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最近、消炎鎮痛剤と胃の関係をネットで調べて疑問に思ったのですが、胃の粘膜を守るのはプロスタグランジンとかかれていますが、大学の生理学では粘液細胞から出るムチンだと書かれていたのを思い出しました。
プロスタグランジンは粘液細胞に作用してムチンを分泌するのでしょうか?それともプロスタグランジン自体が粘膜保護に役立っているのでしょうか?

お暇な時で良いので回答をいただけませんか??

A 回答 (1件)

主な消炎鎮痛剤であるNSAIDsはシクロオキシゲナーゼ(cox)阻害が主な作用機序です。


このcoxには様々な細胞に存在するcox1と炎症細胞に存在するcox2の二つがあるとされ、このcox2を阻害する事により、抗炎症作用があるとされています。
しかし、cox1を阻害することにより、プロスタグランジンの合成阻害を惹き起こします。
プロスタグランジンの内、PGE2とPGI2は胃酸分泌を阻害し、胃粘膜血流を増加し細胞保護作用をしめします。
これらが阻害される事により、粘膜細胞は虚血を起こし、粘膜保護障壁を障害します。

胃の粘膜でムチンが粘液として働いていたかどうかは覚えてないです。唾液の話だったような気もしますが・・・
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この回答へのお礼

taka-1314さん
早い回答ありがとうございました!
プロスタグランジンと胃粘膜保護の関係がよくわかりました!

もう一度、生理学を調べてみたんですが、胃腺の粘液細胞からムコタンパク質であるムチンが分泌され、それが胃の内面を覆い、HClの傷害を防ぐと書かれています。(標準生理学)

そう考えるとプロスタグランジンは胃酸の分泌を抑えるので、働かないと胃酸が増えすぎて胃が荒れる。
ムチンは胃の内面を覆い、胃酸の傷害を防ぐ。
という二つの働きで胃の粘膜を守っていると考えていいのでしょうか?

お礼日時:2006/10/03 09:16

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