

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
この沈殿生成反応は、[Zn2+]+[S2-]→[Zn2+][S2-]となります。
この逆の反応は硫化亜鉛の溶解反応となります。溶解度積とは、[Zn2+][S2-]のイオン濃度の積のことを言います。一般的な「溶解度」と同じ概念ですが、「溶解度積」は一般的に溶解度が小さいもの(ほとんど溶解しないもの)に使われます。したがって、「飽和に達せず」とは[Zn2+][S2-]のイオン濃度の積が硫化亜鉛の溶解度積の値以下のため沈殿が生成せず完全に溶解している状態となります。

No.1
- 回答日時:
「飽和に達せず」というのは、濃度が飽和濃度よりも低いということです。
したがって、沈殿が生じないということになります。
この場合であれば、H2Sを吹き込んでも、S2-の濃度が高くならないので、[Zn2+][S2-]が溶解度積よりも小さい値になるということでしょう。
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