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ふと思った疑問。

「大気」を持つ天体の「大気の圧力」は、何の要素で決まるのでしょうか。
「重力」だとしたら、地球より重力の小さい「金星」はなぜ、地球の100倍近い大気圧なのでしょうか。

天体の大気圧が決まる要因を教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

 重力と、それから構成成分の比率です。



 より重い成分を多く含む大気は、軽い重力下でも惑星から逃げにくくなり、結果として大気圧は上昇します。
 ですがどんなに大きな重力を持つ惑星であっても、大気に軽い成分しか含まなければ惑星からどんどん逃げてしまい、気圧は下がります。

 金星の場合、たしか、二酸化炭素の量が地球と比べて多いんじゃなかったでしたっけ。
 二酸化炭素は、太陽系の大気を構成する成分の中では比較的重い部類で、小さな重力下でも大地に留まって気圧を上げる要因となります。
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この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。
なるほど!納得です。
同じ深さのそれぞれの容器に、水と水銀を入れたときの、容器の底の部分の圧力が違うことと同じなんですね。

理解するきっかけがなかなか見つからず、悩みましたが納得できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/16 15:58

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