No.2ベストアンサー
- 回答日時:
横から失礼します。
Joker2000 さんの回答についての補足要求についてお答えします。
アブラムシという名で硬い表面・・・ということはゴキブリのことでしょうか?
仮に、カブトムシなどの甲虫類もそうですが、あの硬い表面はカルシウムではありません。
ですから顕微鏡標本(プレパラート)を作るときにやる脱灰では全くだめです。成分は、コラーゲン、キチン質、ケラチンなどですから、通常の包埋(パラフィンやセロイジン等を染み込ませて固めること)をやればミクロトームで切れると思うのですが・・・。
包埋をやらずにピースにはさんで切る簡易型の円筒ミクロトームでは難しいかもしれません。アルカリ溶液(水酸化カリウムなど)に漬けておくか、煮沸するとやわらかくなりますが、細胞組織がどのくらい保存されるかはやってみないとわからないですね。
myeyesonly:一応、人間の体を顕微鏡標本にする人です(^^)
ありがとうございます。病理関係の方ということで、とてもわかりやすいです。包埋はルーティンでやるとして、固定の方はどのようにしたらよいのでしょうか?
No.3
- 回答日時:
再び出しゃばりました。
m(__)mルーチンでということは、一定のものは使えるということのようですね。
もしゴキちゃんなら、脱灰よりも脱脂肪という問題になるのでは?
アルコール固定がいいでしょう。
脱水行程も省けるので手ごろかと思います。
ただそのアルコールは使い捨てにしないと、ゴキブリ油?が溶けていると思われます。(^^)
普通の組織の固定と異なる所は、むしろ昆虫の液漬標本を作るのに近いという所でしょうか。
液漬標本では、固定液に色がつかなくなるまで液を交換しますよね。
myeyesonly : じつは私の先輩で実習でゴキブリの大割(胴体の輪切り標本)やった人がいるらしい・・・。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
Joker@虫屋です。アブラムシによらず...ということで。
昆虫も、基本的に動物細胞と同じでしょう。
手元にあるのでは「昆虫発生学」というものが、あまり写
真の量は多くありませんが、載ってます。
ただ、この本高くって上巻しかないので、アブラムシが必
ず載っているとは言い切れないのですが、アブラムシは下
巻の半翅目のところにあるかもしれません。
で、当然、昆虫細胞も光学顕微鏡で観察できます。方法は
動物細胞を観る場合と同じ。ただ、倍率がでかくないとね
ぇ。
どのような細胞でできているのか、というご質問に関しても、この本は答えてくれるかもしれません。
まぁ、確かに、昆虫の表面を写した写真ってのは多いですね。
御回答ありがとうございます。
ただ、動物細胞と一緒となると、殻の部分?硬い部分が気になるのです。動物の骨のようにミネラルを取り除く操作(脱灰)をしなければいけないのでしょうか?
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