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フェノールを水に溶かす実験をしました。
60℃フェノール2mlに対し水5mlを入れました。
すると、実験結果では白っぽくなり溶けたように見えました。その後実験の指示に従い、60℃の湯で温めたところ、上下に分離しました。
温めた後に溶けるなら分かるのですが、なぜ温めて分離したのでしょうか。
もしよろしければ、さっぱり分からないので教えてください。

A 回答 (4件)

フェノールはわずかながら水に溶けますが、溶解度は低いです。


手元に資料がないので、正確な溶解度はわかりませんが、少なくとも水5mlにフェノール2mlが溶けることはありません。ほとんどが溶けずに分離するはずです。
ただ、OH基のために、多少なりとも水と親和力があったり、密度が水と近いということもあるかもしれません。
そのために、かき混ぜると均一に混ざったように見えたのかもしれません。
ただし、気を付けて欲しいことは、「白っぽく」なったということは、「溶けていない」ことを意味します。
完全に透明になったのなら溶けた可能性もあるのですが、白っぽく濁っているということは、逆に、溶けていないということの裏付けになります。

この回答への補足

そうですね、100mlで一桁くらいしか溶けなかったはずです。
均一に見えたのかも…
ハイ、多分そうですww
細かい補足もありがとうございます☆

補足日時:2005/08/26 00:12
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この回答へのお礼

失礼しましたお礼と補足間違えました。

お礼日時:2005/08/26 01:19

蛇足ですが、


2層に分かれたうち、下層がフェノール、上層が水です。
体積の変化に気がつきましたか?
2 mLだったはずのフェノールが倍近くになっていたのでは? フェノールが水を吸って(水がフェノールに溶け込んで)飽和している状態です。

核酸の精製をしている人にはおなじみの、「フェノール抽出」では水(実際にはバッファー)飽和のフェノールを使います。生物組織の粗抽出液にバッファー飽和フェノールを加え乳化するまで混合したのち遠心分離すると、タンパク質がフェノール層、中間層に抽出され、核酸は水相に溶解したまま残ります。
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この回答へのお礼

気づきませんでした。
そうなんですか、、、
ありがとうございます!

お礼日時:2005/09/05 23:25

> 60℃フェノール2mlに対し水5mlを



温めたフェノールに水を入れたんですね?
だとすると、最初の状態では「フェノールに少量の水を溶かした」状態になった可能性があります。
この場合、「フェノールへの水の溶解度分」だけ、水がフェノールに溶けます(W/O系)。
ここに水5mlが加わると「水へのフェノールの溶解度分」だけ、フェノールが水に溶けます(O/W系)。

そのため、最初に少量の水を入れたときは溶けた(実際には溶質と溶媒の関係が逆なのですが)、という可能性があります。
「水とエタノール」のように全ての割合で混ざる、というものでない場合、こういったことが見られますので、参考までに。
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この回答へのお礼

難しいですね ありがとうございます☆ミ

お礼日時:2005/09/05 23:24

フェノールには水酸基がついていますが、その程度の極性はベンゼン間の中に引き込まれてしまって、水にはちっとも溶けません……ということは十分ご承知かと思います。



さいしょ、白くなって溶けた様に見えたのは、溶けないフェノールの細かい粒が分散していただけなのでは?
暖めることによってフェノールの細かい粒同士が接触する機会が増えて、ついにはすべてのフェノールが一塊になって、水と分離した、とかいう考え方では?

すいません……実験したこと無いので、空想です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
確かに、分散しただけみたいな気がしてきましたw

お礼日時:2005/08/26 00:12

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