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歴史を知っていることが常識人として当たり前と知り合いから言われました。自分も前々から歴史について語る人に憧れがあったので常識としても知っておきたいです。しかし自分は今年高2で理系を選択したせいで歴史の授業が無く、このままいけばおそらく歴史に触れることなく社会に出て行くことになると思うのですがそれは避けたいので、歴史小説を探しています。「社会の教科書を読み直せ」と言われればそれまでなんですが、教科書や参考書の類は苦手で長続きしないので…。
歴史、主に日本の歴史全般について書かれているものがいいです。流石に「全般」を網羅した小説なんて少ないでしょうから「これとこれを読めば大体日本のことが分かるよ」って感じで何冊かお勧めをあげて頂いても結構です。よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

こんばんは。



>歴史を知っていることが常識人として当たり前と知り合いから言われました。
当たり前かどうかは別として、歴史を知ることは人間を知ることになるような気がします。
歴史は人が作り、その歴史は同じようなパターンでもって繰り返されるからです。

>それは避けたいので
大賛成です。
イチオシの書物、実は何と高等学校の教科書です。貴方は苦手意識を持っておられますが、教科書はテストに繋がっていて、しかも授業内容は与えられるだけで無味乾燥だという暗いイメージがあるのだと想像します。でもやっぱり歴史を少ないページ数で要領よくまとめた書物は高等学校の歴史教科書です。高校を卒業するときにいつか何かの役に立つだろうとそれだけは残して今でも書棚にあって(ごく稀ではありますが)見ることもあります。もし教科選択で選ばなかったのなら卒業時に友人から貰い受けるという手もあります。それほどお勧めです。

次に歴史を背景にした小説で選ぶなら司馬遼太郎はそれが得意です。歴史を解説する為のものでは勿論なくて、「歴史」を舞台に借りて男の生きざまを表現しているに過ぎませんが、それでも時代背景を知りたくなる面白さだと思います。徳川時代以降から明治あたりが主な舞台です。
長い小説を時間を掛けて読むなら「徳川家康」や「小説太平洋戦争」(どちらも山岡荘八)も面白いです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/22 01:34

中央公論の「日本の歴史」が小説以上に面白かったです。

今は廃刊なのでしょうか。マンが日本の歴史もありました。小説は必ずしも歴史の一番信じられているパターンを描くばかりではないので、歴史書に興味を持つ方が良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/22 01:35

こんばんは。



 井沢元彦『逆説の日本史』(小学館)シリーズを推します。
 まだ未完ですが、以前に出版された単行本は文庫本も出ており、手頃で読みやすいと思います。
 著者の歴史観が前面に押し出された作品なので、賛否はあります。自分も鵜呑みにするつもりはないのですが、歴史を「(真偽はともかく)わかるかたち」で「すっきり」と読ませてくれるものとしては、類を見ない興味深い作品です。
 ご参考になればよいのですが。では。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/22 01:35

私は比較的深く掘り下げるタイプなのである特定の期間の歴史は無茶苦茶詳しい方です。

確かに社会人の中で歴史を知り、興味を持っている人は非常に多いのですが、ほとんどが歴史小説から得た知識やそれを自己流に解釈している方ばかりです。しかもそのほとんどの方の知識と興味は、戦国か幕末・維新の時期の集中しています。大きく世の中が動くときに魅力的な人物が登場するので、その時期が確かに面白いと思います。

ということで、邪道とは思いますが、お薦めの道筋を。

・光栄の「信長の野望」でゲームを楽しむ。
 →人の名前を覚えるのにもってこい。しかも楽しい。

・戦国期の歴史小説を読む。(ゲームと平行しても構いません)
 →私は司馬遼太郎が好きでした。
  ゲームの後に読むと、あの人はこんな人だったのか、と結構感動します。

・(小説を読むのに慣れたら)幕末・維新も読む。
 →戦国期に読んだ好きな著者を読むとスッと読めます。

日本の歴史を大きな視点で概観すると、歴史のおもしろさ自体を感じることが出来ないと思いますので、まず特定の時期の歴史小説を読み進むことからお薦めします。

ある程度まで読んでいけば、それからは時期や地域(中国史とかローマ史とか)を広げていくか、あるいはある時期・人物を深く掘っていくか、人それぞれですので、その時に考えましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/22 01:37

歴史の事を余り知らなく歴史全般のことを知りたいのなら


やはり漫画が良いと思いますよ!

小説等は作者の思い入れが入り込みますし読者への誘導も有ります。
たとえ司馬遼太郎氏の作品でも例外ではありません。

小学館少年少女日本の歴史がお勧めです。

何故なら読みやすい、絵(漫画)で表現されているために、その当時の衣装、髪型、生活様式等がよく解る。
比較的中立に書いてある。
日本の誕生から現在まで大雑把に書いて有りますが、貴方が思っている以上に内容は濃いですよ!

