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No.5
- 回答日時:
「ぼっこ」というのは、単独では、「おぼこい子」というような意味で、世間知らずな、世間ずれしていない、可愛い女の子というような意味があるのです。それと、すでに述べたような、妖怪のような神のような、不思議な民俗的な「子ども」です。
星新一の最初期のショート・ショートに『ぼっこちゃん』という作品があります。これは、バーのカウンター嬢の愛称ですが、実はこのぼっこちゃんは、ロボットなのです。
もう一つ、手塚治虫の『W3(ワンダー・スリー)』という作品に、地球を視察しに来た宇宙人の隊長が、変身して白うさぎの姿になり、これが女性なのですが、「ぼっこ隊長」と云います。この場合も、うさぎの姿で、無論、強い意志や思考力は持っているのですが、可愛いうさぎの女の子というイメージで、「ぼっこ」になるのです。そういう意味で、手塚治虫は、名付けたのだと思います。
「ぼっこ」というのは、ぼうとしている(惚けている)人というようなイメージもあるかも知れませんが、無邪気な可愛い子ども・女の子というイメージもあるのです。わざわざ、検索したり、調べたりしないと分からないような言葉ではないはずなのですが。(「おぼこ」という言葉が、ぼうとしていて頼りない、というような処から、あるいは来ているのかも知れませんが)。
ボッコちゃん!そうです、星新一さんの作品でしたね。
読んでいたら、ぼっこについてこんなに悩むこともなかったのかも・・・
なるほど、おぼこい→ぼっこなんですね。
いろんな考えがあるんですね・・・
言葉って奥深い!
ちなみに、私の中で「ぼっこ」というのは、北海道の方言で棒のことをぼっこと言うらしい・・・ということしか思い浮かびませんでした。
情けない話です。
お答え、ありがとうございます。
No.4
- 回答日時:
No.2の「ほうける」からきたという説は、なるほどと思いました。
親戚がむかし飼っていた犬の名前が「ぼっこ」でしたけど、
なにを思ってそんな名前にしたのか。今度、聞いてみます。もしかしたら、
なにかヒントが得られるかもしれません。
なんか単なる意見ですみません。あまりにも、質問がおもしろかったもので
参加したくなりました。
おもしろい質問でしたか?
私も友達から聞かれた時は、笑ってしまいました。
他の友達にも、「遺体と死体はどう違うの?」と聞かれたり・・・
そういうの調べるのは楽しいです。
「ぼっこ」って名前のワンちゃん、かわいいですね。
ぜひ名前の由来が知りたいです・・・!!
No.3
- 回答日時:
「日向ぼっこ」で検索すると、色々なサイトがヒットするので、色々な説が紹介されているのだと思いますが、わたしは少し違う意味が込められているのではないかと思います。古語辞典でひくと、「日向誇り(する)」という動詞で、「日向ぼっこ」と出ており、出典が、今昔物語ですから、古くからあった言葉だと思います。
しかし、検索で調べても確実には出てこないのですが、「日向ぼっこ」以外に、「影ぼっこ」「雪ぼっこ」「座敷ぼっこ」などもあるはずなのです。影ぼっこと雪ぼっこは検索で出てきますが、どうも、誰かの造語のようです。しかし、「座敷ぼっこ」は、座敷わらしと同じはずですが、これはあるようです。
影ぼっこも雪ぼっこも言葉としてあると思ったのですが、ないようなのですが、しかし、やはりあるのではないかと思います。
この場合、「ぼっこ」の意味は、おそらく「ひとりぼっち」の場合の「一人法師」と同じで、起源的に「法師」で、それが、「ぼっち」から「ぼっこ」となり、「子ども」の意味が出てきたのではないかと思います。ただし、妖怪というのか、何か霊的な民俗的なイメージの子どもです。(または、「おぼこ」という言葉がありますが、「おぼこい子」で「ぼっこ」なのかも知れません。無邪気な童心の妖怪・神のイメージです)。
「雪ぼっこ」は、雪のなかにいる、子どもの姿の妖怪または妖精で、子どもと遊ぶのです。
「影ぼっこ」は、「影法師」と同じだと思うのですが、自分の影にひそむ何かの妖怪、霊的な存在で、それも子どもです。子どもにとって、自分の影は、もう一人の子どもに思え、不思議な妖怪=子どもに思えるのでしょう。
「座敷ぼっこ」は、座敷わらしと同じで、家に住みつき、子どもなどの目には見える、家に幸運をもたらすとかいう、子どもの姿の妖怪です。
「日向ぼっこ」は、仲良く日の光を浴びている姿が、子どもの妖怪が並んでいるようにも印象されます。あるいは、日向ぼっこをしていると、何時の間にか、知らない子どもも一緒に日向ぼっこをしていて、後から、あの子どもは誰かというと、誰か分からない、実は日向に現れる妖怪だったという話です。
「ぼっこ」というのは、「ほこほこ」して気持ち良いので、「日向ぼっこ」なのかも知れませんが、何故「ほこほこ」が気持ちいいことなのかという疑問も湧きます。(「ほこほこ」は「ほかほか」の変形かも知れませんが、「日向ぼっこ」にだけ目を向けるのではなく、「ぼっこ」をそれとして意味を考えると、色々、意味深長な言葉だとも思うのです)。
言語の語源的解釈もありますが、こういう場合、後からの意味付け、解釈付けも意味を持っています(民俗的な意味が、かなり重要な気がするのです)。「何ぼっこして遊ぼうか?」というような言い方があるような気がします。「鬼ごっこ」の間違いではないかとも思うのですが、「ごっこ」と「ぼっこ」と何か関係があるような気がします(勝手にそう思っているだけかも知れませんが、そういう「感じ」を他の人も感じるようなら、こういう感じには、一種の民俗的というか、古い心の深層の真理に迫るような、共同無意識の像が隠れているとも思えるのです)。
「ぼっこ」は先に云ったように、民俗的な妖怪または、子どもの姿をした神なのかも知れません。そういう意味から、「日向ぼっこ」の意味も読み解けるような気がします。
なるほど、アリガトウゴザイマス。
確かに、「ぼっこ」というと子供的なイメージがありますね。
納得です。
それにしても、こんな風に言葉のルーツを探るのは本当に楽しいですね。
学生のあいだにもっと研究すればよかったです・・・まったく・・・
No.2
- 回答日時:
幾つか説があるようですが、私的には、参考URLのふたつめのページの三番目に
書いてある『日向ぼっこの語源は「日向惚け在り」(ひなたほうけあり・日を浴びてほうけていること)です。』が
それっぽく聞こえます。
参考URL:http://webclub.kcom.ne.jp/mb/ginga/knowledge/wor …
ありがとうございます!
『「ほくほく」と暖かい意からとも、焼くことを「ほこらす」と言ったことから出た言葉ともいう。』
ってのも、なんとなく暖かさがにじみ出て納得な気が・・・
「日向惚け在り」説は良いですね!
確かに、ひなたぼっこしてると、惚けちゃいますよね!
友達は「ぼっこ」が分からず眠れないと言っていましたが、これで安心。
このままひなたぼっこでもすれば、ゆっくり眠れると思います。
No.1
- 回答日時:
辞書には確かに「ひなたぼこり」が載ってたのですが、「ぼこりぃ!?」とますます謎だったのです・・・
なるほど・・・
「埃」ではなくて、「誇り」だったんですね!
しかし誇りにそんな意味があったとは・・・知りませんでした。
アリガトウゴザイマス!!
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