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吸光度を求める実験で、吸収極大波長での検量線を作成したのですが、ある濃度3点ほどが検量線上よりもわずかに下にプロットされました。サンプルの濃度の希釈を間違えたわけではありません。
これは「Lamberd Beer則は希薄溶液中で成立するから当然のこと」と大学の先生はおっしゃったのですが、どうして当然のことといえるのでしょうか?分子間の相互作用がこの法則では関係があるのですか?基本的なことかもしれませんが教えて下さい。回答よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

式とか苦手なので経験っぽいアドバイスです。



ランバートベール則は,
吸光度がおおむね1を超えるような大きな値になる測定波長
(あるいは濃度)だと精度が悪くなります。
「ある濃度3点」というのは,高濃度領域でのプロットでは?
高濃度だと,実際の濃度よりも低めに計算されると思います。

吸光度が1を超えて高くなればなるほど,
ずれがおおきくなります。

以下,応用?
あまりにも高濃度で測定すると,
吸収スペクトルの形も変わってしまいます。

ある物質のスペクトルを低濃度(吸光度1以下)と
高濃度(1以上になる波長領域が多い)で測定した場合。

高濃度試料は,吸収が大きい波長領域では吸光度の値が
予想していたよりも小さくなってしまうはずです。
(低濃度で引いた検量線から下にずれる)

あと,測定誤差というのも原理的にあるみたいです。
(リンク参照)
経験者でありながら,定性ばかりやっていたので
そのへんがおろそかに・・・

参考URL:http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/ea/pho …
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Lambert-Beerの法則ですね。

(LamberdではなくてLambertですよ。)もとの式の考え方は、
-dI/dL=κcI
で、ある場所Lでごく短い距離dLを進む光の強さは、そこでの光の強さIと溶質濃度cに比例する、というものだったはずです。
薄い層の中に溶質分子が一様にばらまかれていれば、光の吸収量は溶質分子密度と、飛び込んで行く光子の数とに比例するでしょうが、もし濃度が濃すぎれば、そのモデルはなりたたないのではないでしょうか?
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希薄溶液というのではなく、


吸光度の範囲によります。
吸光光度計で測定する場合は、一般的に比例する範囲は、
0.3~0.7ぐらいといわれています。
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測定誤差の範囲でしょう。

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