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 今、大学4年生です。院試験には受かっており、差来年までに公務員降格を目指そうと思っています。
 予備校に通おうと思い、いろいろ情報を探してみましたが、理系の公務員の情報がなかなか手に入れられません・・・
 なにか手がかりになる情報があれば教えてくださいm(__)m

A 回答 (7件)

No.4です。

具体的な、ということで私の体験談を書いておきます。

私は、修士修了後、民間会社の研究職として2年勤務し、3年目になった時、公務員受験を思い立ちました。その時までは全く考えたことも無く、問題集等を見たこともありません。

そのときの生活といえば、毎日会社に1時間半かけて通い、帰りは毎日終電、月平均の残業は毎月100時間超という状況でいた。独身寮に帰り着くと1時を回り、6時には起きルという生活でした。

 さてこんな生活で、公務員試験に向かうとなると、時間の捻出が問題です。集中するのは週末のみ後は、ほとんどできません。しかも、教養の問題集を見れば、社会科学系の問題がわんさかあるではないですか。まずは、これはダメだと思いました。

 そんな時、公務員合格の体験記を読み、「理系の公務員になるならば、教養は、自然科学+一般知能に絞り、一般知識の文系分野は、高校で得意だった科目に絞ること」という文章を読んだのです。

 時間のない私には、これしかないと思いました。ダメ元だと思い、とにかく、数的処理、判断推理にかけることにしました。生物と地学だけ簡単な問題集を電車の中で読み、後は、土日に数的処理、判断推理の問題集をやる。これが私の公務員対策の全てです。
 思い立って半年これを続けると、国家I種の一次試験がやってきました。さて、試験開始、1番から20番の人文、社会科学の問題を無視し、21番の自然科学から解き始めました。しかし、一般知能に想像以上に手間取り、一応60番まで解いて、時計を見ると、ほとんど時間はありません。結局1番から20番は、問題を読まず、全て、4番にマークし書き終わる頃タイムアップでした。
 さすがに20問(全問題の1/3)を問題を読まずに解答し、不合格を確信しました。
 しかし、そんなことを気にしているわけには、行きません。2週間後には、県の上級、さらに、1週間後には、国家II種が控えています。
 さて、2週間後、県の上級試験。今回は、作戦を変更しました。とにかく、1-20番も問題は読もう。そして可能な限り短い時間で解答する。5者択一なので、はずせるものは外してわからなければ、残った中から適当にマーク。なるべく時間をかけずに20番まで行きました。後は、この時間でロスった分をなるべく早く解答することです。ところが、国家I種と違い、一般知能が思いのほか簡単で時間を余らせて終了しました。国家II種も同様です。
 そんなこんなで、国家II種一次まで終了すると、すぐに国家I種の結果が帰ってきました。なんと、予想に反して合格なのです。1番から20番まで問題を呼んでいないのに、なぜ、と思いました。
 さて国家I種2次試験専門は、当時、化学の場合、7問から2問を選んで、論述解答するものでした。結果的に、これが、最大の難関でした。私は、有機化学で修士課程を修了し、さらに、民間企業で、合成研究3年目、でしたが、わかる問題(自分の専門)が1問しかありませんでした。これは、ほぼできましたが、もう1問は全く歯が立ちませんでいた。
 結局、国家I種は、二次で不合格、県上級、国家II種は合格という結果でした。県からは採用通知、国家II種は、某大学の技官の誘いが着、しかも、会社をやめるなら即採用可能ということでした。結局、3月まで会社にいて、田舎の県庁に入ることにしました。採用部署は、県の工業試験場でした。ここはここなりの研究ができるところではありましたが、会社をやめてする仕事でもないと判断し、ゴールデンウィークには、再び国家I種を受けるべく準備(といっても一般知能のみです)を開始しました。
 再び、7月第一週の日曜に一次試験。今回は、1番から昨年の地上やII種と同様の作戦で行き、何とか時間内に終了。2日だけもらった夏休みに、2次試験。何と神の微笑みか、解ける問題が2問あるではないですか!
 2度目にして、無事合格を獲得できました。
 一次専門には触れませんでしたが、専門もほとんどやっていません。自分の過去の蓄積に期待しました。問題集も断片的にしかなく、役に立つとは思えませんでした。しいて言うなら、企業、県の試験場とも、学生時代と同様、論文の輪読解を週一程度でやっており、それを通じて、常に論文を読んでいる状況にはありました。
 要するに、私が、公務員試験のために勉強したのは、数的推理と判断推理だけです。時間が無かったため、これらになれるだけで試験の日がやってきました。専門については過去の蓄積です。県上級、国家II種、I種一次に関してはそれで合格線に達しました。国家I種2次については、得意分野から2問出題されるかどうか、これは運ともいえます。しかも、その専門性というと、やはり、修士レベルといいますか、自分で研究していて、その分野の人の論文を読んで議論するレベルが必要と感じました(従って、得意分野が2問出なければアウト)。
 運も含めて、2度の国家I種を体験した結果、合格発表を見て愕然としました。全国で100名の合格者がいるのに、九州中国四国で一次試験を受けた中で、合格したのは、私だけでした。上記のような対策しかとらなかったのに合格できた結果からいえるのは、人文、社会科学ができなくても、勝負は専門+一般知能で十分できるということです。ただし、専門の裏づけが国家I種の場合必要です(ちなみに国家II種、県上級の専門はたいしたことはないと感じました)。
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この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございます!
自然科学+一般知能分野に絞って合格したっていう具体的な例を聞いたのは初めてです。
専門のほうは詳しい知識をもっていないと厳しいみたいですね。
今後の勉強方法の参考にさせていただきます。
大変ためになりました。

