アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

主語に主格の助詞「ハ」をつける場合とつけない場合について、参考書には「強調の場合のみハをつける」とだけ記述されていました。
どのような場合を強調を呼ぶのでしょうか?様々な例文を調べたところ、述語が動詞の文の主語には主格の助詞がなく、述語が形容詞の文の主語には、主格の「ハ」がついていました。
役割的には英語のbe動詞にあたるものと考えて間違いないのでしょうか?
宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

 漢文訓読は基本的には古文ですから、古典文法に従います。

古文では、主格の格助詞を使わないことが多くありますから、漢文訓読でも主格の格助詞はあまり使わないのが普通です。その主語の述部で文が終始せずに、述部が連体形で後に文が続くときに、格助詞「が」「の」が使われます。
 「は」は係助詞であって、格助詞ではありませんから「主格」ではありません。「は」の働きは、そのものを特に取り立てて強調し、文を終始させる働きを持ちます。ですから、「強調の場合のみ…」という説明になるのでしょう。
 漢文は、元は中国語ですが、訓読したとたんに日本語になるわけですから、「述語が形容詞…」という決まりはないと思います。
 また、文を終始させる点で、英語のbe動詞に似てはいますが違います。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

勘違いしていた部分が解けて、大変助かりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/03 19:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!