プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

エポキシ系の樹脂に金属を蒸着し、樹脂側から光を入れたときに反射率の非常によいミラー(95%くらい)を作製したいと思っています。金属としては金などを使えば原理的に可能なのでしょうか?また、可能であればどのようなことに注意すればよろしいのでしょうか?

A 回答 (2件)

問題は、


樹脂の表面精度だと思います。

機械的に、
端から端まで研磨並の精度なのでしょうか?
(金属の仕上げで、顔が映る程度の仕上げの事)
指で表面をこすった時ひっかかってはなりません。

この面精度が悪ければ、
銀色に見える鉄と全く同じ状態になってしまいます。
実際は、でこぼこなのです)

また、真空蒸着の蒸着ムラは、ゆがんだ物を作成します。

この爪で傷がつくような材質で、1マイクロ以上の表面精度を保つ加工は困難だと思います。

とりあえずやってみて、
どこに原因があるのか調べるべきです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。

お礼日時:2006/03/28 23:03

真空蒸着屋です。

ただし、エポキシ系樹脂への蒸着経験は有りませんし、光学ミラーの専門でも有りません。
高反射率ミラーだと、通常は光学研磨されたガラス板にアルミ蒸着をします。
#1の回答のように、高い反射率を得るには、まず蒸着基板となるエポキシ板?の平滑性を上げることですが、材質が柔らかいのでガラス並の平滑度は難しいかも知れません。
次に蒸着材質ですが、通常はたいていの基板へ密着性が良くて可視領域での反射率が高いアルミを使います。金や銀などの貴金属系は、基板との相性で密着性が悪い場合が有り、その場合にはデコボコした膜になってしまいます。金は、主に赤外光での反射率が高いようで、可視光(特に短波長側)での反射率は低いですよ。材質の色を見ても予想出来ますよね。
真空蒸着の場合には、出来るだけ良い真空、悪くとも10^-3Pa程度の真空で蒸着してください。真空度が悪いと、膜のデコボコが大きかったり、膜厚ムラ、場合によっては部分的に酸化した膜になってしまう恐れが有ります。
また、蒸着源と基板の距離と基板の大きさをよく考えて、あまり大きな蒸着膜厚分布が出来ないように。蒸着源に近すぎると、輻射熱でエポキシ基板が歪む可能性も有ります。
それにしても、市販の光学反射ミラー(アルミ蒸着)でも、可視光領域で90%程度の反射率なので、95%を目指すなら目的波長に合わせた材料選択が必要かも知れません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。

お礼日時:2006/03/28 23:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!