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はじめまして。
私は、今年の秋から高校に再度入学しようと
考えています。

そこで質問なのですが、
私は定時制高校(三部、単位制)に通おうと思っています。
その学校のホームページには、決まった時間割が
なく、自分で科目を選び計画を立てる・・・と
あるのですが、でもそうなるとどのような形で
勉強してくのかがわかりません。
一人一人バラバラの時間割なのに、同じように
一つのクラスで勉強するなんて不可能ですよね?

それとも、教習所みたいに今日はこの授業が
あるから授業に出ようとかそんなスタイルなのでしょうか?でもそれでは定時制ではないですし・・・。
私には、高校のホームページ上での説明では全く想像がつかないので、知っている方、あるいは通っていた方、通っている方、お返事頂けたらと思います。

自分でも次の仕事の休みに高校に直接電話で
聞こうと思っているのですが、そのまえに
ちょっと疑問に思ったので質問させて頂きました。
それではよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ANo.1です。



手抜きの回答になってしまいましたので、改めて回答させて頂きます。
ここでは、私が通っていた通信制高校を例に説明させて頂きますので、全ての通信制高校(特に私立)に当てはまるかどうか分かりません。

通信(単位)制の場合、卒業に必要な単位(74単位)を修得した時点で卒業出来る仕組みです。
各教科(単位)ごとで採点されるので、他教科が不合格であっても何ら影響はなく、不合格の教科は次年度以降にやり直せば良いのです。
全日制や定時制の場合、年間で全ての規定単位を修得する事が条件となっており、どれか1教科でも単位(出席日数)が足りないと進級(卒業)出来ませんが、通信(単位)制は在籍期間の累積単位数で決まります。
4年制であった場合、1年間の基本修得単位数は20単位弱となっていますが、別に1~2科目だけの修得でも構いません。
各教科、受講から2年以内に単位を修得する事が条件となっています。
2年以内に単位を修得出来なかった場合、それまでの提出レポート、出席スクーリング、中間試験の合格実績は全て無効となり、3年目以降に再受講という形で最初からやり直す事になります。
ですから、有効年度内に全ての単位を修得する自信がなければ、好調に進んでいる教科、得意な教科だけに絞るのが良いです。
修得単位は半永久的に活かされますので、仮に中退した場合であっても、他の高校へ編入したり、大検受験の際に受検科目(修得済教科)を免除してもらう事が出来ます。

受講科目についての説明です。
高校卒業に必要な修得単位(科目)は、学校教育法で定められています。
必修科目+選択科目の合計74単位を修得すれば卒業出来ます。
全日制の場合、学校から一方的に受講科目を割り当てられますが、通信制の場合、選択科目は自分で選択出来ます。
無条件ではなく、一定条件を満たす必要があります。
社会科を例に取りますと、現代社会(4単位)か、倫理(2単位)+政治経済(2単位)のどちらかを選択しなければなりません。
芸術科目の場合ですと、3科目(書道I・美術I・音楽I)の中から1科目以上選択しなければなりません。
合計74単位に達していても、必修科目の単位を修得していなかったり、選択科目の選択条件を満たしていない場合は卒業出来ません。
必修科目は全ての生徒が受講していますが、選択科目は生徒によって受講科目が異なります。
74単位ぎりぎりの修得でも構いませんが、全科目全ての単位を修得しても構いません。

レポートについての説明です。
通信制の基本は、自宅でのレポート学習です。
科目によって例外(体育のような実技中心の科目の場合、レポート通数が少ないです。)もありますが、基本的に1単位あたり3通のレポート提出ノルマが与えられています。
例えば、国語Iは4単位ですから、合計12通のレポート提出ノルマが与えられます。
解答したレポート用紙を学校へ送り、添削されて返送されます。
レポートの出来が悪かった場合、再提出を求められます。
1通ごとの提出期限は特に定められていませんので、自分の都合に合わせて作成すれば良いのです。
ちなみに、レポートの郵送料は100gまで15円と安価です。
ですから、返送用の郵送料を含め、レポート1通あたりの切手代は30円です。

