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次のようなケースの場合、「お母さん」に対してどのようなケアが出来るでしょうか?また、お母さんが息子に対して行なえるアプローチの方法には、どんなものがあるでしょうか?考えられる「技法」とそれを選択した簡単な「理由」を添えて、回答をよろしくお願い致します。

成人した息子を持つ40代のお母さん。配偶者のモラルハラスメントが理由で、息子が中学生の時に離婚。息子は配偶者の元に残った。
息子は、物心ついた時から、お母さんに対して「感謝」を示す事が無く、常に「不満」や「否定」の反応を示す。
例えば、手作りのお菓子を作っても、まず「僕はこんなのじゃなくて、○○みたいなのが良かったんだ」と言うし、おみやげを買ってきて上げても「これは趣味じゃない」と言う。
お母さんは息子に対して「ありがとう」や「お陰で助かったわ」等と、感謝の言葉を良く口にしていたのだが、息子はいつも「否定」の言葉を漏らしていた。
理由について、よくよく考えて見ると、お母さんに対して「家族」の誰かが「感謝」を示す環境が無かった。配偶者は常に妻のアラさがし。妻のした事に対して感謝を示す何処ろか、「ここはこうすべきだったんじゃないのか?」と否定的な説教が趣味。息子も父親そっくりの口調で、お母さんに対して「否定的で高飛車な」反応を示している事に気が付いた。
このままではいけない…。でも、どうすれば、息子と肯定的な関係を築けるのか解らない。

さて、どのような方法があるでしょうか?教えて下さい。

A 回答 (8件)

家族療法が極めて有効であると判断します。


このケースは、以下のような連鎖がずっと繰り返されて続いているからです。

モラ父がお母さんをいびる
お母さんは毅然とした態度でモラハラを乗りきる
モラハラに動じないお母さんを見て、息子が自分もやって良いと思う
息子がお母さんにモラハラをする
お母さんは毅然とした態度でモラハラを乗りきる
息子のモラハラに動じないお母さんを見て、モラ父が憤慨する
だからモラ父がお母さんをいびる
お母さんは毅然とした態度でモラハラを乗りきる
モラハラに動じないお母さんを見て……

この繰り返しのパターンを断ち切る為には、変化が必要です。
例としては初期の回答にあるように、「祖父母が息子を窘める」のも有効ですし、ペットを飼うなどの生活空間の変化も有効とされています。(この点では、このケースは既に離婚が成立しているので、とても良かったと思います)
ただし、父親がモラハラである場合、息子は同じ事を自分の妻に行ないますので、お母さんが今からしっかり息子にアプローチする事は大切です。

モラ父は「権威」に弱いので、男性の専門家等から、モラ父に注意を促すのは極めて有効です。尚、その場合は、「モラハラを行なうとあなた(モラ父)の経歴に傷がつく事になります」と戒めるのが有効です。何故なら、モラ父は「お母さんに傷がつく事はあって良い」が、「自分に傷がつく事は絶対にあってはならない事である」と解釈しているからです。

また、モラハラ被害者のケアとしては、上のようなモラハラの実態をふまえて、被害者(お母さん)に落ち度があるような言い方は、絶対にやめて下さい。害になる事はあっても益になる事はありません。
このケースの場合、お母さんは、息子がモラ父の影響を受ける事を最大限に防ぐ努力を望んでおられるようなので、お母さんが出来るアプローチとしては、お母さんが息子と会う時は、誰か男性の第三者を伴う事が良いかもしれません。息子に説教する目的ではなく、離婚できて本当に幸せなお母さんを見せるのは良い事ですし、繰り返しのパターンを断ち切る変化をもたらす事が出来ます。

詳しくは、モラハラ専門サイトにご相談される事をお薦めします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
家族療法は聞いた事があるのですが、良く解っておらず、大変参考になりました。また、早速、専門サイトに相談して見ようとも思います。

お礼日時:2006/11/18 12:44

#5です。


主観ではなく、心理学的な見地から回答をさせていただいたつもりです。
質問者さまがお聞きになっている二つのご質問のにはお答えしたつもりです。わからないとは書いておりません。
誤解されたのならわかりにくい文章を書いたこちらにも責任があると思いますのでもう一度要約します。

>「お母さん」に対してどのようなケアが出来るでしょうか?

