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No.5
- 回答日時:
武士道というのは儒学などの良い所どりをして完成した成文化された平和時の道徳律と思います。
侍道というのは戦国期ないしそれ以前の武士の実利的な思想概念といえるものではないでしょうか。
素朴な忠誠心、功名とかそれに対する反対給付の請求権、生命の尊重、敗者への配慮、武技への精進など実戦に必要な思想の道徳律だったでしょう。
No.4
- 回答日時:
侍道とは馴染みのない言葉ですが、統制のとれた江戸時代の、武士道に対比するものでしょうか。
「不惜身命」「一所懸命」など。 「親も討たれよ、子も討たれよ、屍を乗り越え、乗り越え戦い申し候」源平時代にいわれたものですが、主人のため、すなわち自分の領地を保障してくれる人のため、命も棄てると云うものでしょうか。
戦国の世ではこれらは希薄になり、自分の欲のため、下克上あり、名誉より命大事、小説ですが「にげろ、家康」なんてこともあります。
No.3
- 回答日時:
「武士道」というのは、武士が殺し合いをしなくなった時代の一種の「男のロマン」です。
「侍道」という言葉はゲームの題名以外には知りませんが、江戸以前の武士が殺し合いをしていた時代の「男のロマン」なら、「ばさら(婆娑羅)」や「かぶき(傾奇)」がコレに相当するのかも?
参考URL:http://www.geocities.jp/themusasi/01.html
No.2
- 回答日時:
下克上の世になったから敢て武士道というものを強調する必要から生れて来た倫理です。
その原形は平安時代から存在していましたが、主従が強い絆で結ばれている間はそんなものを強調する必要はなかったのです。平和が訪れた江戸時代になると、その平和を維持する手段としてこの武士道が更にリファインされて支配者の統治道具として使われるようになりました。ですから、これは儒教同様、支配者が被支配者に押しつける倫理であったと言えます。
軍部の独裁下でも同様の利用がありましたね。
No.1
- 回答日時:
道、と思想的に体系化した人は、いなかったかもしれませんが、
「武者は犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つことが本にて候」
(『朝倉宗滴話記』)
十六世紀前半、越前朝倉氏の軍事を差配し、戦いの中で主家を隆盛に導いた名将の言葉。
敵から犬畜生と罵られてもいい、どんな手を使ってでも、勝たなければ終わり、という意味です。戦国時代には当たり前すぎた思想でしょう。
これと同じ発想で、どんなことをしてでも勝つ、という思想を著わしたのが、『五輪書』宮本武蔵。社会の先生が言いたかったのは、こちらかもしれません。
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