「お昼の放送」の思い出

大学の化学実験でエタノールの蒸留とエタノールと水(1:1)の混合溶液の蒸留を行いました。
エタノールだけの蒸留では、エタノールの沸点が78度にもかかわらず74度という値になってしまい、また、混合液の蒸留では、エタノールと水の沸点がそれぞれ78度と93度になってしまいました。エタノールの沸点が4度も低くなってしまった理由と、混合溶液なのにエタノールが沸点ちょうど(共沸ではそれぞれ沸点が下がると聞いたのですが)になった理由を教えてください。ヒントになる専門用語もお願いします。

A 回答 (5件)

エタノールと水は蒸気圧の関係上、100%分留できません。

これが水の沸点を下げてる原因の1つです。
また共沸は同じ官能基(今回はOH基)の相互作用により、沸点より低くても分留できない現象のことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。後半の「沸点より低くても分留できない」とは、どういうことなのですか??共沸についてもよく分かっていない身です・・・。
回答いただけると嬉しいです。

お礼日時:2005/10/04 00:15

温度計は検定しましたか?


安い棒温度計なんかだと5℃くらい狂ってるのはざらにありますが.
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気圧が厳密に1気圧でないと言うことはあるかもしれませんが、通常はそれほど大きな差にはならないはずです。

標高が非常に高いということでもあれば別ですが。

蒸留の際に誤差が生じやすいのは、温度計の位置が原因であることが多いように思います。
蒸留装置の枝分かれの位置よりも上に温度計のアルコール(あるいは水銀)部分が来ていると、低めに表示されることが多くなります。

また、蒸留する液体の量が少ない場合には、表示温度が十分に上がらないこともあります。
蒸留の速度も関係するかもしれません。非常にゆっくりと蒸留すると温度が上がりきらない可能性もあります。

古くなった温度計では表示が不正確である場合もあります。

理由は特定できませんが、上述のような可能性を検討してみて下さい。

参考URL:http://edu.chemistry.or.jp/teibanjikken/jhigh/pd …
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。とても参考になりました。蒸留の速度等についての記述を探してみようと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/10/02 19:08

化学辞典などに載ってる沸点などの項目はあくまで


1気圧(ちょっと不確かですが)25℃など
ある一定の条件下で測定した値が載っています。
大学の実験室とは実験環境が違いますので
当然沸点などにも誤差が出てくるんではないでしょうか?
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実験場所の高度や気圧などが、関係しませんか?



素人的な考えで申し訳御座いません。
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