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 オウムの村井邦夫氏が刺された時に当時の印象として「多分助かるだろう」と思ったんですが、帰らぬ人となりました。
 単純に「刺された」というケースでも命に別状のないケースもあれば致命傷になるケースもありますが、どうしてでしょうか?。
 体のどういう部分に刺されてどの臓器を傷つけると致命傷になるんでしょうか?

A 回答 (5件)

腹部を損傷した場合、その損傷程度によって致死率は変わります。



まず、損傷がどこまで及んでいるかです。腸を損傷すれば、他の方も言われているように腸内の細菌が腹部に蔓延して腹膜炎を来して死亡します。この際は即死ではなく、死亡に至るまでに数日必要になります。早期に適切な外科処置と抗生剤投与が行われれば救命しうる可能性もあります。戦時中に爆発物の破片などが腹部を損傷して、数日後に死亡、と言うようなケースの多くはこれに当たると思います。

他には大量出血による死亡です。大きな血管を損傷すると手術的に動脈を止血しないと出血が止まらないことがあります。この処置が出来るまで、どれだけ出血するかがポイントとなります。腹部大動脈や腎動脈を損傷した場合、意識消失から死亡に至るまでは数分から数十分ですので、通常は「即死」となります。いわゆる「急所を刺す」という状況です。故村井氏の事案はこれに当たり、背部近くから刺傷されたことによる大動脈損傷を来していたと記憶しています。大動脈はかなり深い位置にあり、相当な力で刺す必要がありますので、一般人の思いつきではなく、それなりの訓練を受けた人ではないかと言われたのも、これが理由です。

また、肝臓や脾臓などの実質臓器を損傷しても出血量が多くなりますので、致死率は高くなります。

このように、腹部損傷の場合の死亡原因は出血が主な原因ですが、消化管損傷による、時間をおいた2次的な感染による死亡というものもあり、主にはこの二つだと思います。普通の人(特に女性)が刺した場合には臓器損傷を与えるほどに刺すことは簡単なことではないようです。

あと、通常、割腹自殺として行われるものでは、内臓損傷に至ることは少なく、腹膜損傷程度かそれ以下のことも多いようです。腹膜損傷であれば、腹膜炎さえコントロール出来れば今日では救命出来ることもあります。昔の切腹でも自分で致命的損傷を受けるほどまで腹をかききることの出来る人は少なかったとも言われており、実質的には介錯による死亡という事が多かったようです。
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肝臓等の臓器損傷でも具合によって修復不能な場合もあるでしょうが、


それより、腹部なら大動脈を損傷したら即座に処置しない限り
ほとんど助からないでしょうね。
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普通、腹を刺されたぐらいじゃ死にませんよね。


この事件のとき刺したのは、たしか、プロだったと思います。肋骨を避けて横から刺したように見えました。致命的な刺し方をしたのでは。
口封じをさせてはならじと医者団も最善を尽くしたでしょうから、そうとうダメージの大きい切り方だったのでしょうね。
肝臓を縫合不可能な切られ方をしたら出血が止まらず死ぬと思います。
(自信なし)
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この回答へのお礼

確かに、暴力団員でしたよね。
今となっては村井氏が何故殺す必要があったのか疑問ですよね。

お礼日時:2006/09/23 18:17

どこの臓器でも傷が大きいと出血多量で死ぬのではないでしょうか。


腸も栄養を血液に取出す臓器なので血管は多いと思います。
運良く、臓器の間の隙間に刺さり、臓器自体の傷が浅ければ死なないのでは。
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この回答へのお礼

っていうか村井邦夫ではなく秀夫でした。
俳優さんとごっちゃになりました。
やっぱり、出血多量が死に至らせる事になったんでしょうかね。

お礼日時:2006/09/23 18:19

腹膜炎を併発して死ぬ例が多いです。


http://homepage3.nifty.com/mickeym/No.201_300/24 …
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この回答へのお礼

なるほどばい菌が入ってですか。
弁護士の大平光代さんも割腹しても助かったらしいですが、本当に運ですよね

お礼日時:2006/09/23 18:21

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