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塩橋を作成したいのですが、太さはどのくらいまでなら細くしても許されるものなのでしょうか?細くなればなるほど抵抗が大きくなるイメージがあるのですが、それを裏付ける知識(公式等)がないのでわかる方がいましたら教えていただけませんか?

A 回答 (2件)

塩橋を何に使おうとしているのかによる部分はあるので,参照極用ということで考えます.


ボルタンメトリーに使う場合,一般的に,塩橋の先端は細く絞ります.そして,その直径と同程度までは作用極に近づけても電位分布等に影響を与えないというようにいわれています.
しかし,拡散等の物質輸送に対する影響を考えると,通常のサイズの作用極では mm の程度までしか近づけることはできません.なので,そういう面からは mm 程度より細くする意味はあまりないと言えます.
細くなると抵抗が高くなるのはその通りですが,ボルタンメトリー等では塩橋の中は電流が流れないのが原則です.正確にはエレクトロメータの暗電流分が流れますが,これはせいぜい pA,多くても nA の程度のはずです.したがって,仮に塩橋の抵抗が MΩ 級であったとしても電位降下は mV 以下なので,問題になりません.
高濃度の塩を含む塩橋を細く絞ったときの問題は別にもあって,それは塩の析出による塩橋の切断です.これは意外によくおこります.その意味でも,細く絞り過ぎるのはお薦めできません.

なお,対極と反応溶液を分離する目的で塩橋を使うなら,塩橋はとにかく可能な限り太く作るべきです.
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この回答へのお礼

MΩ級でもmV程度ですか。参考になります。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/22 10:16

塩橋の太さだけで議論は出来ません。

特殊な塩橋を作り作動極の近くに先端を近づけてほとんど抵抗をなくす方法もあります。
ですから、実際に「出来てみないと分からない」と私は思います。
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この回答へのお礼

それもそうですね^^;やってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/22 10:14

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