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No.1
- 回答日時:
ピックアップといわれるような圧電型加速度計を使うのが一般的かと思いますが、対象周波数によってはセンサーの種類を変えてやる必要があります。
なお、通常固体伝播音などを測定する場合でもピックアップを使用しますので、マイクでは振動数が低すぎて計測できない可能性があります。
対象周波数が10~1kHz程度でしたら圧電型、それよりも低いようでしたらサーボ型あたりの加速度計が妥当だと思います(但しサーボ型は衝撃に弱いので、これを使うような低振動数のものに対しては打撃試験はやめた方がよいです)。
周波数が1~90Hzの範囲だったら公害振動計でも計測できます。
これらは試験体に接着剤で接着またはねじ留めするだけ(水平などは取らないといけないですが)でセットできます。後はセンサー用のアンプからの出力をアンチエリアジングフィルターをかけた後にA/D変換して、FFTをすれば基本的な固有振動数が得られます。
なお、振動数が低い物だったら加速度計でなく変位計などによっても計測可能です。
ちなみに、打撃による加振装置として、B&KやPCBやdytranよりインパルスハンマーという力センサーが出ています。これにピックアップがついたキットもあります。
これらの機械はオリックスレンテックスなどの計測器レンタル会社でレンタルできますので、このあたりが妥当かと思います。
実際の試験方法については、「モード解析」あたりで検索するかそのようなタイトルの本を見付ければ詳しく書いてあります。一度そのような資料を見てから機器の選定や計測計画を立てた方がよいと思います。
ちなみに参考文献としては、小野測器というFFTアナライザーのメーカーはこのあたりの参考資料として以下の書籍を紹介しています。
1)モード解析入門(コロナ社)東工大 長松昭男 著 5150円
2)わかりやすい振動モード゛解析入門(日刊工業新聞社) 倉部誠、市原千治 著 3400円
3)図説モード゛解析入門(大河出版)倉部誠 著 3200円
4)機械のモーダルアナリシス(中央大学出版部)大久保信行 著
個人的には長沼先生の本がわかりやすかったです。
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