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先日、下の子(2歳)が抗生剤の点滴をしたのですが、
テストもせず、行いました。

結果的にはアレルギー反応もなく、無事に済んだのですが、
抗生剤テストは必要ないのでしょうか?
なぜ必要ないのかも教えて頂けたら幸いです。
(上の子が前にやった時は、テストしたのですが。。。4年も前のことですが)

よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

皮内テストでわかるのはせいぜい即時型のアレルギーだけです。

アナフラキシーショックなどがそうですが、これらは投与量に関わらず重篤な症状を呈します。(そばアレルギーで亡くなったとか…聞いた事があるかも知れませんね)
つまり、これはテストでも起こりうる可能性があります。

その他のアレルギーに関してはテストをしても、そのご点滴してから起こることも多く、テストの有用性はあまりないと言われています。
実際、テストでマイナスでもアレルギーが出る人もいますし、その逆もいます。

ま、訴訟対策として一応テストをしておけばアレルギーが起こっても仕方なかった事にできますから続けている施設も多いと思います。
実際はテストをやめても事前の問診を強化したり、10分おきに状態をチェックしたりと手間は変わらないんですけどね。
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私は知人の医師に「最近抗生剤の皮内テストはしない病院が増えた」と聞いたことがあります。

理由は「リスクに出会う回数を減らすため」と言っていました。

下記URLを見てもらうと分かりますがこれまで日本では皮内テストをするのが常識だったのですが、昨今は医師の間でも「皮内テストが有効であるevidence(根拠)がない」「いや、ある」などの議論が出るような状態のようです。

参考URL:http://www2.kpu-m.ac.jp/~ccn/topics/topics/w0342 …
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2004年の10月に厚生省(当時は厚労省かな?)が


皮内テストはしないでもよいとお墨付をくれました。
>可及的速やかに中止することを提言する。
とのことです。
詳しくは下記のサイトをご覧ください

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/10/h1028-2a.html
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抗生剤のルチーン皮内テストはここ4-5年の間に行わない病院がほとんどとなりました。

その理由として、

 安全性の問題:投与によりアナフィラキシーを起こす薬剤は、皮内反応でも危険である可能性がある。

 有効性の問題:アレルギーの予測は皮内反応をもってしても難しい。皮膚試験の機械的刺激だけで陽性となる症例が少なくない。セフェム系抗生物質ではそれ自身の化学的刺激で皮膚が赤くなることがある。

などがいわれております。もともと米国などでは一切ルチーンのテストは行われておらず、本邦では習慣的に行われてきました。抗生剤で重篤なアレルギー反応をきたした患者で、皮内テストが行われておらず、医療側の非を認める判例があったことも理由のひとつでした。

 重篤なアレルギー反応は小児では非常に稀ですがあるにはありますので、現在は皮内テストの変わりに、良く問診をとること(過去のアレルギー暦)、投与は最初ゆっくりとしよく観察するなどの対応をとっています。患者さん側の無駄な痛みの回避、医師の労力の軽減つながりました。

この回答への補足

結局のところ、
テストを行ってアレルギー反応を見ても、テストを行っただけでも重篤なアレルギー反応は起こってしまうため、危険であるためテストは行わない。
テストを行っても、テストの反応はアレルギー反応だけではなく、
化学的刺激によって反応してしまう。
よって、テストは行わないということでしょうか?

現在はテストを行わないことが多いのですね。少しびっくりしました。

今は、テストをしなくても、投与後少し様子を見て、変わりなければそのまま投与する。
ということですよね?

確かに痛いことを何回もされたら、子どもも辛いですよね。。。

補足日時:2007/01/18 21:23
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こんにちは。


普段からアレルギーがあるような場合はテストしてからやった方が安全なのでやる事がありますが、特にアレルギーのない場合は、まずアナフィラキシーショックなどの激しい症状を起こす可能性は非常に少なく、少しでも早く使って早く直す、というメリットが考えられます。

もう一点、パッチテストは万全ではありません。
これでOKだから絶対の安心・・・ではないのです。

という点でやらない事が結構多いと思います。
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