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普通、原爆の犠牲者は、その爆風や熱波などでなくなった人か、それが下でガンなどにかかって死んだ人だと思います。しかし当時広島にいた人で60年間生き、原爆と関係ない病気等で死んだ人も犠牲者名簿に書かれ毎年毎年犠牲者数は増えます。これはなぜですか。これでは、日中戦争の犠牲者数を、外交戦略のために爆発的に増やしてる中国と同じレベルになってしまうと思うのですが・・・

A 回答 (5件)

この話題は、いわゆる「原爆慰霊碑」の中におさめられている「死没者名簿」のことだとおもいます。


誤解されている方も多いのですがあれは「犠牲者名簿」ではありません。原爆を体験された方がなくなった場合、必ずしも原爆が原因でなくても申し出によりこの名簿に書き加えられます。
広島市によると「広島に投下された原子爆弾により死没した方々及びその後に死没した方々(被爆者健康手帳の有無、国籍は問いません)の霊を慰め、人類の恒久平和を祈念するため、死没した方々の氏名・死没年月日・死没時年齢を、昭和27年(1952年)から原爆死没者名簿に登載し、広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)に奉納しています。」とのことです。
原爆死を遂げた方のみならず、あのような体験をされた上でその後を生き抜いてこられた方たちに対する慰霊の心で書き加えるものですから、単なる犠牲者名簿ではないということを理解していただきたく思います。

参考URL:http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/000000 …
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お母さんのお腹にいて、胎内被爆した人を知っていますが、生まれつきの病に大変苦しんでいます。


彼女に万一があっても、犠牲者の数には、入れてもらえないだろうと、思います。
原爆症の病院で、「病は、気からと申します」と、言い放った元総理を思い出しました。
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理由のひとつは「認識」の違いでしょう。


当初、放射線障害は、あまり理解されませんでした。
そのため、救援活動のため、現地に入った軍人・軍属、民間人等々の人々が放射性物質を含んだ「黒い雨」等により二次被爆したことが長い間理解されませんでした。
第二は、第一と似たようなものですが、放射線障害に対する認識の違いです。
昨今のパロマ・リンナイ等のガス給湯設備による中毒事故、カネミ油症を始めとする今も続く薬害事件、立ち上がりの対応のまずさから今なお続く公害病事件。それらと構図は一緒です。
被害者が、「どうもこの症状は原爆症が原因ではないか」と思い、医師に相談して、その確証が得られても、国や県の担当者が「臭いものにはふたをしろ」「アメリカが原因だから」と、認めようとしなかったからです。
情報公開が進み、インターネット等で情報の共有化が進んだので、昔だったら分からなかったことが、わかるようになったのです。
それが一番の原因です。
根拠もなく、内戦の犠牲者や共産党の弾圧による死亡者も組み込んで発表する中国と同一視しないでください。
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それだけ、放射能被害というのが恐ろしいという事と、現在の英知を持ってしても解明できないレベルの医療被害を被っていたということなのだと思います。


60年生きたとしても、その間 原爆症や差別、偏見等で苦しんだのかもしれません。
少なくともその方の人生に重大な影を落としていたに違いないと思います。

だから原爆による犠牲者として扱われるのではないのでしょうか?
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理由はいくつかあると思います。


・ひとつは原子力エネルギーの放射能は人間等の生物の細胞を壊し、そのときになんでもなくとも将来体に異常が起きる可能性がある。何年もたってから症状が現れるということです。
・ひとつは原子力エネルギーの放射能は人間等の生物の細胞を壊し、その結果としてその子供たちまで放射能の影響があるということです。
・原爆はその原爆で亡くなった人だけではなく、その影響で病気で亡くなった人まで含みます。だから、原爆や原発についてその開発を問題視する人が多いのです。
※ 私の考えとしてはアメリカを始め原爆所有国はすべての原爆を廃棄しこれ以上の悲劇をなくしてほしいです。原発は実際かなりの電力が原発でまかなわれている状況からするとすぐに全廃はできないと思いますが、安全性を主張するだけではなく、危険性をもっと主張し、だからこのような対策を行なっていると主張していただきたい。危険性を主張しないで原発に開発を行なっているため、その対策がおなざりにされているようにみえます。
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