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昔、農協が海外旅行に頻繁に行くなど羽振りの良かった時代がありましたが、なぜなのでしょうか。どういう時代背景だったのでしょう。

A 回答 (4件)

農協が羽振りが良かったのは、農家が必要とする資器材の流通を、農協が抑えていたからです。


農耕用機械、肥料、農薬、種苗等々、現在ではホームセンターに行けば容易に安価に手に入りますが、昔はそれらの使用法の指導も含め農協が取り仕切っていたので、羽振りが良かったのです。
農家はそれらの購入資金の決済等の必要から農協と資金面で強く結びつけられていったのです。
その上、高度経済成長により、兼業化が進み、兼業を維持するために更に耕作用農業機械の購入の悪循環となりましたが、外国からの輸入禁止のため価格が高留まったこと及び補助金等、また出稼ぎ・兼業による所得増加がそれを支えていたのです。
高度成長時代が終わりを告げ、輸入解禁となったとき、支えが消え、悪循環のみが残ったというわけです。
それでも、先見の明があった農協は生き残っています。
それ以外の農協が破産寸前若しくは破産状態となり、合併等でしのいでいるというわけです。
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この回答へのお礼

高度成長期が、境目になっていると言うことでよく分かりました。
それで、先見の明があった農協はどうやって生き残ったのでしょうか。とても興味があります。

お礼日時:2006/04/16 17:34

ANo.3、追伸


農家に対する依存を止め、経営の多角化と「農業支援団体」としての本来の役割に立ち返って、農家の支援を行っているところです。
資器材の購入にも、殿様商売をやめ、できる限り安価に購入する努力をするようにしたとか、通販等を活用して、新たな顧客確保を図ったりしてです。
収支の良いところは、そのようにしています。
しかし、多角化に悪乗りして、資金流用や不正融資などの不正経理、そして農家への過度の依存体制と内部改革に失敗したところは、「破産状態」となり、マスコミネタになったのは、記憶に新しいところです。
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この回答へのお礼

「本来の役割に立ち返って」ということで、よく分かりました。
詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/16 18:34

今でも羽振りはいいですよ。


地主を潰して自分たちがその代わりになったのですから。
狂牛病を日本に輸入して、流通させたのに、お咎め無しですし、国産牛肉買取で儲けたのに、農協に逆らう雪印がバッシングを受けたら、その金で雪印を買い取りました。

海外旅行に行ってるだけならいいですが、、、、
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この回答へのお礼

おおぅ。
雪印が農協に逆らったのは、初めて聞きました。
どのよううなことだったのでしょうか。

お礼日時:2006/04/16 17:31

農家が保有している田畑が住宅地として高値で売れ、農家が金持ちになると農協の預金残額が増えます。


農協は農家に融資をして耕運機などをローンで買わせ、おまけとしてフィリピンなどに買春旅行に出かけていました。

以上。
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この回答へのお礼

なるほど、宅地として売ったんですか。
すると、都市近郊の農協が潤ったと言うことでしょうか。
高度成長期のあたりのことですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/16 17:30

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