読破後に興味がある部分に関しもっと深く勉強すればよいのです

全巻揃えると高いので近くの図書館等で借りるのも一つの手です。

参考URL:http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/ …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/22 14:03

 No.3 の方が「逆説の日本史」を挙げており、私もお勧めしたいとは思いますが、けっこう辛いとも思います。


 現時点でハードカバーで12巻、まだ執筆中という大部の本ですし。

 ということで、井沢元彦自身がそのダイジェストとして書いた、「日本史集中講義」をまずお勧めします。

 「講義」とありますが、別に教科書的な堅苦しいものではなく、日本の歴史全般についての流れが分かりやすく書かれてあいます。

 井沢元彦は小説家でもあるのですが、正直、小説よりもこの種の歴史解説の方が面白いと思います。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4396500 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/22 22:29

私も大学、職業ともに完全な理系人間ですが、個人的に日本史が好きで小説やTV番組も良く見ます。


質問者さんは、手っ取り早く日本史全般の知識を身につけたいということで総説的なものをご希望のようですが、そのご希望でしたら他の回答者さんもお勧めのマンガ日本史系をお勧めします。
しかし、私はむしろ何か自分にインパクトの強い小説orドラマor映画を見つけた方が良いと思いますよ。それをきかっけに、その関連の歴史の事実をネットや新書などで調べる。を繰り返していけば、けっこう日本史全般が見えてきますよ。やはり、こういうものは好奇心主導になったほうが、結果的に速くて続きます。
例えば、NHKの「功名が辻」を見て、山内一豊の生きた時代背景を調べたり、登場人物が本当にドラマどおりのイメージなのか確かめてみたりとか。他にも、TVドラマ系だと「戦国自衛隊」「水戸黄門」「柳生十兵衛」、レンタルビデオだと「義経」「北の零年」「陰陽師」「ひかる源氏物語」などきっかけは何でもいいですよ、面白そうに思えることが大事です。そして、関連することをもっと知りたいと思うことです。
男性なら戦争物、女性なら恋愛ものから入るのが馴染みやすくて良いかも知れません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/23 21:37

 井沢元彦『逆説の日本史』は、私も読んでいますし、非常に面白いのですが、“逆説”であるので、今までの“説”を知った上でないと問題のある箇所も散見されます。

いくつかの逆説はちょっと無理があると思われるものもあって、説を知らない人には混乱の元となるかもしれません。

 またそれぞれの歴史小説は、面白くはあっても脚色してあり、より面白く読むためには歴史を知っていることが先に必要かと思います。

 また日本史を学ぶには、日本が世界の中の日本である以上、世界史の知識があることが望ましく、世界史がわかれば日本史を大きく捉えやすいと思います。(世界史を理解するには、その舞台の形を知っていたほうがよく、地理がわかっていたほうがよいです。)

 日本人なら、社会人となってからでも日本史に接する機会は多いので急ぎません。
 地理と世界史に力を入れることをお勧めします。もし、センター試験で地理を選んでおられるなら、世界史を高校・大学で意識して学ばれることをお勧めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/23 21:38

「歴史を知る」と言うのはそんな一朝一夕で出来る物ではありません。


確かに何年に何が起きたとか言う事実関係は覚えるだけで出来ますが。
しかし、社会に出て歴史を知っている?みたいな時は、やはりその出来事の
原因や董事の時代背景まで位は把握しないと中途半端すぎて逆に
恥ずかしい思いをするはず。
だったら、よく知らない自分で知っている人に教えてもらうのが一番早いです。

また、自分で勉強するなら、電車の中とかでも構わないので、本を読むことです。
本を読むのは、テレビとかと異なり、解らなければ何度も読み返しが可能で、
放送時間制限による時代背景の省略もありません。

テレビなどで面白いと感じればそこから本に入るのも良いと思います。
しかし、歴史の解釈は人に因って異なるので、同じ時代でも色々読むと
奥が深いです。

全部知ろうとせず、関心のある時代から入り、そこから幅を広げれば良いと思います。
公家文化の時代、武家時代、戦国時代、江戸時代、幕末明治時代、近世言った感じで
区切れますので。

今、私は中国で仕事してますが、やはり明治~近世の歴史認識は重要です。
しかも観点を日本側と中国側から学ばないといけないので、結構大変です。
このときに気づいたのは、歴史は見方によって変わるということ。
日本と中国(韓国)歴史において歴史認識は異なります。
それだけ、難しいってことでしょうね。
そんな、私も高校時代は地理を履修してましたが。。。

「継続こそが力なり」です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2006/04/24 17:12

鎌倉幕府成立前→「義経」(司馬遼太郎・著)主人公は源義経


室町幕府成立前→「私本太平記」(吉川英治・著)主人公は足利尊氏ほか
戦国時代→「国盗り物語」(司馬遼太郎・著)主人公は斉藤道三・織田信長
幕末→「龍馬がゆく」(司馬遼太郎・著)主人公は坂本竜馬

 戦国時代が一番面白いと思いますので「国盗り物語」から読み、「龍馬がゆく」「義経」「私本太平記」と読んでください。
 その他の歴史については小説で読んでも面白くないと私は思います。
 日本史ではありませんが「三国志」(吉川英治・著)、「項羽と劉邦」(司馬遼太郎・著)も読んでください。「国盗り物語」よりも先に読むべき本です。歴史好きになれるでしょう。
 ただ上記の本はあくまでも小説であって、小説に書いてあること全てが歴史的事実ではないことを承知の上で読んでください。
 まだ社会人になるまで時間があると思いますので、まず歴史小説好きになって、小説だけでは満足できないくらい歴史好きになったら、興味のある時代に関する本を図書館に行って探してください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/04/25 18:19

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