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質問内容はタイトルのとおり分析機器「ESI-TOF/MSで使用できる溶媒」についてです。アプライド・バイオシステムズ社製のマリナー・システム5076というMSなのですが、この機器も含め、一般的にESI-TOF/MSで使用できる溶媒あるいは使用できない溶媒を教えていただきたいです。ちなみに、所有している溶媒は「アセトン、クロロホルム、ヘキサンメタノール、酢酸エチル、ジクロロメタン、THF、トルエン、ベンゼン、アセトニトリル、イソプロピルアルコール」です。

A 回答 (3件)

ESIは溶媒をイオン化させる必要があるため、イオン化しにくい溶媒である極性の低い溶媒(クロロホルム、ヘキサン、ジクロロメタン、トルエン、ベンゼン)やイオン化すると分解する可能性のある溶媒(酢酸エチル、アセトン)は使っても目的物がイオン化されません。

さらにこれらの溶媒を使用することを想定していないのでイオン源が汚れやすくなったり、最悪壊れる場合もあります。きほんてきにメタノール、イソプロパノールなどの分子量の小さいアルコール、アセトニトリル、ギ酸、水などで測定することをおすすめします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。基本的に極性溶媒でないといけないのですね。人から、アセトニトリルは使えないということを聞いたのですが、回答者様の内容からですとアセトニトリルでも測定可能だということがわかり、今後の参考になりました。

お礼日時:2006/12/24 08:51

基本的にはtakes87さんのおっしゃるように誘電率が高く、同時に自分自身が反応しにくい溶媒を使います。

うちのマシン(島津製)の場合だと、デフォルトはアセトニトリル・IPA混合溶媒です。
しかしながら、トルエンでやっていた先輩もいました。
普通はこういう溶媒だと出にくいのですが、その先輩の場合、有機金属化合物でアルコールなどは絶対駄目だったため、ためしにトルエンでやってみたところ、運よくイオンが観測できたようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。今後、トルエン等の有機溶媒で観測できるか検討したいと考えております。

お礼日時:2006/12/24 08:59

そういうのはメーカーに聞けばいいんじゃないの。


全部使えると思うけど。
もしLC-MSにするんだったらLCのカラムに依存しますが、、
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