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「社長が犬に足をかまれた。」
「森さんは知らない人から話し掛けられた」
の尊敬表現は
「社長が犬に足をおかまれになった」
「森さんは知らない人からお話し掛けられになった」
でしょうか。
上の例のように、尊敬語を使うべき人物が受身になる状況はない、とは思えません。アドバイスお待ちしております。

A 回答 (3件)

確かに耳になじまないようですが、こうなったのはひとえに敬語表現が貧弱化したせいです。



文語ではこれを「れたまふ」「られたまふ」で表現出来ました。ですから尊敬語の敬意対象が受身主体になるのはれっきとした本来の日本語です。

現実に例えば、以下のような文を口語訳せよ、という問題が出た場合、
「なきことによりかく罪せられたまふ」(『大鏡』より)
受身と尊敬をそれぞれ訳出しないと不正解になるので、「無実の罪によってこうして罰せられなさったのだが、」などと補助動詞「なさる」を使って処理するのがよいと思います。

よって、
「社長が犬に足をかまれなさった」
「森さんは知らない人から話しかけられなさった」
とでもするほかなく、でなければ、言い方を変えるしかないでしょう。
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おもしろいことに気がつかれましたね。


考えたことがなかったです。思うに、

尊敬語の主体を受身にすること自体、日本語になじまないのではないでしょうか。

犬に足をかまれ、社長が怪我をされた。(なさった)。
知らない人が話しかけ、森さんは応じられた。

などのように、目上の人間は、動作(状態)の主体にする前提があるように思います。
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非常にヘンテコな文章になりますので 敬語表現にする箇所を変えましょう。



例えば
社長が 犬に足をかまれた旨 伺いました。
森様が 知らない方に お声を掛けられました。
森様が 知らない方に 呼び止められた との事でした。

如何でしょうか。
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