息子さんとの仲を改善しようとしないことが、平静な気持ちを作り出すと思います。
そして・・

>お母さんが息子に対して行なえるアプローチの方法には、どんなものがあるでしょうか?

お母さんが自然体でいてこそ息子さんと対等な人間関係を築き、息子さんが結果的には人間として成長していくことになると思います。
否定的な感情を「否定」すると、どんどん悪いほうへ向かいます。
否定的な感情を一度受け入れることで、お母さん自身の気持ちも息子さんとの関係も改善していくことになると思います。

この回答への補足

回答恐れ入ります。
>否定的な感情を一度受け入れることで(中略)関係も改善していくことになると思います。
恐縮ですが、これは回答者様も、そのようになさっているとの解釈で宜しいでしょうか。

補足日時:2006/11/18 12:36
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短い文面だけで判断することは難しいのですが、hijyouさんが捉えられているように、お母さんに対するケアとお母さんの息子に対するアプローチの二面から迫ることが非常に重要だろうと思われます。



本質は母親の息子に対する認識の問題でしょう。
つまり、大事な点をきちっと押さえているかどうか、ということです。
本当に息子の望むこと、または、望んで然るべきことに対して十全な力を尽くしているだろうか、という点が最重要課題ではないかと私は思います。
ここが押さえられていなければ、手造りのお菓子やおみやげなども全て、単なる言い訳的な貢物、即ち誤魔化しになってしまうわけです。
変な例えかもしれませんが、非常に従業員に優しい社長がいたとして、常に従業員のことを気にかけてくれていたとします。
しかし、営業努力は殆んどせず、そのために支払う給料が人並み以下のものしか支払われていなかったとすれば、社長に感謝する従業員は果たしているでしょうか。
同じように、非常に支払いの悪い社長がいたとします。
しかし、この社長が必死に営業努力をして利益向上のために力を尽くしていたとすれば、給料に不満を持つ従業員は多いでしょうが、心底から社長を憎む者は殆んどいないでしょう。

お母さんに対するケアとしては、
自らがなすべきことを勇気を持って為す。
ということのアドバイスでしょう。
無論、それぞれにキャパシティの差があるので一概にこの方法が良いとは限りませんが、少なくともここをクリアーせずに息子に対して何をしても無駄であることは確かでしょう。
逆に言えば、これさえクリアーできれば息子に対して特別気を回さなくとも理解は自然に得られるはずです。

たとえ成人していたとしても、人は自ら経験したことからしか学ぶことはできなかったでしょう。
経験とは他者からの刺激、影響であり、もっともつながりの深い人間の生き様が本人の成育に大きな影響を及ぼすのは当然のことです。
「>配偶者のモラルハラスメント」というのが良くわかりませんが、父親の母親に対する支配的態度が強すぎたということでしょうか。
いずれにしても手放した形になっているのでしょうから、その父親に全てを委ねた結果になっているわけで、
その現実をしっかりと見据え、あまり多くを期待しないという姿勢こそが、却って息子の理解を得られる道でしょう。
そして、地面に足をつけて、日々やるべきことを淡々と行いつつ生活していくことが、ご両人のために最も良い結果をもたらすように思われます。

この回答への補足

長文回答恐れ入ります。
恐縮ですが、この件は、関係者が3人ですので、例えの2人称とはシチュエーションが異なります。

補足日時:2006/11/18 12:24
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その息子さんはもう成人されているのですね?


それならば親が教育して彼の性格や言動を変えていくことは不可能です。
ご質問の文章だけではわからない部分もありますが、私が持った感想としては、状態を無理に変えることはないのでは?と思いました。

>お母さんが息子に対して行なえるアプローチの方法

「技法」と言いますが、これは技法でどうにかしようとすることは、かえってよくないことだと思います。
もう、お母さんも息子も大人同士、一個の人間同士です。
息子が否定的な感情ばかり持つとしても、それが本当の彼の感情ならば、それでいいじゃないですか。
むしろ正直な本音を抑えつけないことが大事だと思います。
彼の本音を「このままではいけない」と「否定」することの方が、たいへんなマイナスです。
お母さんの方も、自分の感情を正直に出すことが大切だと思います。
感謝したいときはする、腹が立つときはきちんと怒る、自分も一個の人間であるという、息子と対等な関係を築くべきです。
「お母さんへのケア」としては、お母さんこそ自分に正直になってください、と言うべきだと思います。
私もまったく同じようなケースを経験していますが、たいてい「相手に変わって欲しい」と思っている方が自然体をなくしているのです。
嘘をつきあって飾りあって接することを止め、本音をぶつけた時、本当に正常な人間関係が育ってくることを、身をもって体験しました。
お母さん自身が自然体になることで、きっと息子さんは感謝や思いやりの心を自分から学んでいくと思います。もう大人ですからね。

