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不真正連帯債務の不真正の意味が判りません。教えて下さい

A 回答 (3件)

「不真正」という言葉だけをとれば =ほんものではない= という意味になりますが「連帯債務」と「不真正連帯債務」の違いについて説明しますと



連帯債務は、数人の債務者が同一内容の給付についてそれぞれ独立して義務を負い、かつ、そのうちの誰か一人が弁済しても他の債務者の債務も消滅するという、当事者の合意(契約)や法律の規定によって成立した債務をいいます。
極端な例でいいますと、Aに対してB、C、Dがそれぞれ30万円ずつ債務があり、その債務を負担しあうという契約をした場合、誰か一人が90万円弁済すれば他の者は債務を免れることができます。つまり、債務者の数だけ独立した債務は存在しますが、そこにはなんらかの結合関係ないし共同目的が存在しています(実際には債務者間の負担の割合は定まっていますが)。
対して、債権者が同じでも債務者同士がなんら結合関係の無い、他の債務者に影響を及ぼさない債務、例えば、数人の不法行為が重なりあって損害が生じた場合の共同不法行為責任は、それぞれの不法行為者の間にはなんらの結合関係が無いわけですから、本来の意味で連帯債務ではないので区別して不真正連帯債務とよびます。
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この回答へのお礼

懇切なご説明ありがとうございました 

お礼日時:2007/02/02 07:54

簡単に云うと「ある日突然と支払い義務が発生する。

」ことを不真正連帯債務と云います。
その「突然と」と云う部分を「不真正」といいます。
普通、保証人のように契約によって最初から連帯債務を負っていますが、例えば、スナックのママが客にお酒を与えて、ある日、罰金(この罰金は正式には連帯責任ではありませんが)がくるような場合、他に、雇用者の社長の、社員の不祥事の責任などがあげられます。
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この回答へのお礼

早速にありがとうございました

お礼日時:2007/02/02 07:56
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2007/02/02 07:56

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