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自動車保険の見直しを検討しています。

そこで、ネット上の一括見積もりサービスなどを使って調べてみたのですが、あまりに金額の差がありすぎて正直とまどっています。

A社:年間87000円。(現在加入)
B社:年間68000円。

このくらいの違いなら予想の範囲内なのですが、その他3社の平均は、なんと年間30000円。

似たような保障内容なのに、会社によってこんなにも保険料が違うものなのでしょうか?
いくらなんでも違いすぎるので、自分の調べ方がおかしいのかと不安になってしまいました…
まったく無知で恐縮ですが、回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

事故が起きたときの対応の最低限レベルは、国の認可基準や保険業法で謳っていません。


したがって、最低限のレベルは確保されていません。

通販は、徹底的に優良顧客を囲い込むことで、損害率を低く抑えることで安くしているのではありません。
さらに、保険料に大きな差があるのは営業姿勢ではありません。
保険料は、保険数理人(別称:アクチュアリー)が、確率・統計などの手法を用いて数理により算出しています。
http://www.actuaries.jp/actuary/faq1.html#link01をご参照下さい。
ANo.2記載の『「このような場合は例外ですので払えません」っていうのが沢山あるんですよ』のとおり、補償範囲を狭めることで、その狭めた分に見合った保険数理によって算出した保険料が、見かけの上では安く感じることに過ぎません。

「事故処理。1事故1名の専任担当者制」と謳っている損保があります。
専任担当者は、専門知識があり専属ですべてを解決してくれると感じてしまいますが、『本音は事故担当者を増やせられないだけなんでしょ!?』と言いたいです。
ほとんどの古参損保は、事故処理2名担当制としており、物損担当は女性社員、人身&難件担当は男性社員と定めていることが少なくありません。
車両対物・対人保険は、損保の規定どおりに支払っていれば済まないのです。
損害賠償という法律的判断が必要な保険なのです。
故に、事故担当者は法律的判断を迫られることばかりで、そのため専門知識は不可欠なのです。
そのため、古参損保は、対人専任・車両対物専任というように分業させ、専門性を持たせています。

新興通販損保のうち、等級プロテクト特約を付けることができない会社が少なくありません。
保険事故1回につき、3等級下がるところ、この特約を付ければ、等級は下がらず据え置きとなり、継続時同じ等級で更新ができるというメリットがあります。
不幸にして年間2回の保険事故があれば、等級は一気に6等級下がるということになります。
新興通販損保のうち、搭乗者傷害保険の「部位・症状別払」しか販売せず、「日数払」を販売しない会社が少なくありません。
この搭傷保険は、契約者になんの過失がなくても支払わなければならない保険です。
契約者が信号待ちで停車中、後続車に追突されたという契約者無過失事故であっても、契約者の入院・通院という事実がある以上…少しでも【搭傷保険】の支払保険金を抑えたい、という発想から生まれてきたのが、搭傷保険の「部位・症状別払」なのです。
この部位別払、H13・4・20週刊朝日に、保険代理店の告発記事が大きく取り上げられました。搭傷保険の「部位・症状別払」を売れという会社の方針に従わなかった代理店が、一方的に代理店委託契約の解除を通告されたという事案でした。
その理由は、「部位・症状別払」と「日数払」を比較したとき、前者の保険料が後者の保険料と比べて大幅に安くなっていないにも関わらず、受け取る保険金額に大差が生ずる可能性が高いからです。
たとえば、一方的な追突事故によってムチ打ちになり通院事故となったとき。
この場合、新興通販損保の場合、「部位・症状別払」では、あらかじめ怪我をした部位・症状によって支払い保険金を決めているため、ムチ打ちの場合、支払われるのは、治療給付金1万円プラス5万円のみ(ただし、治療日数5日以上)。
これに対して、「日数払」の場合は、総通院日数の内、保険会社が、平常の生活または仕事が出来る程度に治った日までの治療日数分(いわゆる認定日数 ―ただし事故日より180日が限度―)(通常1日1万円)を支払うことになっています。
仮に、トータルで50日通院したとします。
 【部位・症状別払】⇒6万円のみ
 【日数払】⇒(50日の内の認定日数)×1万円
こう考えてくると「部位・症状別払」しかない格安自動車保険は、私はやっぱりイヤです。
身内はあきらめても、他人を乗せていたとき、その人に迷惑をかけることになるからです。

