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今吸光度を測定してるんですが、測定波長570nm(対照波長は600nm以上とする)って書いてます。無視して570nmで測定した値を結果としていますが対照波長って何ですか?
また、ブランクって必ずおく必要があるのですか?
その際、何をブランクにするのですか?
私は細胞培養のMTTアッセイで吸光度計を使用しています。ご回答お願いいたします。

A 回答 (1件)

私も細胞毒性をチェックする場合、MTT assayを利用しております。


対照波長の件ですが、必ずしも測定する必要はありません。
MTT assayの場合、対照波長を600~630nmに合わせるのが一般的ですが、その範囲の波長において試薬の吸収がない事を表しています。
試料の濁り等の非特異的吸収を確認することができます。
濁りは測定値に影響を与えますので、対照波長から全体的な濁りを確認し、測定値から差し引いて下さい。
試料によってはほとんど濁りの無いものや、多少の濁りは気にしない場合もあるかと思いますので、実験系にあわせて測定して下さい。
それからブランクの件ですが、
私は細胞+培地を対照波長で測定し、細胞自体の濁りなどを確認しています。
またそれ以外のブランクとしては、
培地+試薬を測定波長で測定し、培地と試薬の誤発色がないかを確認する方法があります。
ご自身の実験系に合わせて使い分けてみて下さい。
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この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございました。たすかりました。このメールを参考に1度測定いたします。ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2005/09/30 09:18

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