スクーリングについての説明です。
科目ごとにスケジュールが組まれています。
ただ、強制ではありませんので、出席するかしないかは自由です。
基本的に日曜日開講ですが、仕事の関係で日曜日の登校が出来ない生徒のため、平日スクーリングや校外スクーリングも行なわれています。
出席日時と授業科目、教室(授業を行なう先生)は全て自分で決められます。
基本的に、1単位あたり1時限の出席ノルマが与えられています。
国語Iは4単位ですから、4時限の出席ノルマという事です。
例外として、体育や理科、英語のような実践中心科目の場合、他教科より出席ノルマが多目に設定されています。

試験についての説明です。
試験は年に2回行なわれ、7月に中間試験、2月に最終試験が行なわれます。
最終試験のみの科目もありますし、無試験の科目(※無試験の科目は、レポートが難しく設定されています。)もあります。
中間試験の受験資格は、規定のレポートを提出し終えている事です。
最終試験の受験資格は、受検科目の全てのレポートを提出し終えている事と、中間試験に合格している事です。
最終試験に合格する事により、科目ごとに単位が与えられ、合計74単位に達したら卒業出来ます。
中間最終とも合格点は40点です。
不合格であった場合、追試を受検する事になり、3回目までに合格しなければなりません。
3回目までに合格しなければ、その科目の学習実績は全て無効になり、来年度以降やり直す事になります。
しかし、通信制の授業レベルは高くありませんし、それなりに勉強していれば合格出来るレベルですので、不合格になる事は稀です。

学習科目のスクーリング以外に、ホームルームやレクリェーション等、特別活動に30時限以上出席しなければなりません。
これは、学年ごとに定められているわけではありませんので、卒業時までに満たせば良いのです。

通信制高校は、特別な場合を除き、学校側から指示や命令をする事がありません。
学習そのものだけではなく、学校生活全般において、自己申告・自己管理・自己責任を求めています。
「来る者は拒まず 去る者は追わず」というスタイルですので、強い自立心が求められます。
全日制高校のように、先生が丁寧に説明してくれたり、手取り足取り手伝ってくれませんので、分からない事がありましたら、先生や事務員へ積極的に質問して下さい。

通信制はマイペースで勉強が出来ますので、周囲に流される事なく地道に頑張って下さい。
通信教育は継続が大変だと言われていますが、実際にやってみれば、周囲が難しく言っているほど大変ではないと、少なくとも私はそう感じました。
本人の努力次第ですよ!
考えようによっては、強制される事がない分、自分自身の実力を存分に発揮出来る良い環境であると思います。
最後までやり遂げれば、その意義はとても大きいですし、何らかの形で必ず報われるはずです。
御健闘を御祈り致します。

神奈川県立湘南高校通信制(私の母校です。):http://www.shonan-h.pen-kanagawa.ed.jp/tsushin/i …

参考URL:http://www.shonan-h.pen-kanagawa.ed.jp/tsushin/i …
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ANo.1です。



>それとも、教習所みたいに今日はこの授業が
あるから授業に出ようとかそんなスタイルなのでしょうか?

その通りです。
全日制や定時制のように、学校から一方的に決められるのではなく、自分で決められます。

特別な場合を除き、学校から指示や命令をされる事がないので、全て自己申告と自己責任という事になります。
人によって感じ方は色々でしょうが、私的にはそのシステムはとても良かったと思います。

通信制高校に関して多数回答していますので、私の回答歴を御参照下さい。
http://okwave.jp/user.php3?u=266056
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!
単位制って教習所みたいな感じなのですね!
私もそのようなシステムだったらいいなと
思っていたのですが、本当にそうとは知りませんでした。ここの高校に決まりそうです!
それでは、どうもありがとうございました!

お礼日時:2006/03/12 22:14
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