自動車保険を売っている保険会社は、消費者が自社を選んでくれるようにするためには、消費者に良いことも悪いことも情報提供が不可欠です。
しかし、新興通販損保の保険会社は、等級プロテクト特約がないことについては、パンフレットに記載なく、搭傷保険もパンフレットに記載なく、別紙の重要事項説明書に小さな文字で『入・通院日数が5日以上になった場合に、傷害の部位・症状に応じて保険金を定額でお支払いします。なお、入・通院日数が4日以下の場合は、一律1万円をお支払いいたします』と記載されているだけ。
いま現在、新興通販損保に加入している多くのドライバーの方は、この二つの重要な特約が、自己の保険に付いていないことに気づかず、運転しているのでしょう。
故に、安いから補償が危惧されるってことはあります。
但し、十分理解して加入している人は、別ですがぁ・・・。

参考URL:http://odn.okwave.jp/kotaeru.php3?q=2195382

この回答への補足

この場を借りてみなさんにお礼申し上げます。

自動車保険の質問がたくさんある中答えていただいてありがとうございました。全員にポイントを差し上げることはできませんが、どの回答も本当に参考になりました。
もう少し勉強して慎重に保険を選びたいと思っています!

補足日時:2006/07/31 08:57
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

なるほど、補償範囲を狭めることで保険料を安くしている会社もあるんですね…保険会社にとって都合のよくないことは、こちらからどんどん聞いていかないとわかりませんね。
等級プロテクト特約や搭乗者傷害保険の「部位・症状別払」のお話、大変参考になりました。どういうところに注意して選ばなければいけないか、具体的に見えてきたような気がします。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/29 14:34

まず考えられるのは補償内容の違いです。

「同じような…」とされていますが、リスク細分型であったり運転者(被保険者)に制限があったり、他にも免責金額(自己負担額)や特約の内容に違いがある場合があります。

次にいわゆるダイレクト系と呼ばれるところの独特の料率体系(保険料算出の基)が挙げられます。一般に「代理店を介さないから…」といわれていますが、これは間違いです。ダイレクト系と従来の代理店型での販売をしている保険会社と比較した場合、ダイレクト系の広告宣伝費はとは比べ物にならないほどです。つまり、従来代理店にかける費用を広告塔に転換しているだけとも考えられます。しかし保険料に大きな差があるのも事実です。この違いは営業姿勢にあるといわれています。保険会社は契約者から集めたお金のうち何割かは支払いに備えて留保しておく必要があります。例えば100人から契約をもらうと仮定します。統計からいくと1割の人間が事故を起こしその支払いに10万円必要とします。であれば1人1000円を払えば保険の仕組みが成り立ちます。しかし同じ100人を集めるのに「優良運転者」と条件をつけた場合を考えてください。事故が少ないので留保しておくお金も少なくて済むことになります。仮に事故率を従来の半分とすると、留保は5万円で済むことになります。100人から5万円を集めるのには1人当たり500円で済みます。
 これらの積み重ねが、保険料になって現れています。事故が起きたときの対応については国の認可を請けて仕事をしている以上、最低限のレベルは確保されていると考えられます。事故が起きたときが問題というより、事故あり契約が満期を迎えたときに、継続契約に条件をつけられる等の可能性は否定できません。

また、事故が起きたときの対応について…と心配したところで、相手があれば相手次第ということもあり、色々と考えてもあまり意味はありません。それよりも保険会社ができることは契約の範囲内ということになります。であれば、契約内容を自分の期待に沿う形にするほうに力を注いだほうがいいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

リスク細分型が安くなるしくみについて(…でいいんですよね?)詳しく説明していただきありがとうございます。なるほど、と思いました。
幸い我が家は超安全運転志向なので、リスク細分型を選んでも問題ないのかな、ということもわかってきました。とはいえ、保険料に惑わされずどこまで保障されるのかしっかり勉強しないといけませんね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/29 11:39

