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グラフィックデザイナーであり、経営もしています。
良いデザインするために、結構時間がかかります。

今は不景気ですから、デザイン料が安いです。

それでも、デザインの質を落としたくないですから、
ひとつひとつの仕事を
安くても(ほとんど安いです)、
丁寧に精魂込めてやってます。

お陰で、社員に給料払えません。

どうしたらいいのかわかりません。
簡単に言うと

経営者と、クリエイターは正反対ですので
クリエイターを優先すると、儲けが減り

経営者を優先すると
質が落ちます。

パラドックスに陥っています。
かなり真剣に悩んでいます。
社員に給料はらえません。

こんな僕ですが
どなたか、アドバイスをお聞きしたいです。
よろしくお願いいたします。

※ちなみに、数字や、流行や、お客様の求めているものには敏感ですので、
経営だけに集中すれば、結果を出す自信はあるんです。
でも性格的に、雑な仕事ができませんし、
自分でデザイン作業やります。
どうしたらよいかわかりません。。

A 回答 (11件中1~10件)

こういったジレンマに最初は誰でも悩むと思います。



というよりむしろ、ジレンマにぶつかった事そのものは、ご自身の会社が進歩している証拠でもあると思った方が良いかと思います。

「出来ない事を知る事」は、「出来ない事すらも知らない状態」より格段に上である事を知って頂きたいと思います。

ikiruさんの会社の規模や、スタッフの人数がどれほどなのかわからないため、こちらでおおまかな目安をつけて、話を進めますが、「デザイン」をベースとした仕事に関して必要なセクションは、ざざっとですが、おおまかに以下の様になると思います

1 営業

2 経理
 1.法的な事務経理(税務)
 2.外的(対クライアントに対する契約等)事務経理
 3.内的(対スタッフに対する支払い等)事務経理

3 企画/戦略
 1.企画開発(Pl)
 2.マーケティングリサーチ(MR/R)
 3.ストラテジー(S)(流通経路開拓等も含む)

4 制作管理
 1.進行管理
 2.発注(人事、ハード面含む)
 3.ロケーション管理

5 制作
 1.ディレクター業務(CD/AD)
 2.デザイン業務(GD/PD/I/P)
 3.編集業務(ED/r/E)
 
6 アシスタント業務

7 広報



に分かれると思います。


まず、ご自身が「代表」であられる以上、これらの業務に関して、全てバランス良く知っておく必要があります。これは最低限必要な事と捉えて頂いた方が良いでしょう。経営は、他人に任せても良い部分と、他人任せではダメな最低限度が存在します。

わかり易く例えると、「会計」に関して、デザイナーが「会計士」の資格を取る必要はありませんが、「会計」のおおまかなアウトラインは全て知っておく必要があります。

会計を「映画」に例えると

会計士 映画の内容を細かく把握し、制作する側の人
経営者 映画を全て観て、ぶつくさ意見を言う人

映画を作らなくとも、観て評論出来るか、全く観ていないかでは大きな差があります。
逆にその程度の事が出来ないという事であるならば、これは経営には根本的にむいていないと言わざるを得ません。



次に「自分はデザイナ-だからデザインが出来ればいい」的な発想は、経営には全く向いていません。そういった一部ぶつ切り的な才能の特化している人達の為に、ぶつ切りセクションの集合体である「会社」が存在しているわけでもあります。 ここに属すれば、デザイナーはデザインだけ出来れば良い(逆に出来ないと存在価値はありませんが)が通用するわけです。

世間には、フリーランスデザイナーとして「デザイン」だけで経営をしている様に見える人達がいますが、それは単に経営状態を「見せていない」だけだと思います。みんなそれなりに血のにじむ様な努力をしています。


いずれにせよ、僕の経験から、ある程度軌道路線にのるには10年は必要と考えています。 

特に広告業界、デザイン業界は、ある程度名前が売れ始めるとちやほやされてしまう業界ではありますが、頭に乗って会社を辞め、なんちゃって独立なんかをすると、最初2.3年はラクチンですが、その後は地獄です。何故地獄かというと、ぶつ切りセクションの中での職能しか持ち合わせていないからです(井の中の蛙が大海に放り出された事を知る様なもの)

経営には失敗はつきものです。20個30個の失敗はしないよりもした方が、その後の成功の為に役にたつはずです。

また、自分の今の器を飛び越えて、経営能力が無い状態で法人に踏み切るのは、危険だと思います(いろんな考えの人がいますが..)