お礼日時:2005/11/11 16:31

もう少し、詳しく説明しましょう。

今財政赤字でも、何とか景気が持っているのは、国債が消化されているからです。別の言い方をすると、政府が発行した国債を民間の会社である銀行や生保が、その資産、つまり、一般の国民の預金や保険掛け金で、運用と称して、国債を買っているのです。
しかし、国債を売って政府が得ている資金は、いわゆる利益を生んではいません。公務員の給料に行ったり、年金に使われるわけです。銀行や生保が受け取る国債利子は、単に、国債を新たに出して、資金を得ているに過ぎません。今まで、これが可能であったのは、民間の貯金、保険掛け金が巨額にあったからです。
しかし、今後、団塊の世代の退職に伴い、預金も生保の掛け金も減っていくのです。その為、あと数年もすると、ほとんどの銀行や生保は、国債を買えなくなるでしょう。
そうしたらどうするか。
既に手は打たれているようです。日銀が紙幣を刷り、その金で国債を買うのです。日銀が刷った紙幣は、国債と言うただの紙切れと交換に政府へ行き、政府はそれで公務員の給料や年金を払うわけです。日銀法が数年前に改正され、日銀の独立性を高める為と言う理由でそれまでは国債引受額の上限を国会で議決する必要があったものが、日銀が勝手に引き受け額を決めることが出来るようになってしまいました。
労働の裏付けがない資金が出回るとどうなるか。これは、基本的に価値のない紙幣が出回るのですから、インフレになります。
年に300%のインフレなら、一年で物価は4倍です。利付国債は半年遅れで利子計算されます。つまり、つく利子は2倍までなのです。よって、国債の価値は一年でほぼ半分になります。
ものを生産する部門は、基本的に物の価値が上がることなので、インフレでも何とかなります。しかし、公務員部門は、税収などがたいがい一年前の資産規模で計算されるので、基本的に、税収で給料をまかなうことは出来なくなるのです。

>財政赤字だとなぜ公務員は地獄なのでしょうか?

上の説明の通りです。

>一時期景気がどん底のときも公務員が地獄だとは聞いたことがありません。

基本的に、大規模に国債を発行して、その金で、中小企業貸付をやったり、公共事業をやったからです。小渕政権時代は一年で百兆円規模の国債がそのために出されました。それで景気を持たせ、税収を確保したわけです。あと、地方交付税も、その資金から出たと言っていいでしょうね。

>財政赤字なのは前からです。
借金なんてただの数字ではないですか?景気が悪いのは借金があるからってことをきいたことがあるのですが、景気は上向きになってきたというニュースをよく耳にします。

最初の説明の通りです。

>また国債の格付けが下がるのと公務員が地獄なのとの関係がいまいちよくわかりません。

ですから、労働の裏付けのない国債発行となるからです。
今の日本の状態は、国民一人当たり約1000万円の公的借金を抱えているのです。後5年ほどで、それが5000万円ぐらいまで膨らむと言う予測が何年か前に出されました。自民党の加藤紘一は、そのことに注目し、小渕政権や森政権のやり方に注文をつけようとしましたが、非常に些細なことを責められて議員辞職に追い込まれました。

思うに、郵政民営化は、郵貯資金の踏み倒しの為に行われているのでは疑ってしまいます。なぜなら、郵貯資金(財投)も、全く利益部門には投資されていないからです。
郵貯預け入れ限度額も民営化に伴い撤廃されるそうですし、そうしたら、ペイオフ1000万円までの保証しかなくなります。ハイパーインフレになれば、1000万円なんて、数か月分の生活費にしかならないはずです。

どうですか、どう思われますか。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございます。
なぜ公務員になることが地獄なのかという説明はわかりました。
インフレが多少は発生するかもしれないですが、スーパーインフレは起こる可能性はそんなに高いのでしょうか?という質問をするとやや本題からずれていってしまうんではないかと思うので(もうずれてるかも)やめておきます。
忠告を念頭において公務員試験と向き合っていきたいと思います。