よく通販は代理店を通さないから安いという指摘がありますが、それは間違っています。



従来型損保は「清濁併せ飲む」ため、事故有り契約も引き受けますが、通販は徹底的に優良顧客を囲い込み、損害率を低く抑えているため、安いのです。

事故対応はどちらが良いとは断定できません。
被害者が物わかりの良い人ですと、どこの保険会社でも短期間でスムーズに解決します。
そうすると他の回答にもあるように、「通販でも問題なく事故処理をしてくれましたよ」と云うことになります。
即ち相手及び事故状況次第です。

事故の時に事故処理のノウハウもなく、相談や適切な助言もしてくれない様な代理店に加入するなら、通販がお勧めです。
但し通販の場合には代理店との面談もないため、直接自分自身で保険の内容を充分に研究してから加入しないと、思わぬ落とし穴があります。
あとは自己責任でご加入下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

>即ち相手及び事故状況次第です。

そうなんですよね。
代理店を通してるからと言って解決が早いとは限らないし、高い保険料を払ってるからと言って安心ともいえない…あとは自己責任、そのとおりですよね。
よく勉強して決めたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/29 11:27

現在の自動車保険はリスク細分型なので、車種、使用条件、年齢、等級などさまざまな要素が加味されて保険料が設定されています。

あなたの車種や年齢などなにもわからない状況の中で保険料が高いとか安いとか言ってる人がいますが、全く意味不明ですし、ネットで見積もりのできるところは所謂”優良客””優良車種”しか加入できないため他の保険会社より安くできるかもしれません。いずれにせよ自動車保険はいざというときに機能しないと意味がないので保険料だけに踊らされることなくよう代理店をさがすほうが賢明と思います。PS 同じ車種、条件でも年齢が違うだけで保険料は年間数十万円も違ってきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

「リスク細分型」という言葉の意味もよくわからなかったので、今回とても勉強になりました。
安心できる代理店を見つけられたら一番ですが、それがまた難しいですよね…
幸い今まで事故にあったことはありませんが、自分がいくら気をつけていても避けられない場合もあるしやはり安心できるところを選びたいですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/29 11:19

会社の規模,考え方などにより保険料は大幅に変わります.決して安かろう,悪かろうではありません.


以前,英国の安い保険に入っていましたが支払いは早いし何らトラブルはありませんでした.
比較サイトで検討したらいいです.三井ダイレクト安いですが,対応もしっかりしていますし,何ら不具合はありません.洋服だって,食品だって市販品の価格はいろいろです.悪いものは自然淘汰されてしまいます.

http://www.nttif.com/CAR/if.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

比較サイトは利用しているのですが、みなさんの回答を読んで単に保険料だけの問題ではないということがわかってきました。
ちなみに三井ダイレクトも調べてみました。安いですよね!
紹介していただいたサイトもよく読んでみて、自分にあったものをしっかり探したいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/29 11:13

>似たような保障内容なのに



絶対、似てないって!
「このような場合は例外ですので払えません」っていうのが沢山あるんですよ。
年間87000円は高そうだけど、条件によるから・・・
年間87000円と年間30000円が同じはずはありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

そうですよね…
見積もりサイトでおなじ条件を入力したんだから、と安心しきっていました。
見積もりが郵送されてきたら、じっくり中身を検討したいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/29 11:06

多分リスク細分型の保険ですね。


私も3万円以下で済んでいます。安いですがロードサービスも付いていますし事故の時の対応も良かったので「安かろう悪かろう」ではなかったですよ。

参考URL:http://life-insurance.jp/sub6.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

参考URL、とても勉強になりました。
車を運転するようになって4年半経ちますが今まで無事故無違反なので、そういうのが大きく影響すると安くなるんですね。
そしてロードサービスのことをすっかり忘れていました!
これもついていないとJAFに入らないといけませんものね…

どうもありがとうございます。

お礼日時:2006/07/29 11:03

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