございました!

お礼日時:2001/10/24 18:43

北村薫さんの三部作は私もお勧めします。


そして、私が一番好きなのも、やっぱり「スキップ」です。
松坂恵子主演のテレビ版もなかなか感じでてましたよ。

あとは、国内ものではないのですが、「リプレイ」と「時のかなたの恋人」は、絶対読まなくちゃだめです。(笑)

「リプレイ」(グリムウッド)は、突然の死に襲われた主人公が昔の自分に戻ってもう一度人生をやり直すが、2回目の人生もまた、1回目と同じところで死によって終わる。だが、目覚めると3回目の人生が・・というような感じで、何年か前の堂本剛主演のドラマは多分これのパクリなのでは。

「時のかなたの恋人」(デヴロー)のほうは、今となってはどこが良かったのかわからない、腐れ縁の恋人からさんざんな目にあわされ、すっかりまいっていた主人公の前に、16世紀からタイムスリップしてきた美男の伯爵があらわれて・・という感じです。

2作とも少し長めですが、私のイチオシです。
ぜひ挑戦してみてください。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
「リプレイ」と「時のかなたの恋人」ですね。
タイトルだけは知ってます・・特にリプレイは、
dai-mさんの仰ってる堂本剛の「君といた未来のために」ですね、
そのドラマがそっくりっていうかパクったときいたので(笑)
読もうかなと思ってました。
デマかもしれませんが私の聞いたのは、
ドラマ化を向こうに打診したら断られたのだけど
無視して作っちゃったとかそんな感じでしたね。
とにかくチェックさせていただきます(笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/06 12:58

No14のtakiです。


あらら。レスかぶってましたね^^;

そんなわけで、思い出した小説が角川書店から出ている短編集「たたかう天気予報」(火浦功:ひうら こう)です。絶版(;;)らしいので、古本屋さんで探してね。
その中に収録されている「不安定なまゆみ」と「RADIO SUMMER」はお勧めですよ~。

不安定なまゆみ:眼鏡を壊してぼやけた世界しか見られない僕の前に現れたのは、なぜかハッキリと見える少女「まゆみ」だった。彼女は、どこからきたのか・・・?

RADIO SUMMER:海辺に住む老人が古びたラジオのスイッチを入れると、若き日のヒットナンバーが流れはじめる。ラジオは新品同様に、窓の向こうにはあの夏の日がよみがえっていた・・・
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この回答へのお礼

再びレスありがとうございますー。
「たたかう天気予報」近くの図書館にあるみたいなので、
借りて読めそうです。
短編集は読みやすくていいですよね。
ではありがとうございました!

お礼日時:2001/10/04 11:01

No.2の回答者です。


お礼どうも有り難うございました。(^_^)
ちょっと補足しておきたいと思います。
「続・時をかける少女」は続編には違いありませんが、原作者が違います。
そのため作風もちょっと違いますが、登場人物等引き継いでいますので違和感は無いと思います。
一応、ビックリなさらないように、と思いまして…。

「時をかける少女」   筒井康隆著

「続・時をかける少女」 石山透著

となっております。

#そういえば内田有紀主演のTVドラマ版「時をかける少女」にはお寺の住職#役で筒井康隆氏が出ていたなぁ…。
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この回答へのお礼

補足までありがとうございます。
なんか珍しいですねそういう「続」って・・。
筒井康隆さんて少し前に何かのCMに出てましたよね。
すごいウケた覚えがあります(笑)
では参考にさせて頂きます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/04 10:53

タイムスリップのおすすめではないのですが^^;



「ウは宇宙船のウ」は萩尾望都さんという漫画作家のかたが短編漫画集を出しています。こんどは漫画でSFに再挑戦してみてくださいね
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
#9のdepu2さんへのお礼とかなりだぶってしまうのですが;;
萩尾望都さんの漫画の方を先に持っていて、
それをまだ読まないうちに原作があると知ったので
「やはり原作から読まねば」と思いブラッドベリを読み、
それで駄目だったんです(笑)
なので、まだ萩尾さんの方は読んでません。
今度はそっちから読んでみて、またブラッドベリに戻ってみて、
ブラッドベリの良さを理解できればいいなと思ってるんですが・・
ってなんか日本語めちゃくちゃですね(笑)
萩尾さんは「トーマの心臓」とか「エッグスタンド」とか
「残酷な神が支配する」とか好きな作品が多いので
漫画の方はかなり期待してます。
では長くなりましたがありがとうございました!

お礼日時:2001/09/30 07:20

すでに、何人かが勧めていますが



ハイラインの「夏への扉」に追加票1票です。

SFですが、SFっぽくなく読めます。

1950年代に書かれた小説ですが、いま読んでも古さを感じさせません。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
「夏への扉」おすすめありがとうございます!
たくさんの方におすすめして頂いたのでこれは読まない訳にいかないです(笑)
にしてもそんなに古い作品だとは知りませんでした。
現在でも人気があるというのはすごいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/30 06:52

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