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音楽を聴いたときの、上手な感想の述べ方を教えてください。

お願いします。

A 回答 (1件)

中学生か大学院生かわかりませんので、どういったレベルの感想を述べるのかがわかりません。

思いつくことを書いてみますと:

1)事実関係を勉強すること。

例えば、「熊蜂の飛行」を聴いて「ブンブンとハチが飛んでいるようだ」というのであれば小学生的です。しかし、もっと勉強すれば、「細かい音の羅列は19世紀ロシアの音楽スタイルを象徴し、それは音楽だけでなくロシアの建築、美術に通じるものがある」等々と話しが続きます。大学院レベルになれば、作曲家に関する研究はもちろん、19世紀帝政ロシアからソビエトへの政治の移り変わりまで勉強しなければなりません。

2)知的興味を持つこと。

ベートーヴェンの肖像画を見たら、どれもこれも怒ったような顔をしていますね。なぜベートーヴェンはあんな顔になってしまったのか?と考えてみるのです。小学生の答えなら「ベートーヴェンは怒りんぼ」となるでしょうが、もう少し勉強したら、ベートーヴェンは、お金に困っていて、健康状態はすぐれず、死にたいと思っていた、というようなことが出てきます。おまけにドイツやオーストリアは晴れの日が少ないとか、いろいろなことがゾロゾロと出てきます。アルプス山脈が雲を遮っているので北側が曇りの分、イタリアは晴れの日が多いとか、地理の勉強にもつながります。

手っ取り早いのは、作品を説明している記述を読むことだと思います。聴くためのヒントみたいな物がそこに見い出せると思います。CDに付いている説明書きとか、作品名をネットで検索するだけでも多くの情報が得られます。それを読んでから改めて作品を聴いてみれば、新たに想像が膨らんだりするものです。

決まった答えの無いのが芸術の大変なところかもしれませんが、反面、鑑賞する側の自由があります。どう感じようが自由なのです。そこの所もヒントになるかもしれません。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。

お礼日時:2006/11/16 14:28

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