電子書籍の厳選無料作品が豊富!

使役動詞のあとは原型?なのですが、たまにppが来たりing形がきたりしているのはなぜですか?
また使役動詞は主語が人だと原型で物だとtoが来ると聞いたのですが本当ですか?原型ではないのですか?

A 回答 (1件)

 自分でするのでなく,他者に「~させる」ことを使役といいます。

日本語でも,「せる」や「させる」は使役の助動詞になります。

 英語では,cause 目的語 to 原形 のように動詞+目的語+ to 原形を用いて「~させる」という使役の意味を表すことができます。force, oblige なども同じような意味ですし,want「~してほしい」,persuade「~するように説得する」なども広い意味では使役と言ってもいいでしょう。

 その中で,特に make, let, have(古くは bid も)は,make 目的語+原形として,to が落ちるため,特殊なものとして,日本では「使役動詞」と呼ぶことが多いのです。
 
 英語では causative verb といい,cause などもそれに含まれるのですが,日本では,原形がくるパターンをひとまとめで教えるために,「使役動詞」としてくくったのが,長年受け継がれてきたのでしょう。

 そして,have についてよく説明されるのが,「彼に時計を直させた」という場合,
I had him repair the watch.
I had the watch repaired by him.
のように,have の後に「直される」立場の the watch がきた場合には過去分詞になるというものです。

 have 目的語+~ing は「~させておく」のように若干,ニュアンスが異なってきます。

 物が主語だと to がくるというのは,
My mother made me go there.
→ I was made by my mother to go there. のように,
受身になると to 原形になるというものです。

 これは make の場合にのみ当てはまり,他の have や let は通常,受身にしません。

 受身の場合であって,物が主語になるわけではありません。

 とにかく,「使役動詞」というのは日本で学習しやすいように make, let, have について勝手に名付けているだけで,あまり用語にこだわらない方がいいでしょう。
 また,get 目的語 to 原形,help 目的語 (to) 原形も合わせて使役動詞として扱うことも多いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!すごく分かりやすい説明でしたo使役の由来なども知ることができて本当にためになりましたo

お礼日時:2006/12/16 21:23

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!