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 以下の考え方は、効率性賃金仮説に沿う考えだと思うのですが、仮説の名称そのものが違えば訂正を願います。

 効率性賃金仮説の中でも、エージェントが懈怠なく働いてもらえるように高賃金で雇う理由は、

 ※ 低賃金なら、怠けているのを知られて首になっても、失業保険もあるから収入はさほど減らず、痛くも痒くもない。

 ※ 高賃金なら、怠けているのを知られて首になったら、収入が激減し、とても痛い。そこで首にならないように懈怠なく働く。

 で正しいでしょうか?

A 回答 (2件)

 こんにちは。


 ご質問の件は「効率性賃金仮説」の一例でよろしいかと思います。賃金の下方硬直性の要因の一つと言われるものです。

 「低賃金~」の例は、「他社に再就職できるので痛くも痒くもない」と言うこともできますね。
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他にも、高賃金が働き具合にそのまま直結するということもあるそうです。

高賃金は企業に対する感謝や忠誠心を高めるでしょうし。もっと物理的直接的に、例えば発展途上国では給料=栄養状態となるので、労働者の労働力の需給だけで給料を決めると労働者が腹ペコでまともに働けず、能率が逆に下がる事もあるそうです。
ですから、あえて市場価格より少し高い賃金を払ったり、昼食を食べさせたり(現物支給)しているそうです。
もう一つ賃金を高めに設定しないと、優秀な労働者が集まらない(逆選択)という問題もあり、これも労働の需給量の水準以上の価格で労働者を雇う理由だそうです。

つまり、安い給料で役立たずを沢山雇うより、ちょっと高くても少数精鋭の方が良いという考え方が効率性賃金仮説だと思います。
労働と賃金コストのバランスを、労働者と賃金ではなく、労働力と賃金で判断しているという事なのだと思います。
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