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水酸化カリウムについての説明で

「水、エタノールによく溶け、水溶液は強いアルカリ性を示す。物性・化学特性としては水酸化ナトリウムとほとんど同じである.水酸化ナトリウムはエタノールに溶けにくい.」

とあるのですが,このエタノールとは無水エタノールのことでしょうか?水に溶けるといううことはイオン化しているこということは,わかりますが,無水エタノールに溶けやすいということは,どのような状態でとけているのでしょうか?イオン化しているのでしょうか?また,水酸化ナトリウムはエタノールなぜ溶けにくいのでしょうか?
誰か教えてください.
それでは宜しくお願いします

A 回答 (2件)

> 水酸化カリウムがエタノールにとけやすいのは、水酸基であることがどのように


> 役にたっているのでしょうか?

陰イオンについても、陽イオンと同様の溶媒和のしやすさの違いが、それぞれの
塩の溶解性の差として現れているのだと思います。
(確か塩化カリウムもエタノールには殆ど溶けなかったと記憶しています)
水酸化物イオン(OH^-)はエタノールの水酸基の水素と、より強く水素結合をすること
によって、より強く溶媒和ができる、ということではないでしょうか。
(塩化水素と水の沸点から類推すると、Cl-H間よりO-H間の水素結合の方が
 強いと考えられます)
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この場合は、95~99%程度のエタノールと考えてよいと思います。


(特に乾燥はしていない為、5%以下の含水の可能性はあり)
もし、エタノール中の水に溶解するということであれば、その旨の但し書きがある
ものと思います。

物質が溶媒に溶解するには「溶媒和」が必要であることを考えると、
カリウムイオンの方がナトリウムよりもエタノールによって溶媒和を起こしやすい、
ということではないでしょうか。
カリウムイオンの溶媒和は、エタノールの酸素原子との電気的引力によるものの
はずなので、エタノール中でイオン化(電離)して溶解しているものと思います。

水酸化カリウムが水酸化ナトリウムより強いアルカリであるということは、
よりイオンに解離しやすいということを意味しています。
そのため、水よりも溶媒和しにくいエタノール中であってもイオンとして解離する
ことができる、ということなのでしょう。
また、イオン半径がナトリウムイオンより大きいことも、溶媒和を起こしやすい要因
かもしれません。
(狭い範囲に酸素原子が密集すると、その分、酸素原子同士の反発が大きくなる)
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この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございます。とても参考になります。ただ、塩化ナトリウムはエタノールにはとけない。つまり溶媒和しにくいということですが、これはなぜでしょうか?水酸化カリウムがエタノールにとけやすいのは、水酸基であることがどのように役にたっているのでしょうか?

お礼日時:2006/01/07 21:25

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