デザイナーの方なら、最初5年目までは青色申告個人事業主として修行、6年目に有限会社目標、その後は、決算を見つつ妥当な時期に株式にするといったプランが必要だと思います。


あと、余談ですが
経営者とクリエーターは正反対という考えは持たない方が良いです。
経営者に手腕があれば、クリエーターと同じ方向を見る事が出来ますし、また
優秀なクリエーターであれば、経営者と同じビジョンを持つ事が出来ます。
この2者のバランスが良い状態で、はじめてモノが世の中に生み出されるものだと思います。
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この回答へのお礼

長文本当にありがとうございます。
参考になることがかなり書かれておりました。
いろいろ頑張ってみます。

ありがとうございました。
やはり、みなさん経営についても努力されているんですね。

お礼日時:2005/06/30 15:54

#9です。



下の回答で大きな誤字発見!

>とはいえ、現実は中々思い通りになります。

⇒とはいえ、現実は中々思い通りになりません。



ええと、せっかく再書き込みしたんで・・・

まずは、給料払えるように
もし客から見て過剰品質なら
文句言われないレベルまでおとして
量をこなし、会社としての体力を養うべきだと思いますよ。
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私は広告代理店のマーケターです。


実情は分かるものの門外漢の立場ですので
視点がズレていたら私の意見は無視して下さい。

もし、あなたの会社がお客様から
●安く使えるし、仕事も丁寧
だと暗に評価されていて(都合よく使われていて)
それがあなたの経営方針と違うなら
経営者は評価を変える努力をすべきです。
(それが出来ないのなら経営方針を変えるしかありませんし・・・)

つまり
高品質を自負するなら、高く売るべきです。

このご時勢、客の財布の紐が固いのは分かりますが
高く売れないというのは
●客が付加価値を感じる程の水準に達していない
●こだわり所が客のニーズとずれている(ユーザーニーズに応えていない)
のどちらかではないでしょうか。

とはいえ、現実は中々思い通りになります。
会社の存続を長期視点で考えるなら
メリハリをつけていくのが現実的な解決法ではないでしょうか?

つまり
●会社の功績になりそうな仕事は多少採算を度外視しても品質をあげる。
(ただし、その評価を業務拡大に結びつける努力をしないといけません)
●品質を評価されないような仕事は利益優先で効率をあげる。

>経営者と、クリエイターは正反対
そのように仰るクリエイターの方は多いように思いますが
品質と効率の両方を最大化する努力をするのが
経営のあるべき姿だと思います。

経営者でもないのに生意気言って恐縮です。
頑張ってくださいね。
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お金が払えないのなら社員の首を切ります。



それができないのであれば経営者として独立を止めることです。

単価が低くとも数をこなせる仕事を多く取りいれて、それで安定化させます、それ用に要員を専属であてるのがいいでしょう、自分は単価を落とさないですむ儲けの高い仕事をこなしてレベルを維持します。

敏感だったら経営は潤滑なはずです、そこにおごりがありますのでまず悔い改めること、経営に徹しても今と多分変わらないでしょう。

社員は全てアルバイトにして経費を押さえるべく仕事をこなすのが経営者でありクリエィタです。
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会社組織で社員を抱えているのなら、経営者としての意識を強くもつべきです。

経営者としての義務です。

それがいやなら、会社組織を解消しましょう。フリーランスとしてバイトのアシスタントを使う程度なら、仕事を選べば自分が食っていく程度の仕事に限定することは可能でしょう。

自分はどちらをやりたいのか、決断するべきだと思います。
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その悩み..すごく分かります(>m<)



ただ、社員だって給料がまともに出ないと会社に不信感を抱き、『頑張ってもお給料もらえなきゃ意味ないや』と、良い作品を作る気力を無くすかもしれませんし、そうなっては本末転倒です。

社員を大事にしない会社って大抵あまり良い結果になってないですし、それでも社員の給料より作品の質を選ぶなら、SOHOになるほうが社員のためにも良いのでは?