この回答への補足

回答ありがとうございました。
恐縮ですが、本件は、「可能」「不可能」の主観を問う物ではありません。
また、お母さんに対して「心の二次災害」を引き起こす回答を期待する物でもありません。
尚、本件の主旨である「お母さんが息子に対して行なえるアプローチの方法」が解らない場合は、「回答しない」または、「質問を無視する」という方法が選択できます。

補足日時:2006/11/17 09:06
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お母さんは息子さんの為にいろいろなことをしてきたのでしょう。


でもこれからは、お母さんは自分自身の為にいろいろなことをしたほうがいいと思います。
だからといって、息子さんのことをないがしろにしなさいということではありません。
手作りのお菓子を作るのも、お土産を買うのも自分自身が楽しむためにするのです。
誰かの為にするわけではないので、感謝されることを求めるわけではないですよね。
否定的なことを言われたとしても自分が好きだから、気に入っているからと言えばすむことだと思います。
もしかしたら思わぬ感謝をされることもあるかもしれません。
感謝されることを求めて何かをすると上手くいかないことが多いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>否定的なことを言われたとしても自分が好きだから、気に入っているからと言えばすむことだと思います。
>もしかしたら思わぬ感謝をされることもあるかもしれません。

成る程…と思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/17 07:40

息子の成育環境で父親が母親に対して全く評価をしていないところから、息子が母親を全く評価していないと思われます。


現在の状態では、極悪非道な犯罪者から何かをしてもらっているのと同じで、それを「ありがたい」と感じることは無いと思います。
母親を評価できる基準を造ることから始めなければ、どのような行動をしても意味が無いと思いますので、母親の今までの人生の説明から息子に対してしてみてはいかがでしょうか?

日常で起こったことなどを話してみることも良いかもしれませんし、母親の友人に母親の良い面を話してもらうのも良いかもしれません。
母親の評価を上げることが一番大事だと思いますが、あせって評価を押しつけると逆効果となるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>息子の成育環境で父親が母親に対して全く評価をしていないところから、息子が母親を全く評価していないと思われます。

このケースの場合、確かにそのように考えるのが妥当だと思いました。

>母親の今までの人生の説明から息子に対してしてみてはいかがでしょうか?
>日常で起こったことなどを話してみることも良いかもしれませんし、母親の友人に母親の良い面を話してもらうのも良いかもしれません。

これらは、関係を築く上で、非常に有効手段だと思いました。

>母親の評価を上げることが一番大事だと思いますが、あせって評価を押しつけると逆効果となるでしょう。

確かに仰る通りです。
時間をかけてじっくり取り組む方が良いと思いました。

本当に、ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/17 07:33

おそらく息子さんの甘えだと思います。


お母さんにワガママを言えるのは気を許してるからではないでしょうか。
口調は父親に影響されたのかもしれませんが中身は違うと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>お母さんにワガママを言えるのは気を許してるからではないでしょうか。
>口調は父親に影響されたのかもしれませんが中身は違うと思います。

大変納得のいく回答です。確かにそれもあるだろうな…思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/17 07:27

家族の誰かが(祖父母でも舅、姑でも良い)息子の行動をたしなめればいいと思う。


「お母さんにそんなことをいうもんじゃない」「今、お母さんに何を言った!」と、しかることによって、息子は言動を反省し、改めるでしょう。
父親の口調を真似て、母親を責めるのはよくあることです。しかし、同じような態度を取ったときに、父親がたしなめるかどうかで、歯止めがかかります。
親子の間でも、正しいことは正しいという人間関係は必要です。父親が行動を正さないなら、祖父母が範を示すべきです。
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この回答へのお礼

親切な回答ありがとうございました。

>父親の口調を真似て、母親を責めるのはよくあることです。しかし、同じような態度を取ったときに、父親がたしなめるかどうかで、歯止めがかかります。
>親子の間でも、正しいことは正しいという人間関係は必要です。父親が行動を正さないなら、祖父母が範を示すべきです。

非常に納得のいく回答です。そのとおりだと思いました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/11/17 07:24

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