お礼日時:2005/11/10 02:24

余計なことかも知れませんが、公務員は、今後、地獄ですよ。



理系できちんとした能力があるなら、一般企業で活躍された方が、よっぽどいいはずです。

今後、団塊世代の退職に伴い、財政赤字の補填が効かなくなりますから、公務員の待遇は加速度的に悪くなるはずです。
警察とか独立法人の研究機関ならいいかも知れませんが、県や市の理系採用では、非常に先行きは暗いでしょう。
マスコミが流している財政のイメージと実際の財政赤字の状況はかなりの乖離があります。
大学教授で財政をやられ例る方に聞かれてみるといいと思います。なぜ、日本国債がアフリカの小国の格付けと同じなのか、その説明が聞けるはずです。

この回答への補足

財政赤字だとなぜ公務員は地獄なのでしょうか?
一時期景気がどん底のときも公務員が地獄だとは聞いたことがありません。
財政赤字なのは前からです。
借金なんてただの数字ではないですか?景気が悪いのは借金があるからってことをきいたことがあるのですが、景気は上向きになってきたというニュースをよく耳にします。
また国債の格付けが下がるのと公務員が地獄なのとの関係がいまいちよくわかりません。
できればその回答を教えてもらえませんか!

補足日時:2005/11/09 15:11
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理系の公務員になるならば、教養は、自然科学+一般知能に絞り、一般知識の文系分野は、高校で得意だった科目に絞ること。

後は、専門です。私は、文系科目は一切やらず、かつての国I、地方上級化学に合格しました。

必要な科目に的を絞って頑張れば十分合格可能です。No.2さんの実務教育出版の通信講座はお勧めです。

あと、No.3さんの2,3人の中に入るとは、合格者2,3人に入るという意味ですよ。文章理解も試験にありますから注意しましょう。
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この回答へのお礼

大変参考になる回答ありがとうございました。
具体的な参考アドバイスのほうをできたらもう少し教えてもらいたいです。

お礼日時:2005/11/09 14:44

「理系公務員予備校」というのは、たぶん存在しないと思いますので(理系の研究室の中には、毎年必ず学生に国家1種試験を受験させる研究室もあるらしく、そういった研究室に入る方がよっぽど受験のための良い環境を整えることができると思います。

)、、No.2の方が言うように、LECとかWセミナーでいいと思います。

私が心配なのは、「理系の院生=技術職公務員」という前提で公務員試験を考えておられるところです。
先輩やご両親の中に、技術系の公務員として働いておられる方がいて、その人の仕事ぶりから技術職の公務員に対する志望が高まった、というのならわかるのですが、、そうでないなら行政職での受験を考える余地もあります。 
というのは、地方上級や国家2種クラスなら、法学部や経済学部出身の学生でなくとも、1年ぐらいの準備期間があれば十分に合格がねらえるからです。 また、ご存知のように技術職の募集が極端に少ないのに対して(一つの自治体で1人~3人程度?)、行政職は最低でも20人は募集します。 倍率がどんなに高くても、「20人の中の1人」になるのと、「2、3人の中の1人」になるのだったら、やはり前者の方が容易です。(まぁ、国家1種志望だったら理系で受験する方がはるかに入りやすいとは思いますが。)

まだ時間がおありだと思うので、様々な可能性を探られても遅くないのでは?と思い、書かせていただきました。
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この回答へのお礼

返信ありがとうございます。
「20人の中の1人」になるのと、「2、3人の中の1人」だと後者のほうが容易だと思ってしまうのですがどうなんでしょう・・・
行政職のほうもしっかり考えて結論を出したいと思います。

お礼日時:2005/11/05 14:14

土木職で今年の試験に合格し、来春から働く予定です。


技術職の科目を扱う予備校は少なく、あまり選択肢はありませんよね。
職種によりますが私はLECを利用しました。
専門科目の模試も年に数回あるし、講義もわかりやすく、テキストも見やすかったです。
もう1つ全国展開のTという予備校もあったのですが(あえて伏せます)、当時地元の新聞でよく「土木職(私が受けた職種)の講師募集」という広告を出していて、講師に恵まれてないのかなと気になってしまい、選択肢からはずしました。
あと、実務教育出版が通信講座で技術職模試の講座を持っていますよ。
ちなみに市役所の2次試験で仲良くなった人たちはLEC生がほとんどでした。

学科の先輩やOBで公務員試験に合格した方はいませんか?
そういう方にどういう勉強をしたのか聞くのも1つの手です。

それから試験に関する情報は以下のサイトを参考にしました。
よかったら覗いてみてくださいね。
http://www.lec-jp.com/community/bbs/index.shtml
http://www.universalcentury.jp/kasumi/jukenbbs/
http://kogumaneko.tk/
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この回答へのお礼

大変参考になりました!ありがとうございます!
この情報を参考にして納得のいく予備校選びにしたいと思います!
電気系のところで探すのでもう少し情報収集を続けて、よかったって言えるところを探してみます。

お礼日時:2005/11/02 14:20

理系公務員の予備校のパンフが生協においてあると思います。


そういうところのガイダンスに出席すれば、資料がもらえます。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!パンフレットは見たのですが実際どこの予備校が適しているのかよくわからない状況です。やはり、有名どころに通うのがよいのでしょうかね・・・

お礼日時:2005/11/01 13:33

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