金銭面でいえば、私も最近『このまま安い仕事を受け続けて先があるのか…』という疑問にさいなまれ、思い切って金額を上げていってます。

古い顧客には難しいかもしれませんが、新規顧客の場合は単価を1.2倍~1.5倍の割合で引き上げ、打ち合わせの際の交通費や時間給も“諸経費”“交通費”といった細かい名目で請求を上げています。
その事でトラブルになったことは今の所ありません。

仕事の料金は安い、社員の給料は安い、でも質は落としたく無い・・これはどう考えても悪循環になる典型と思います。

私なら仕事の単価を上げていき、あまりにも無理な価格を要求するお客さんは断り、作品の質を正当に評価してくれるお客さんを確保する道を選びます。
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職人気質、クリエイター気質の方は、往々にして、自分が満足のいく作品を作ることには熱心でも、自分の作品がいくらで売れるのか、無頓着であるように思います。



私が思うに、貴方の作品・技術の価値を正しく理解し、妥当な価格で売り込んでくれるパートナーが必要な気がします。
社員さんが居られるとのこと、少なくとも、会社の存続を第一に考える方が必要でしょう。
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こんにちは。


デザイン会社で、管理職をしているものから一言。

根本的に、あなたはまだ上に立つという点で、経験が不足しているかと思われます。飛び級して経営者となってしまったことが、失敗だったでしょう。

>それでも、デザインの質を落としたくないですから、
>ひとつひとつの仕事を
>安くても(ほとんど安いです)、
>丁寧に精魂込めてやってます。

>経営者を優先すると
>質が落ちます。

デザインの仕事とは、完成形があなたのデザインであればよいわけで、あなたが手をいちいち動かさなくてもよいのです。「きちんとしたディレクション」ができれば、アシスタントを使うなり、オペレーターを使うなりで処理できるはずです。

経営陣であるあなたが、人を使うことができないのであれば、それは会社の死活問題であり、仕事をまわすことも当然できません。

未だ、あなたは「一職人」の意識でしかないのです。デザイナーとして優れていることと、会社を経営することは全く異質のものであり、考え方自体を完全に変えなければいけません。

自分が手を離すと質が落ちるというのであれば、どうすれば質を保てる現場をつくれるのかと考えなければいけないのです。当然、そのための組織編成についてもテコいれが必要になるかもしれません。

仕事の単価が下がってきている現状があるのでしたら、それに対する会社としての対策を考えることが経営陣の役割です。

自分が触らなければ、「雑な仕事」という意識を考え直す必要があるでしょう。会社として打ち出すべきは、一個人の実力ではなく、会社としての実力です。

組織として、あなたが求めるクオリティを維持できる計画をたててください。

何事も初めは未経験で、乗り越えなければいけない壁も多々あるでしょう。その一つ一つを糧にして経営・組織を学んでください。今のあなたはあまりに未熟すぎます。一つの仕事というものを、もっと大きな視野で考えられるようになることが大切です。
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部下を信頼すること、じゃないですかね。



案出しと実制作は完全に部下に任せ、自らはADに徹し、
大まかな方向性の指示と仕上がりのチェックを。
ご自身の片腕となる方を育てられるといいでしょう。

全部自分でやりたくなるのはよく解ります。
生真面目な方ですね。しかし上に立つ者は、
部下のある程度の実力不足もすべて抱えられる度量、
そして部下が自分を追い越していこうとするのを
認められる度量、両方が必要なんじゃないでしょうか。
もちろん自分の実力が十分でなければ、
そこまで大きな度量は持てないのですけれど…。
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よき片腕となる人に巡り会えていないんですね。


人脈と人望はありますか。
無いんなら規模を縮小して下さい。
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